この日の 周辺の山々の天気予報は どこも良くなく、
それでも 大丈夫そうな山は無いかと探していて ふと思いついたのが・・・
登米市のMさんからお誘いいただいていた早池峰山。
さっそく予報を見ると、
登山指数Cランクの山がほとんどの中、早池峰山はAかB。
Mさんに連絡してみたら、
急なお願いにも関わらず 案内してくださるとのこと。\(^o^)/
独りでは なかなか行こうと思わないであろう早池峰山。
( 車で4時間。運転に自信のない私には、ちょっと・・・(;^ω^) )
このチャンスを逃さず? 行くことにした!
朝4時前に自宅を出発。
待ち合わせの新庄まで ちゃんと行けるか心配で すごく緊張していて、
途中 2度もコンビニのトイレに行きながら
1時間ほどで 無事に着いた。(;^ω^)
今回は、Mさんと娘さんと私の3人。
Mさんたちは 登米市を3時頃に出てきたはず。
すみません! ありがとうございます! <(_ _)>
「 次回からは 自分で行けるでしょ。」
はいっ!
( たぶん・・・。(;'∀') )
新庄から Mさんの車に乗せていただいて、早池峰へ。
☀マークがたくさんあった早池峰山の予報は、
いつの間にか☁ばかりになっていた。
少しでも晴れ間があるといいのだけど・・・。
新庄から、さらに2時間ほど進んでいったところで、
「ほら、獅子頭だよ」
と言われて見ると、山の上に・・・
ズーム。
こんにちは!
シーズン中の土日は、
登山口まで車で入ることは出来ず、
手前の駐車場に車を停めて シャトルバスで移動とのこと。
予定より早く7:15頃に駐車場に着き、バス乗り場に行くと、
7時半発のバスは すでに登山客でいっぱい。
8時発のバスまで待つことになるのかな?と思っていると、
この日は臨時バスが増便されるとのことで・・・
こんな感じの臨時便に 乗ることができた。 (;^ω^)
たのみますよ~。
「シャトルバスに乗って登山口まで行く」って、初めてだなぁ。
外に広がるのは、地元の山とは違う風景。
窓ガラスに張り付いて ずうっと外を眺めていた。
30分ほどで 小田越登山口に到着。
バスを下りて・・・まずは これを購入!
これも 初めて!
山頂には、
トイレではなく「携帯トイレ使用ブース」があるという。
携帯トイレ、今まで使用したことないけど、
ちゃんと使用できるかなぁ・・・と ちょっと心配。
ま、なんとかなるか。(;^ω^)
スタート前に 登山口の仮設トイレを利用。
準備をしながらMさんに質問。
「Mさん、あの木、ダケカンバですか?」
「そうだよ。」
私が今まで見たダケカンバは、
風雪のために グニャグニャ曲がってるものが多かったけど、
ここのは スラッと伸びている。
「こっちのは素直なんだよ(笑)。」
地図の文字が小さくて見えないけど、
赤で示された登山口から北へ。 緑で示された早池峰山山頂へ。
コースタイムは4時間半ほどだけど、Mさんは
「あちこち寄り道しながらなので 6時間はみています」
とのこと。( ´艸`)
ほお~。
携帯トイレ改修ボックスが設置された登山口をスタート。
辺りの様子が 今まで登った山と全然違うので、
それだけでテンションが上がる私。
ギンちゃん、おはよう!
コケちゃん、おはよう!
うわ~
きれいなコケたちが いっぱい! \(^o^)/
緑の花火みたい。
「ゆっくりでいいよ~。」
と言いながら、けっこうスタスタ歩いて行くMさん。
あんまり遅れないようにしなくちゃ・・・と思いつつ、
やっぱりキョロキョロして 遅れがち。
同じ東北地方にあっても、
いろんな山があるんだなぁ・・・
と思いながら歩く。
木々の間から 向こうを見る。
少し進んだところで 渋滞。
団体の方々が前にいたようだ。
前が詰まり気味な分、
その辺の花たちを じっくり眺める。
ゆっくり進むと・・・
おおっ!! 視界が開けたぞ!
視界が開けたところでふり返ると・・・
向こうには 薬師岳が。
視線を 少し東に移す。
さらに登ってから ふり返ると・・・
登山口の近くにあった小田越山荘が見えた。
あそこから登ってきたのか~。
うわ~ 今まで見たことのないような景色!
なんだっけ・・・『蛇紋石』だったかな?
登るにつれて、植物たちの姿が。
これは『ハヤチネウスユキソウ』かな。
ゴツゴツの岩・石を登り続ける。
なかなか急なところも。
黄緑色の・・・ランの仲間?
これは『ジャコウソウ』だと Mさんの娘さんSさんが教えて下さった。
見慣れない景色に、
いったい自分がどこにいるのか 分からなくなる。(;^ω^)
あちらこちらの岩にあったこの看板、岩手県ならではのもの?
ここまで登って来たぞ。
小田越山荘が 点のように見える。
『二合目』の標示あり。
『ミヤマオダマキ』だろうか?
実は、
この日 私が一番気になったのは、この花だった。
ガスの中から 薬師岳が現れるたびに
撮ってしまう。( ´艸`)
向こう側に ドデデ~ンと。
アスチルベのような・・・。
スターダスト?
さっきのとは少し違うスターダスト。
何ていう名前だったかな・・・。(;'∀')
「 『アケボノソウ』だ。」
とSさんが教えてくれたのは、こんな花。
はじめまして! \(^o^)/
細長くて濃い紫色なのが特徴的。
Sさんも、今季だって言ってた。
会えてラッキー!
こちらは『ナンブトウウチソウ』。
月山や鳥海山で見るトウウチソウより 濃いピンク色。
これは・・・『アズマギク』?
あちらこちらに咲いている花を眺めたり
ふり返った景色を眺めたりしながら
ようやく五合目に来た。
この先も ゴツゴツした岩・石登りが続くみたい。
岩・石の間に いろいろな花が咲いている早池峰山。
五合目から上には
どんな花たちが咲いているのかなぁ?
・・・②へ続く・・・