途中から一緒に登って来た方から「母狩山まで同行させてほしい」と言われ、
ビックリ。(*_*)
「以前は山菜採りしてたけど しばらく山を歩いていない」
と おっしゃってたし・・・
中ノ宮から少しの所で後ろから来た時、息を切らせて登っていらしたし・・・
金峯山から先、けっこうな急登があるし・・・
今日は暑いし・・・
どうだろう?
「あの~ 水分、持ってますか?」
「持ってます」
「食べるもの、持ってますか?」
「あります、あります。」
・・・・・
「じゃ、ゆっくり行きましょう。(;^ω^)」
ということで、
その方と 母狩山まで ご一緒することになった。
2度目の以東岳日帰りの時に同行をお願いしたOさんも
こんな気持ちだったったのかな。(;^ω^)
あらためて、
Oさん、同行させてくださって ありがとうございました。<(_ _)>
ちょっと心配な気持ちで 金峯山山頂を出発したのだけど・・・
なんと、
山菜採りをしていたその方Mさんとの視線・視点の違いに
驚かされたり笑わせられたりすることとなった。
そして、
そこにあるもの全てが目に見えてる・目に入ってるのでなくて
意識しているものが目に入ってくるんだなぁ・・・
と、改めて思ったのだった。
最初の急坂。
前回登ったのは 雪がある時。
金峯山~鎧ヶ峰の間の尾根道、
気持ちいいなぁ・・・
木漏れ日も いい感じ。
やっぱり 来て良かったなぁ・・・
なんて思いながら歩いていると、突然Mさんが、
「あっ! 熊が寝転んで遊んだ跡だ。」
「ほら、ここも。
やっぱり 熊いるんだ~。」
と言って 指さした。
Mさんが指さした辺りを見ると、
たしかに 草が倒れていて、何かが寝転んだような跡があった。
でも・・・
言われなきゃ わからなかったなぁ。(;^ω^)
やっぱり 山菜採りしてたMさんの目は 私とは違うなぁ~。
「出た~ 東側の切れ落ちた斜面! (;^ω^) 」
と私が言うのと ほぼ同時に
「わ~ ゼンマイが いっぱい ありそう💗 ( ´艸`) 」
とMさん。
思わず笑ってしまった。
すると今度は・・・
「ほら、ほらっ! 動物の足跡!」
見れば、確かに足跡が一つ。
でも、
言われて よ~く見なければ、気づかなかった。(;^ω^)
進むにつれて Mさんがイキイキしてきた感じが。( ´艸`)
垂直に近い斜面に生えてる木、
毎度思うけど・・・スゴイ!
また急坂を登り・・・
もう一つ急坂を登ったら鎧ヶ峰だぞ、
と思ったら、・・・
鎧ヶ峰に到着だった。
Mさんとお喋りしながら歩いていたら
その前の急坂も気にならずに?登ってきてしまったみたい。( ´艸`)
月山、スッキリ。
金峯山も・・・
その向こうに広がる庄内平野も・・・
遠くの鳥海山も・・・
青空も・・・海も・・・
キレイだ~!\(^o^)/
「温海嶽だぁ~」
と私が言うのと同時に、今度は・・・
「あ! コシアブラ!💗」
・・・またまた笑ってしまった。
『次三角点』って書いてある?
景色を眺めながら しばし休憩。
さあ~
この鎧ヶ峰から 向こうの母狩山までの間が
ダダ~ッと下ったり ダダ~ッと登ったり なかなかキツイところですぞ。
では、ゆっくり行きましょう!
と、改めて言わなくても、
たいていは ゆっくりなんだけどね。( ´艸`)
木々の枝の向こうに ヤマザクラのピンク色。
キツイ登りは、ゆっくり休み休み。
振り返ると、
鎧ヶ峰からのびる尾根の斜面に たくさんヤマザクラが。
こんなに たくさんあったのか~とビックリ。
「あ! ジュウニヒトエだ!」
と、Mさん大興奮。
確かにジュウニヒトエに似てるけど・・・
ニシキゴロモとか言う花だったような気がする・・・。
どうだったかな・・・。
どんどん遠くなる鎧ヶ峰。
また急登。
鎧ヶ峰が ちょっと下に見えるようになったぞ。
ロープも登場。
木の根の階段も。
西側斜面。
空気も緑色に感じられる。
そして まだまだ急登。
ちょこちょこ残雪が現れるように。
西側斜面。
ブナの芽が
あちらこちらに。
ちょっと残雪が増えてきたかな。
あらら~
目の前に マンサクが立ちふさがる。
( 辺りに倒れてる木の多くが マンサクだった。)
この辺りが 一番歩きにくかったかな。(;^ω^)
滑らないように登る。
Mさん、しゃがみ込んで 一息ついてるのかと思ったら・・・
「雪、美味しい💗」
だって。(;^ω^)
「あ! モダシだ!」
というMさんの声に、2・3歩戻って見てみたら・・・
たしかに。( ゚Д゚)
さすが、山菜採りの人の目は 違うなぁ~。(;^ω^)
もっと登る・
鎧ヶ峰も金峯山も 下に見える。
尾根に上がったぞ、
と思ったら・・・
山頂は まだ向こうだった。(;^ω^)
ちょっと下ったり・・・
また登ったり・・・。
さっきの小母狩?が下に見えるようになったら・・・
山頂に続く尾根が見えてきた。
谷定登山口からの道と 合流~。
母狩山山頂に 到着~! \(^o^)/
予想通り、
残雪の上には 小さな虫がいっぱい!
ちょうどお昼時。
どこで休憩しようかなぁ・・・。
・・・③へ続く・・・