「山形県人として、月山と鳥海山には登っておきたい!」
と以前から口にしていた夫と、ついに鳥海山へ行く日がやってきた。
不安だったのは、何年も前から続く膝の傷み。
昨年 姥沢から月山に登った時は、下りに入った途端に傷みが強くなったそうで、
痛みに耐えながら リフト上駅まで下ってきて、
リフトで下りてきたんだもんね。(;^ω^)
鳥海山は、月山より さらに急坂が続くし、長く歩くことになる。
「今年が最後のチャンスだから、行きたい!」
と 夫は気合いが入っている様子だったけど・・・
何とか登ったとしても、薊坂を下れない状態になってしまったり、
途中の下りで 膝がガクッとなって 転んでしまったりする可能性もあると思うと、
私も 心配と不安で いっぱいだった。
「途中でダメだと思ったら、そこで戻ることにするから」
とのことで、まずは行くことになった。
鳥海山に登った翌日は 一日休みが欲しいとのことで、
連休3日目の21日に行くことに。
ところが・・・
予報は 朝方まで雨で午前中 曇り。午後からは晴れ。
朝4時頃 出発したのだけど・・・
日の出の時刻を過ぎても空は暗く、
遊佐方面には 稲光が何度も見える状態だった。
鳥海高原ラインに来ても、鳥海山は厚い雲の中。
どうする?!
車道終点の駐車場に着くと、
県外ナンバーの車が たくさん停まっていた。
登山指数はAランクになっていたからね。(;^ω^)
辺りにはガスが立ち込めていたけど、
「まずは 行けるところまで行こう」
ということで・・・
6:02 スタート。
「急がずに ゆっくりのんびりペースでいこ~ね~!」
気合い入れすぎて 最初から速いペースで行くと
脚に負担がかかるからね~!
後から来た方たちに 先に行っていただいて。
6:22 滝ノ小屋。
「どうする?」
「河原宿までは とにかく行ってみる」
ここから、夫はストックを使用することに。
6:30 滝ノ小屋前を出発。
ここからは私が先になって、
歩きやすそうなところを探しながら ゆっくりペースで歩くことにした。
滝ノ小屋の向こうの斜面を登る人たちの姿が、
ガスの中に見えた。
スタート時よりは、すこ~し空が明るくなってきている気が・・・。
少し登ったところから 滝ノ小屋を振り返って見る。
さ、ここから八丁坂だよ~。
少しガスが晴れてきた八丁坂を見上げる。
少しずつ色づき始めた八丁坂を登って行く。
振り返ると、
登ってくる人たちの姿が。
下の方も 少しずつガスが流れて来る感じ?
東側に目を向けると、
雲が切れてきそうな気配が。
ゴリラの横顔のような岩。
八丁坂、登り切ったよ。
ここまで来ると、
河原宿小屋跡は 近いよ。
ほら、見えたよ!
7:34 河原宿に到着。
「どうする?」
「もう少し、行ってみる」
・・・えっ、ホントに?(;^ω^)
・・・②へ続く・・・