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ふと目にとまったものや感じたことを写真と言葉で綴るBLUEの日記。

◆6/18 倉沢登山口から摩耶山へ④…下り

 

             12:45頃  下山開始。
              ソリクラコースを下る。

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            足元の不安定な急な下りが続くので、
              両脇の木々の枝を頼りに。

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                山の上の方でも、
            石に苔が生えているようなところも。

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            ロープを使いながらの下降の連続。         

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                  ・・・と、
                                   
              遠くからヘリコプターの音が。
      「今日は 朝日山系でもここでも山開きだから 取材かなぁ?」
            なんて言いながら 手を振ってみたら、
        ヘリコプターが どんどんこちらに近づいてくる。

                         取材なんかじゃない。
                                                              救助だ!!
          それも、今 自分たちがいる この摩耶山で!

               一気に 緊張が走った。

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            こちらのソリクラコースではなく、
          向こうの中道コースに怪我人がいるようだ。

     先を行っていた人たちが 『ブナ休場』で救助の様子を見ていたので、
             私も そこまで下りてから見た。

         向こうの中道コースの登山道に何人かの姿があり、
        そこから数メートル下の斜面に 救助隊員の姿があった。
         足を滑らせて落ちてしまった人がいたのだろうか。

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       救助する人も ヘリコプターを操縦する人も 命がけだ。


             登山の経験の長さにかかわらず、
             気をつけて歩いていたとしても、
             救助が必要になる可能性がある・・・。 

           山は常に危険と隣り合わせの場所なのだ…

            と、あらためて感じた出来事だった。

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         ヘリコプターを見送って 再び歩き始めた人たち。
          どんな気持ちで歩きだしたのだろうか・・・。

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           登りは この左側の御宝前コースから来た。
         下りは この先の雪渓を渡って 向こう側の道へ。

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               すぐに ロープ登場。
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              前の人が下りるのを待つ。

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          ロープで下りる先を見たら、こんな状況だった。

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        「 ロープをつかみながら 梯子を下りてきて!
           でないと、雪渓に渡れなくなるよ!」
             Iさんの大きな声がとぶ。

      大きな声で 後の人に指示を出して下さるところが さすがだ。
      大事なことだけど、できそうで なかなかできないことかも。

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                  ふり返って見る。

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               雪渓の上の方を見る。

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           思ったほど滑らずに歩ききることができた。

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          登りの時に歩いた御宝前コースの方を見る。

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         たしか、向こうのあの岩場の辺りを歩いたのでは・・・?f:id:pft78526:20170620193342j:plain



                   
              あったあった、あそこで休憩した。

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                 その後の梯子。

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               ふり返って見る。

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               まだまだ ロープ。

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            写真奥の方から 御宝前分岐まで来た。
             登りの時は ここから右へ入った。

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             ここから やせ尾根の道が続く。

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               山頂の方を振り返る。
              スゴイ所を歩いてきたな・・・。

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                まだ ロープ場あり。

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         すごいブナの木だなぁと思いながらそばを通ったら、

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             『御祓所』って書いてあった。

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            この辺りからは どんどん歩いて・・・ 

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             登山口の駐車スペースが見えた。

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                水音が大きくなり・・・

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            15:35頃 登山口に到着。
            

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         なんと 橋のそばのガードレールの上に・・・

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                日向ぼっこ?


              川のほうへ下りてみた。              

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     いつもなら「今日も大満足!」という気持ちで終わる山歩きだけど、
       今日は「無事に生きて下山できてよかった」とホッとした。

          ロープ・鎖・梯子のある登り下りそのものは
         とっても面白かった! \(^o^)/ ・・・のだけど、
               コースそのものに対して
       「崩落が起きてもおかしくない状況なのではないか…」    
              という不安を感じて・・・。
          山頂付近の亀裂も 昨年より大きくなっていたし。


             帰宅後 母に電話で報告したら、
         「私が若かった頃に登っていた摩耶山には、
          梯子やロープは そんなに無かったよ。
          やさしい山だったよ。
          この50年ほどの間に かなり崩落が進んだんだね。」
                と 驚いていた。

             このまま少しずつ崩落が進んだら、
       倉沢登山口から摩耶山に登れなくなる日が来るのではないか・・・
                などと思ってしまった。