鳥海山の御田ヶ原~千畳ヶ原~笙ヶ岳をのんびり歩いた翌日、
今度は月山へ。
前日 長時間の山歩きをしたので、
この日は、姥沢からリフトを使って登り、花を眺めながら少し歩こう、
と思った。
・・・が、しかし・・・
7時頃に家を出発して間もなく 月山の方を見ると、
姥ヶ岳付近にドンヨリした雲がかかっているじゃないか!
ということで、予定を変更。
8合目の方から登ることにした。(;^ω^)
昨日 歩いた鳥海山も
今日は 何となくドンヨリ。
姥沢からリフトの運転開始に合わせて出発したので
8合目の駐車場がいっぱいになってないかなぁ・・・
と心配したけど、
余裕で?停めることができた。
駐車場から庄内平野をパチリ。
8:13 登山口をスタート。
登山口付近で準備運動をしている団体客のそばを通り、
歩き始めた。
さっき準備体操をしていた団体の方たちは
参籠所の道から登っていくみたい。
私は いつものように右側の道から。
今のところ、山頂はハッキリ見えてる。
この10日ほどで、咲いている花が変わった。
山って、1週間経つと 違う山みたいになるんだよな~。
だから 毎週 同じ山に登っても飽きないんだけど。( ´艸`)
モウセンゴケ、
白いつぼみが いくつも見えてる。
池塘のある風景、やっぱり いいなぁ。
ミズバショウさん、
あなたの苞が この後どうなるか、2年前に知りましたよ。
パカッと割れて、中から 種を含んだドロドロしたものが出てくるのでしたね。
6月の中島台レクリェーション広場で初めて見た時には衝撃を受けましたよ。
最初のゆるい坂を登って行く人の姿が見える。
大きな池塘。
カルガモ親子の姿を探したけど、見当たらなかった。
向こうの弥陀ヶ原の方にいるのか、
それとも今年は ここで子育てしていないのか。
振り返って見る。
大きな池塘、ズーム。
弥陀ヶ原湿原の方。
マイヅルソウの実ができてる。
東側からは 東風と共に滝雲のような雲が来て 山の上を這うように流れ、
西側からは 煙のようなガスが流れてくる。
ふと前方を見ると、何かの動物のような形の岩が見えた。
(ちゃんと写ってないけど、クマのような形に見えた。)
向こうに庄内平野が見えているということは、
我が家からも こっちが見えているのかな~。
残念ながら 鳥海山の上の方は雲の中に。
あれ?
雪渓の手前で立ち止っている人たちがいるぞ?
近くまで行って見たら、高校の同期のYちゃんとEくんご夫妻と娘さんだった。
トレーニングとして来たらしい。
「情報収集不足で 雪渓があるとは思ってなくて、
ランニングシューズで来ちゃった~。(;^ω^)」
と、Yちゃん。
ランニングシューズで雪渓を渡って行くのを迷っていたみたいだけど・・・
「そういえば、高校1年の頃、学年行事で月山登山があったんだよね~。」
なんて話になって、
「そん時は、普通にスニーカーで雪渓も どんどん歩いてたよね~」
と話しているうちに、登って行く気になったようだ。
私も、トレラン装備で8合目~山頂を往復したことがあるけど、
それは もうすっかり雪渓が無くなっている時期だった。
ちなみにその時は、登り1時間半、下り1時間。往復で2時間半。
今は、登りだけで5時間(紅葉の時期)なんてこともある。(;^ω^)
いろんな山歩きがあるよね。( ´艸`)
今は、コースタイムの1・5~2倍の時間はかかる心づもりをして登る。
のんびり写真を撮りながらだもんね。
遅くまで雪渓が残っていたところには チングルマの花が咲き・・・
早くから雪が解けていたところでは、
チングルマは もう花穂に。
9:38 9合目 仏生小屋に到着。
仏生池にいっぱいあったクロサンショウウオの卵嚢は
ほとんど見えなくなっていた。
この草むらのどこかにいるのかなぁ。
前回は 小屋で月山筍汁をいただいたけど、
この日は そのまま先へ。
・・・②へ続く・・・