下書きの中に、アップしていない記事があった。
4ヵ月ほど前の内容だけど、
ここでアップ。(;^ω^)
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浮世絵には 今まで興味がなかったけれど、
「おもしろかったですよ~」とYさんから聞いて行ってみたのだった。
最初に発行された『保永堂版』と・・・
その16年後に描かれた『丸清版』と・・・
大正時代に撮影された宿場町の様子の写真と・・・
現在の様子の写真と・・・
4枚ずつ展示されていた。
『保永堂版』と『丸清版』とでは、
同じ宿場町を描いていても 構図や使用している色、登場人物などが違っていた。
小さく描かれた登場人物たちを見ると、
その時代の人々の暮らしなどの様子がわかり、
とてもおもしろかった。
また、
スゴイなぁと感激したのは、
版画の絵師・彫師・摺師の技術。
それぞれの構図、とても印象的だったなぁ。
色は、数が限られている中での配置・組み合わせ方など、
素晴らしいなぁと思ったし・・・
版木の木目を生かした背景の作品もたくさんあった。
今まで全く興味がなかった浮世絵だけど、
今 見てみると
すごく新鮮に感じられて・・・
その素晴らしさに感激したりして・・・
110点あったという作品を 1枚1枚じっくり眺めたので・・・
全部の作品を見終わった時には、
けっこう 疲労感を感じてしまった。(;^ω^)
でも、
じっくり見ることができて
見終わった時に心地よい疲労感を感じるような展示を観ることができたのは
うれしいこと。
満足感と 心地よい疲労感とともに
美術館をあとにした。