雪を踏む感覚を楽しみながら歩いているうちに
頭の中から ゴチャゴチャした思考が無くなっていく。
沢の向こう側の斜面に黒くて大きな生き物がいたりしないかと
時々びくびくしながら見たりして。
振り返った方には 少し青空が見えるけど・・・
向かう方の空は灰色。
でも、
不安よりワクワクの方が大きいので、迷わず進む。
大木のそばを通るたびに
立ち止まって見上げる。
木に着いた霧氷が落ちてる。
早朝は、霧氷が着いた木々がキレイだったんだろうな・・・。
沢にかかる橋をいくつも渡りながら行く。
あ、
Sさん、石を渡って沢の方へ ちょっと下りて行きましたね。
私も行ってみよう。
おお~
流れが近くに見える~。
この時期ならではの景色。
眺めていても 飽きない景色。
しばし眺めていた。
道に戻って 進もう。
こんな寒い時期でも、苔はイキイキ。
木々に粉砂糖をふりかけたような景色。
そんな景色の中を歩くワクワク。
振り返って見る。
!!!
こ、こんなところも渡るんですね?! (;^ω^)
渡っている途中で・・・
流れて来る方を眺めたり・・・
流れて行く方を眺めたり。
このまま跳ぶと ズルッとなって水の中に落ちそうなので・・・
慎重に渡ってきた。(;^ω^)
雪が無い時には どんな感じなんだろう。
分岐あり。
右下から登ってきた。
写真の左側へと続く道がある。
前回 大門海沼の近くでお会いした方は ここから入っていったのかな。
そっちへ行ってみたい気持ちもあったけど、
まずはこのまま先へ進む。
よいしょっ!と枝を跨いでいったり・・・
雪をかぶった木々のトンネルをくぐって行ったりも。
振り返って見る。
木々の間から見える様子から
だいぶ登ってきたことがわかる。
うわ・・・美しい!
ここにも木道あり。
辺りが いつの間にか モノクロに近い世界になっていることに気づいた。
・・・③へ続く・・・