鳥海山麓の秋田県側、由利本荘に
『桑ノ木台湿原』という所があることを知った。
5月下旬から6月中旬には、
残雪の鳥海山をバックにしたワタスゲやレンゲツツジが見られるようだ。
行ってみたいなぁ・・・。
ご一緒してくださるという先輩Yさんと
朝6時に 道の駅 鳥海ふらっと で待ち合わせ。
自宅を出た時には 雲が優勢。
晴れるのは昼頃からの予報。
それでも朝から出発。
駐車場がいっぱいになる前に 現地に着きたい。
なるべく早く晴れますように!
と祈りつつ、遊佐へと車を走らせた。
途中 立ち寄った遊佐のコンビニで、ツバメの巣を見かけた。
卵をあたため中かな?
晴れていれば、
この正面に 大きく鳥海山が見えるのだけど。
ここも 、どど~んと向こうに鳥海山が見える場所なんだけどな。
雲が無くなるのは いつ頃からか。
秋田側に入ってからも、以前として灰色の雲が空をおおっている。
雲の切れ間から ちょっとでも光が差し込むと
「うわ~」とうれしくなったりして。
パノラマライン途中の展望スペースで
ちょっと休憩。
こっちには『九十九島』が見えるそう。
ガスの中、風車がある所に着いた。
『ひばり荘』。
ちょっと降りてみることに。
意外に外は寒く、冷たい風が吹いているので、ウィンドシェルを着て。
南側に『東京』と『鳥海山』の文字が並んでいるのがオモシロイ。
晴れていれば 向こうに鳥海山が見えるのかも。
止まっている風車を そばまで行って見上げてみた。
異世界に来たよう。(;^ω^)
車道脇に展示されている 風車の羽。
1枚の長さは 30mほどあるみたい。
それだけ大きくて重いものがグルグル回ってるんだから
すごい音がするわけだ。
案内表示が出てきたぞ。
!!!
鳥海山の山すそが 少し見えてきた!
どんどん晴れてちょ~だい!
道の脇にも川沿いにも ウツギがいっぱい。
午後から☀になってるけど、ほんとかな~?
・・・と言いたくなるような曇り空。
ゆっくり行きましょう、ということで、
花立公園付近に立ち寄り。
駐車スペースに車を停め、
湿地の中の木道をちょっと歩いてみた。
この白いフワフワしたのは サギスゲとのこと。
空に浮かんでるようなヒツジグサ。
ヒツジグサって、スイレンのことかな。
中央部分から茶色の葉が出ているのが印象的なこのシダは
ヤマドリゼンマイというのだそう。
季節ごとに いろんな花が見られるよう。
大きくなったミズバショウの葉のそばに
小さなトゲトゲちゃん。
朱色のレンゲツツジが 目に鮮やか。
桑ノ木台湿原にも たくさん咲いてるかな。
種ができてるのは ミツガシワかなぁ・・・。
そのうち・・・
雲の隙間から ちょっとずつ青空が見えてきた。
もっともっと広がってくれ~!
さて、
そろそろ 桑ノ木台湿原駐車場へ向かいましょうか。
ブナの林が見られるようになってきた。
おお~。
これは、木山さんのイラストによる地図ではないか。
新緑の林の中の道を緩やかに登っていく。
駐車場付近に到着。
湿原の入り口は右側にあるけど、まずは左折して駐車場の方へ。
左折して間もなく『森の休憩所』という新しくて立派な建物が見えた。
車を出ると 私たちを待っていた?のは・・・
虫!(>_<)
車の中に虫が入らないよう気を付けてドアを閉め、
急いで虫よけを吹きかけた。
ここからシャトルバスが出ているようだ。
中に入ってトイレをお借りする。
シャトルバスに乗って すでに湿原に向かった人たちもいるかな。
休日だし、昼頃から晴れの予報だし、たくさん人が訪れるだろうな・・・。
静かな湿原をのんびりしたいと願いつつ、
自分もそこを訪れる一人なんだよな~(;^ω^)と思う。
・・・②へ続く・・・