週間予報では、金曜日までは天気が良いけど、土日は良くないみたい。
それでも 山には行きたい。
どうしようか。
・・・と思っていた時に考えついたのが、
「27(金)の夕方に御浜まで登り、御浜小屋に1泊。28(土)早めに下山」
・・・山小屋に泊まって 山で夕方~朝を過ごせたらいいかな。
・・・御浜周辺で景色を眺めて過ごす、それだけでもいいな。
と思ったのだった。
そんな時、
先輩Yさんから「26(木)に山頂小屋に1泊して 27(金)に下山の予定だ」ということをお聞きし、
「27(金)に 御浜小屋に もう1泊してください!」
とお願い。
27(金)に御浜に向かったのだった。
あちらこちらが草紅葉になっているのがみえるし、
山の上の方から紅葉のラインが下がってきているのが見える。
月山森の西斜面も紅葉してるんじゃないかな。
こっちの尾根は ずいぶん赤くなっているみたい。
笙ヶ岳。
駐車場から。
スッキリ見えてますなぁ。
15:15 鉾立の登山口をスタート。
2・3歩進んだところでYさんからの電話。
「今 どこですか?」
「これから鉾立をスタートします。」
「え・・・。(;^ω^) 」
Yさんは だいぶ前に着いて、御浜周辺で撮影していたようだ。
暗くなるのが早くなったから、
いつもみたいに ノロノロ写真撮ってないで 登らなくちゃ。
・・・と思いつつ、
青空をバックに 紅葉し始めた木の葉がキレイで
登り始めから あちらこちらで立ち止ってしまった。
同じ木に付いてる葉でも、
色づき方は それぞれ違うんだな。( ´艸`)
あの太陽が沈む前に 御浜小屋に着きたい。
スポットライトを浴びたように
1枚だけ光が当たってる。
この時間帯に こっちに向かって歩いたことはないので
何だか新鮮?
御浜小屋が見える。
日が暮れる前に あそこまで行かなくちゃ。
ズーム。
Yさんの姿は・・・見えないね。(;^ω^)
下山してくる方たちから
「え?! 今からですか?」
と言われるたびに、
「御浜小屋に泊まるんです」
と答える。
この植物の名前、調べたよ。
『ヒカゲノカズラ』。シダの仲間だそう。
クリーム色のが胞子嚢穂、地面を這うように登ているのが常緑の葉。
御浜小屋は まだ向こう。
前方から 白い犬が下って来たのが見え、
思わずカメラを向けたら・・・
カメラに気づいた犬は、
後ろを向いてしまった。(;^ω^)
犬の飼い主の方に挨拶。
そのお顔を見て あれ?と思った。
実家近くの蕎麦屋さんのご主人だった。
こんなところで お会いするとは。
「あれ? BLUEさん? 」
と声をかけられて、ビックリ。
その声からFさんだと分かった。
サングラスかけて 顔をフェイスカバーで覆っていたので、
顔は分からなかったけど。( ´艸`)
お互い ビックリ。
この斜面が紅葉するのは もう少し先だな。
前を見ても・・・
後ろを見ても・・・
徐々に 影が広がっている。
ギボウシの種さや。
紫色がキレイ。
太陽が 山のかげに入ってしまう。
ノロノロせずに進まねば。
下って来る人たちの姿が ポツポツと。
16:19 賽ノ河原。
笹の緑と草紅葉のコントラストがキレイ。
「山小屋で飲むお酒は ホントに美味しいんだよね~。
明日 孫の運動会を見に行かなくてもよかったら、
仲間に入れてほしかったなぁ~」
と言って下っていった 仙台からの男性。
なんてことはない景色でも、
何だか新鮮に感じられて パチリパチリ撮ってしまう。
石の一つ一つが 光っていた。
こういう曲線?に惹かれる。
歩いてきた道は すっかり日陰に。
16:55 御浜に到着。
日が暮れる前に着いて良かった~。
この時間帯に御浜に登ってくるのは初めてだったけど、
いつもと違う時間に歩いて 新鮮な気持ちだった。
さあ、どんな夕方の景色を見ることができるかな・・・
・・・②へ続く・・・