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ふと目にとまったものや感じたことを写真と言葉で綴るBLUEの日記。

◆'21/01/06 金峯山③

 

スノーシューの方とNさんは、昼食後 下山するとのこと。
「今日の状況では 鎧ヶ峰の方へ向かうのはキビシイよね~」
と。

 

「そうですよね~。」
と答えたけれど、
心の中には 少しでも鎧ヶ峰方面へ向かって歩いてみたい気持ちがある私は
「でも、10mでも20mでもいいから ちょっと鎧の方に歩いてみます!」
と お二人に宣言。

 

12:21  お二人に挨拶hして、金峯山展望台から歩き始めた。f:id:pft78526:20210108140357j:plain

 

こんな天気の日は なかなか無いから、
このまま下山するんじゃなくて、
ちょっとでもいいから 向こうへ歩いてみたい。 

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さっき神社からショートカットしてきたトレースを登り・・・ f:id:pft78526:20210108140657j:plain

 

 途中から・・・ 

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鎧ヶ峰の方へ向かう道へ入る。 f:id:pft78526:20210108140953j:plain

 

トレースは無いので、もちろんラッセル。 

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雪がついてキレイな木々や 雪面にのびる それらの影を眺めながら
バフバフと歩いていく。
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振り返って見る。 

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左手の上の方に 神社が見える。 f:id:pft78526:20210108141524j:plain

 

 

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ワカンをはいていても 20~30cmくらい沈む感じ。 f:id:pft78526:20210108141730j:plain

 

 

あちらこちらで ザザ・・・と木々から雪が落ちる音を聞こえる。f:id:pft78526:20210108141857j:plain

 


見上げた空は 真っ青! f:id:pft78526:20210108142001j:plain

その青空を背景にした木々が美しい! 

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振り返って見る。 f:id:pft78526:20210108142232j:plain

 

ドキドキ・ワクワクしながら行くと・・・ 

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神社の南側の斜面をトラバースする道との合流地点に出た。 

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 ウサギさんも、ちょっと沈みながら進んだようですな。 f:id:pft78526:20210108142517j:plain

 


ウサギが ちょっとだけ沈みながら駆けてきた道を、
私は ズボズボ埋まりながら進む。 

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少し進むと、作業道との合流地点に来た。 f:id:pft78526:20210108142709j:plain

 

う~ん・・・いい天気だ・・・。 

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こんな日に、まだ昼を過ぎたばかりなのに、
このまま下山する選択肢は 私には無いな。 

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どれくらい進めるか わからないけれど・・・ 

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行ってみよう。 

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ザザザ・・・

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「頑張れ、頑張れ~!」
と後ろから声が聞こえたので振り返ると、
スノーシューが作業道の方へ下っていくところだった。 

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「は~い! ありがとうございま~す!
 どのくらい進めるかわかりませんが、ちょっと行ってみま~す! (^o^)/ 」

 

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予想通り、
夏道には 細い枝が 雪の重みで覆いかぶさっていた。

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夏道から外れ、 歩きやすいところを歩く。

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南東側は こんな感じ。 f:id:pft78526:20210108143721j:plain

 

西側は こんな感じ。 f:id:pft78526:20210108143802j:plain

 

 

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だんだん頭の中から雑念が消えていき・・・ 

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ただただ歩いた。 

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時々 立ち止まって あちらこちら眺めながら。 

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さあ、最初の急坂に近づいてきたよ~。 f:id:pft78526:20210108145636j:plain

まだ時間的にも体力的にも大丈夫。

急坂、登れるかどうかわからないけど、チャレンジしてみよう。 

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あらま、どこを登って行こうかな。 

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急坂な分、雪が太もも辺りまでになる。

すぐ前の雪を潰して・・・蹴り込んで・・・
また すぐ前の雪を潰して・・・蹴り込んで・・・ 

f:id:pft78526:20210108150013j:plain一歩ずつ登っていく。 

 

タッタカ走っていったのは どなた?(;^ω^) 

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もう少しだよ~! がんばれ 私! f:id:pft78526:20210108150156j:plain

 


よっしゃ~!  f:id:pft78526:20210108150249j:plain

・・・と最初の急坂を登り切って右に方向を変え、続く急坂を見ると・・・ 

 

わわっ。どうしよう・・・。(;^ω^) 

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振り返って見下ろす。 f:id:pft78526:20210108150436j:plainここを登ったから、ここでこの日は良しとするか? 
・・・いや、時間的にも体力的にも まだ大丈夫だから、
   もう少し登りたいじゃないか。

 

行けないと思っていた木のそばまで行くと、
くぐって行けそうだったので、くぐって行く。 

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そこをくぐった先には・・・ 

 

今度は倒木。(;^ω^) f:id:pft78526:20210108150621j:plain倒木をなんとか避けて進む。

 

東側は こんな感じで切れ落ちてるから、
あまり端のほうを歩かないように気をつけながら。

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急坂が続く。 
ひえ~っ・・・どうする?
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ここまででも十分な気がするなぁ。(;^ω^) 

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振り返ると、
木々の間から、陽の当たる金峯山が見えた。 f:id:pft78526:20210108151018j:plain

どうしよう・・・。ここで折り返そうか。
でも・・・ここまで来たら、
この急坂を登り切ったところまで行きたいなぁ・・・。 

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 頭で考える私は
「もう折り返して下ってもいいんじゃないの?」と言うけれど、
心の私は
「せっかく ここまで来たんだから、急坂を登り切ってみようよ」と言う。

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迷う時には、結局、
頭で考える方より 心の方・感覚の方に 行動するんだよね。 

 

f:id:pft78526:20210108151313j:plain小枝であるところは 右に回り込んでいく。 

 

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膝でつぶして 蹴り込んで・・・を繰り返しながら
一歩一歩 登る。 

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ゆっくりだけれど、少しずつ登っていく。 

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北西側を振り返ると、
木々の間から 高館山も見えた。 

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フワフワ・モフモフな雪なので、登りづらい・・・。(;^ω^)f:id:pft78526:20210108151718j:plain

 

でも、だいぶ 登って来たな、とわかるので 
もう少しだぞ~ がんばるぞ~と思う。

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このロープのあるところを登り切れば、尾根に上がる。 f:id:pft78526:20210108151838j:plain

 

振り返って 見下ろす。
ほらっ、ここまで登って来たじゃん! 

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あと少し・・・ 

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あと少しだよ~・・・ 

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ウサギも ズボズボ沈みながら進んだな。

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ロープの終わりが見えた。
急坂を登り切るのも もうすぐだ。 

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よっしゃ~! \(^o^)/ \(^o^)/ \(^o^)/ 

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登り切ったぞ~。 

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最初の急坂を登り切ることができて、達成感でいっぱい。 

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振り返ると、金峯山の尾根が見えた。 
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この先の 尾根の方は、 どんな感じなんだろう? 
と思い、ちょっと南側に歩いて行ってみると・・・

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うわ~きれいだ~! \(^o^)/
でも・・・

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どこを歩けばいいのか わからない~。(;^ω^) 

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ということで・・・ 

 

やっぱり、進むのは ここまでだな。 f:id:pft78526:20210108152632j:plain


尾根に上がったところを、この日の折り返し地点にした。 

 

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何度も 南側を見たり・・・

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陽の差す方を見たり・・・ 

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雪面にのびる木々の影を眺めたり・・・ 

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せっかく登って来たので、

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しばし、キョロキョロあたりを眺めた。f:id:pft78526:20210108153653j:plain

 うん、ここまで登ってくることができて、よかった! \(^o^)/


              ・・・④へ続く・・・