人でいっぱいの向こうには 行かなくてもいいかな・・・。
神社の方や三角点まで行かずに
いつもの所で昼食休憩にしよう。
13:30頃 山頂付近に到着。
遠回りしたり おしゃべりしたりで、
登りに5時間もかかってしまったぜ。(;^ω^)
山頂付近には アザミが いっぱい咲いてた。
岩根沢コースに少し入ったところで 休憩することにする。
こんなところで。
休憩場所からの神社や小屋の方は
こんなふうに見える。
こっちのコースには人が少ないので
ゆっくり休憩することが出来る。
母と来た時も 旦那と来た時も ここで休憩した。
コーヒーを飲みながら 変化していく雲を眺めた。
「昔は 山頂付近が もっと花でいっぱいだったんだよ。」
と 母は言うけれど・・・
今も いろんな花が いっぱいだよ。
母の心の中にある月山には、
いったい どれだけたくさん花が咲いているんだろう?
「ヒナウスユキソウは 絨毯みたいに咲いてたし。」
と言ってたなぁ。
山の姿も形も、少しずつ少しずつ 変わっている。
13:45 下山開始。
この風景の中に下っていくの、やっぱりいいですな~。
西からの風が 気持ちよい。
・・・(;^ω^)・・・
いくつかの団体の方たちが
「お先にどうぞ。」
と通して下さいました。
ありがとうございました。
緑の斜面に陽が差すたびに 撮りたくなってしまう。
14:20頃 牛首の分岐。
左の道から登って来た。
姥沢から登って来た人たちのほとんどは 左の道へ。
私は 右の道へ。
あれ?
雪渓の上に人の姿が見えるぞ。
スキーヤーだった。
声をかけて 撮らせていただくことにした。
「今季は 今日で最後かな~」
と おっしゃっていた。
小さな雪渓でのスキー。
木道を歩く人たちの姿を見下ろしながら 金姥へ向かう。
静かな道を歩くのは やっぱりいいな。
これから歩く道が見えてきた。
陽の光で 凹凸がハッキリ浮かぶ。
これから行く道。
歩きたいなぁと思いながら 何度も眺めた道。
紅葉する頃のこの斜面も キレイなんだよな~。
14:43 金姥の分岐。
登りは、ここを真っすぐ姥ヶ岳の方へ行って遠回りしたんだった。
ふり返って見る。
あの山頂も もう見えなくなるかな。
下りは 写真を少なくして 歩いた。
人の姿が見えない、静かな道。
熊さんは怖いけど、
やぱり 静かな道がいいな。
施薬小屋が見えてきた。
雪渓が解けて間もない場所では まだ春の花が咲いていたけれど、
秋の花も チラホラ咲き始めていて・・・
季節は 確実に秋に向かっていることを感じた日だった。
清身川の渡渉地点でふり返って見る。
登りの時、柏の方が 水を飲んでいたのを思い出し、
私も飲んでみた。
冷たくて美味しかった!
雪渓が解けて間もないところに ヒナザクラが群生。
15:15 施薬小屋 分岐。
月光坂の梯子。
それほど急はないし、このまま前向きで下る。
本宮入り口の駐車場が見えてきた。
大雨の際に崩れたのか。
登りの時は それほど気にしなかったけど、
ザラザラ滑るので 気を付けて下った。
下まで来たら、
たくさんの白装束の人たちが 川に入っていくところだった。
15:45 登山口に到着。
登りは5時間、下りは2時間 (笑)。
体調イマイチで ジリジリした陽ざしの下でバテ気味だったけど・・・
姥ヶ岳にも登ることができたし、
緑の草原の中の木道も歩くことができたし、
そのうち縦走したい朝日連峰を眺めることができたし、
静かな湯殿山コースをのんびり歩くことができたし、
2年ぶり2度目の湯殿山コース、歩いて良かったなぁ~。\(^o^)/
(・・・と、無事に下山できると いつも満足。)