美しいブナたちに見とれながら
広く急な斜面をのんびり登っていく。
振り返って見る。
うわ・・・
とか、
いいなぁ~・・・
とか、
きれいだなぁ~・・・
とか、
何度も何度も声をあげながら登る。
「虎毛山の小屋が見えるよ~。
小屋に泊まって 山頂付近の池塘を見ながら のんびり散策するのもいいなぁ~」
山頂付近に池塘があって 花がたくさん咲くなんて・・・
素敵ですね~。
踊っているみたいなブナたち。
なんちゃら光線をビビビ~と出しているようなブナ。
広い尾根に上がった。
キョロキョロしながら進んでいくと・・・
あ、熊棚だ。
あんな細い木に登ってブナの実を食べたんだね~。(;^ω^)
遠くの景色を眺めながら このまま歩いて行きたいところだけど・・・
雪庇を避けて いったん こちらへ。
美しいブナたちを眺めることができただけでも
ここに来て良かったなぁと思った。
再び尾根の東側へ出ると・・・
いくつもクラックあり。
この辺りなら大丈夫かな~という所を登って。
また このまま登って行きたくなったけど・・・
やはり雪庇を避けて こっちへ。
うひょひょ~。(;^ω^)
ドキドキしながら進んだよ。
日が当たる虎毛山の稜線を 何度も眺めながら歩く。
「あった あった、この木!」
大きなコブのあるブナ。
木々の向こうに白い山頂が見えている。
「ウサギも ここを登ってるよ~」
ホントだ。( ´艸`)
近づいてくる山頂。
雪の上にバラバラ落ちているのは、ブナの実の殻。
この辺のブナは、昨年もけっこう実をつけたのだろうか。
ここから また 東側へ出てみる。
またブナの林の中に戻って・・・
前方の、山頂まで続く尾根に上がる。
この辺りは、
強風が吹き抜けるのか、クネクネの細いブナが いっぱい。
ドーム状の山頂と熊棚。
さぁ、尾根に上がりますよ~。
じゃん!
山頂に近づいてきた~。 が、どんどん真っ直ぐ登っていくわけではなく・・・
雪面の模様?が気になって・・・
木々の間に入って行ってみたりして。(;^ω^)
さぁ、今度は行くよ~!
・・・と思ったら、
南側斜面のブナに 熊棚があるのが目に入った。
ほら、あそこにも。
今は 熊の姿はナシ。(;^ω^)
振り返って見る。
虎毛山かぁ・・・。
今までは遠い遠い山に感じられていたので
私の行きたい山の候補に挙がることはなかったけど・・・ こんなふうに眺めたら、
「いつか行ってみたい山」になったなぁ・・・。
ここを登り切ると・・・山頂か?
あ、あの陽が差してるところ、
もしかして神室山じゃないか?
キョロキョロ景色を眺めながら登って行ったら・・・
あらっ?・・・
山頂は まだ先だった。(;^ω^)
あの雪庇のある辺りの・・・その先かな?
周回している人たちは、
あの向こうの尾根の方へ下って行ったのかな・・・。
おお~
スタート地点のカモシカ橋が
ずっと下の方に見えるよ・・・。
そして・・・
ガスがかかっているのが神室連峰かな? \(^o^)/
11:05頃 軍沢岳山頂に到着。
すごい雪庇だぁ・・・。
スゴイ雪庇の後方にある神室山の上の方が ガスで隠れているのが残念。(;^ω^)
小又山の上の方にも・・・ガス。
向こうに行くには・・・
ここから下って・・・の雪庇の所を歩いて・・・
さらにその奥の急な尾根を登って・・・かな?うわ・・・。
私が こうやって 眺めているこの瞬間にも、
どこかで雪がザザ・・・と雪崩れているのだろうか・・・。
どこかに陽が差すたびに 撮ってしまう。
上には青空が広がっているけれど、
ちょうど連峰の上の辺りをガスが流れていく。(;^ω^)
一瞬見えた神室山。 \(^o^)/
小又山の山頂も
見えそうで見えない。
雲がドンドン流れ、陽の差す場所が移動していくたびに撮ってしまうけれど、
きりがない。(;^ω^)
神室連峰の方の景色を眺めながら 休憩~。
おにぎりよりも先に、
サクラの香りのどら焼きをコーヒーとともに。( ´艸`)
北東の方に見えたのは『高松三山』だそう。
腰を下ろした場所の近くには、
たくさんの脚をワシャワシャ動かして歩きそうな木。(;^ω^)
予報だと風が出てきそうだったけど それほどでもなかったので、
山頂で のんびり景色を眺めながら1時間ほど過ごしてところで・・・
そろそろ下山しましょうか。
・・・④へ続く・・・