「フカフカ雪の金峰山には登ったけど、まだ鎧ヶ峰には登ったことがない」
と おっしゃる 木登り名人ムラカミさんと、
金峰山~鎧ヶ峰へ。
中の宮を7:20頃スタート。
気温の高い日が続き、雪解けが進んでいた。
いつものように、
あちらこちらで 立ち止まりながら。
ウニョウニョ動き出しそうな根。
そのそばに、ポツンとマツの芽。
中の宮から少し登ったところに、
あった、あった!
まだ、つぼみのものが ほとんどだった。
踏みしめられて固い所と ズボッと埋まってしまう所があり、
なかなか歩きにくい今日の雪道。
時々「ズボッ」となりながら、
そして、辺りに春の気配を探しながら、
ゆっくり ゆっくり 登った。
八景台手前の景色の良い所にきた。
今日は、どんより曇り空。
道のわきの日当たりのよい斜面は、
すっかり雪が無くなっていた。
八景台からの 今日の鎧ヶ峰~母狩山。
八景台を過ぎてすぐの 右側の斜面。
雪が残っているところと、雪が落ちて土が見えているところと。
何だか気になった苔。
あら?
ここに木くずをまき散らしたのは、キツツキさん?
時折、太陽がぼんやり見えた。
すごいオブジェのような。
「 この杉の木かな? 家から見えるのは…」
と、しげしげ眺めるムラカミさん。
かわいい足跡たち。
1時間ほどで 金峰山頂の到着。
神社へ。そして展望台へ。
展望台で景色を眺めながら休憩。
黄砂もあるのか、どんよりしていて遠くの方は見えず、残念。
でも、シ~ンとした冬の景色から、ほんわか春の景色になっていた。
( なぜか今日は 展望台から見た景色の写真ナシ。)
神社下の道を慎重に歩いて、鎧ヶ峰の方へ向かった。
うわ~!
この前より、ずいぶん雪が無くなってる!
雪の上を歩いたり、ちょっと土の上を歩いたり…
トコトコ・・・
斜面の雪が・・・。
ウサギの?
近くの木々も 遠くの木々も 芽がだんだん膨らんできたのがわかる。
こ、これは?
「斜面の雪が崩れ落ちていく瞬間を見てみたいですね~」
木登り名人の血が騒ぐ?
あの斜面の雪が落ちるとき、どんな音がするんだろう?
これは、だれの足跡?
わ~! こわっ!
これから近くを歩くココも 迫力ある~!
登り切って少し進んでから ふり返る。
木が雪を支えてるんだな~。
10:35 鎧ヶ峰山頂に到着。
残念ながら、
月山も 虚空蔵岳も 見えなかった。
それでも、
山頂から ぐるっと360度の景色を見渡せるのは いいな。
季節が冬から春へ移り変わる時期の もわっとした景色を眺めながら、
早めの昼食。