以前、Fさんから
「朝６時半ころから１時間くらい、
下池のハクチョウが飛び立っていくのを観るのにいいよ～！」
と教えていただいた。
なかなかチャンスがないまま過ぎていたけど、
ようやく良さそうな日がやってきた。
朝から晴れの予報の１１月２５日。
玄関を出ると、
西の空には 月が残っていた。
ちょっと遅れたけど、６時半前に自宅を出発。
家を出て少し行ったところで、ちょっと止まって。
湯ノ沢岳～母狩山～鎧ヶ峰～金峯山も すっきり見える。
その後ろの空は、ほんのりピンク色。
東側、虚空蔵岳。
その少し南側に 月山。
西へ向かって 高館山の方へ。
ここから少し進んだところで
空の色が気になって また車を止めた。
虚空蔵岳の左上の雲が 光ってきた。
急いで行くと、
八森山～高館山が、上の方から朝日に染まっていた。
『ほとりあ』駐車場に車を停めた。
朝日に染まる高館山と 月。
車を降りると、
辺りには 鳥たちの鳴き声が響き渡っていた。
ハクチョウも 朝日の色。
『ほとりあ』のそばから東の空を見る。
太陽、昇ってきたぞ～。
うわ・・・
辺りが 金色とオレンジ色に包まれていた。
土手を上がるところで
RUNの先輩Wさんとすれ違った。
Wさんは、ここ大山地区在住。
何年か前から写真を撮るようになり、
被写体が 花から鳥へと広がっていくにつれ、
「走ってる場合じゃなくなってきた」そう。( ´艸｀)
早春の頃、三脚を構えて猛禽類を待ってるWさんにお会いしたこともあったな。
そう、この下池周辺は、
猛禽類を含め たくさんの鳥たちがやってくる『鳥たちの楽園』なのだ。
「カメラ、カメラ・・・。カメラを持ってこなくちゃ・・・」
と言いながら 駐車場に小走りで戻っていくWさん。
戻って来たWさんは 三脚を構え、
３０～４０ｃｍほども長さのあるレンズを付けて撮影していた。
バッグから もう一つのカメラを出して 両方使ってたな。
「 〇〇さん（私のこと）も、
写真を撮るなら、小さいカメラじゃなくて 大きいカメラを買えば？」
とWさん。
ありがとうございます。
「歩いて立ち止まってパチリ、またすぐ歩いて…立ち止まってパチリ」
の山歩きの私は、今のところポケットに入るサイズのカメラで良さそうです(笑)。
時々 山歩きの途中で走ったりもしますから。( ´艸｀)
でも いつか、
もう少し大きなカメラで撮りたいと思う時がくるかもしれないな～。
・・・ということで、
今日は、いつものポケットサイズのカメラで ハクチョウも撮ってみよう。
ブレブレになるのを覚悟で。(;^ω^)
ハクチョウ以外の鳥たちも たっくさん！
ここからは、
辺りに響きわたる鳥たちの鳴き声と羽音を聞きながら、
ただただ ハクチョウが飛び立っていく様子を眺めていた。
ハクチョウたちは・・・
下池の上を ぐるっと旋回してから
餌場の方へと 飛んでいくのだった。
飛び立つ時の羽音が凄かった。
ちょっと場所を移動してみよう。
Wさんが、撮った写真を何枚か見せて下さった。
その美しさ・迫力・スピード感に引き込まれた！
結局 １時間以上も ずうっと鳥たちを眺めていた。
また行こうっと。
雪がうっすら積もってからも 観に行きたいな。
