栗駒山頂の向こう側を見てみよう。
陽の光が 登山道を下るように動いていく。
スポットライトが当たってるみたい。
山頂から下ってすぐの草紅葉に・・・
その下のチシマザサの辺りに・・・
さらにそこから下った見事な紅葉に。
その紅葉の中に、立ち止まって景色を眺めている人の姿が
小さく。
しばし景色を眺め、山頂を後にした。
雲が晴れてくれることを祈りつつ。
陽が差すたびに 立ち止まりながら。
向こうの紅葉を眺めたり・・・
すぐそばの紅葉を見たり・・・
しっとりした紅葉の山肌。
陽が陰ったり・・・
ガスが晴れたり・・・
また ガスが かかったり。
それを繰り返している分、
ガスが晴れて陽が当たった時の紅葉が
鮮やかに 目に飛び込んでくる。
須川コースの道が見えた。
天狗平の辺り、
岩手側から宮城側へ ガスが稜線を越えて流れていく。
少しずつガスが晴れてきて
天馬尾根コースの道が見えるくらいになってきた。
湯浜コースの方にある虚空蔵山も 紅葉で赤くなってる。
ガスが晴れますように!
・・・と祈りながら歩く。
9:58 天狗平に戻る。
湯浜コースに少し入った撮影ポイントで 撮影中の人アリ。
私たちはさっき あの少し手前で引き返してきた。
「 あの人がいる所まで行くと ホントはいいんだけどな~。」
とMさん。
9:58 ここから今度は、
天馬尾根コースに入り 秣岳の方へ。
こんな道を歩いていく。
目の高さにドウダンツツジやカエデの色が。
足元にも紅葉した葉が。
ゴゼンタチバナの葉も 紅葉するんだな。
青空が 見えてきた!
ふり返って見た山頂の方は
まだ こんな感じ。
向こうに岩みたいなのが見えてきた。
あそこが『展望岩頭』かな。
その手前にも 展望ポイントみたいなところが見える。
ズーム。
どちらの展望ポイントにも 登山者の姿が。
それにしても すごい紅葉。
サ~ッとカーテンを引くように
目の前をガスが流れていく。
ふり返って見る。
こんな色の中を歩いてきたなんて。
10:12 展望のよい場所。
眼下に 龍ヶ原湿原が広がっている。
登りの途中で立ち寄った昭和湖。
秣岳と そこに続く稜線を 目で辿ってみる。
須川湖。
もう少し経ったら、
あの辺りも 紅葉・黄葉するんだろうな。
「もう少し行きましょう。」
少し先にも展望の良い所があり、
そこで休憩することに。
でも、
まずは 景色を眺めて。
草紅葉の中、池塘に青空が映っている。
秣岳、龍ヶ原湿原、須川湖を1枚に。
青空の色があると、山頂の色が違って見えるな。
Mさんから コーヒーと生どら焼き、
Yさんからも パウンドケーキをいただき、
素晴らしい景色を眺めながら しばし まったり。
・・・④へ続く・・・