用足しのついでに立ち寄ったブックオフで 見つけた!
長田さんと荒井さんのコンビの絵本。
迷いなく 即購入。
森に入って行くと、
どこかから 声が聞こえたのだった。
すがたは見えず、小さな声なのに、
とても澄んでいて 気持ちのいい とても はっきりした声。
「 いっしょに さがしにゆこう
きみの だいじなものを
きみの たいせつなものを 」
…聞こえてくる音。
…目に映るもの。
…匂い。
…肌でかんじるもの。
長田さんが伝えたかったのは、
森の中で 自分の五感を通して感じることすべて…。
そして 心の中にある あったかい思い出。
「 森が息しているのは ゆたかな沈黙
森が生きているのは ゆたかな時間 」
私が 今年歩いてきた山々を思い出したながら読んだ。
最後のページには…
「 …だいじなものは 何ですか?
…たいせつなものは 何ですか? 」
今年、私は 山でたいせつなものを たくさん見つけることができた。
来年もまた、だいじなもの・たいせつなものを さがしにゆこう。