風雪が強まってきたし・・・
ガスが下りてきて 辺りが白くなってきたし・・・
風でSさんのトレースが消えてきているし・・・
そろそろ引き返すことにしよう。
装束場まで もう少しのところで引き返すのは残念な気持ちもあるけれど、
ここまで来ることができたから十分。
12:39 折り返して戻り始めた。
こんなところを独りで歩いていると思ったら、
ちょっと不安な気持ちに。(;^ω^)
でも・・・
不安よりも、
こんな景色の中を歩いていることの嬉しさ・感激の方が大きかったかな。
振り返ると、
さっきよりもガスが下りてきていた。
やっぱり今日は、無理せず折り返してきて良かったな。
すぐそばに 霧氷のついた木々の枝。
足元にも霧氷のついた枝。
幻想的な景色。
Sさんが ここを歩いた早朝は、
もっともっとキレイだったんだろうな・・・。
そう思うと、
残念なような、ちょっと悔しいような気持ちになるけど・・・
どうしても R112を早朝に走るのが不安なんだよな~。
水しぶき?沢の水?が作る形立ち止まって眺めたり・・・
足元の雪から顔を出してる植物の茎?枝?をしゃがみ込んで眺めたり。
振り返った景色を眺めたり。
同じ道を歩いても、
行きと帰りでは 目に入るものが違ったりする。
登りは左の方から来たけれど、右の道を行ってみよう。
ほんのちょっとの距離なんだけどね。
チラチラ舞っている雪が写りますように。
登ってくるときは あの幅の狭いところを恐る恐る渡ってきたけれど・・・
Sさん、下りは その下を歩いてるじゃないですか。
私も下を行こう。
斜面に生えた木々の細い枝1本1本に
うっすら雪がついている。
し~んと静か。
聞こえたのは、
自分が雪の上を歩く音と
遠くから聞こえるゴ~ッという音と、
水音。
( あれ? けっこう いろんな音が聞こえてる? )
茶色くなった葉のすぐそばに
次の春にための芽。
ねばねば~って感じ。(;^ω^)
しばらく行くと・・・
左手斜面の赤土のところに霜柱が。
クネクネ曲がってる~。( ´艸`)
登ってるときには気づかなかったなぁ・・・。
白い枝のトンネル。
雪を頭上に持ち上げているような芽たち。( ´艸`)
し~んと静かな雪の山道を歩くのって
やっぱり いいなぁ~。( ´艸`)
・・・⑤へ続く・・・