今度は、『大焼砂』を登る。
一昨年・昨年と 下った道を
今度は 登って行く。
こげ茶色のザクザクの大焼砂。
そのすぐ向こうの小岳と
噴気上がる女岳と
奥の男岳と。
一昨年は、国見温泉登山口からスタートして
向こう側から尾根を歩いてきた。
コマクサ、群生!
タカネスミレの葉と コマクサ。
!!!!!
弾け飛ぶまえのスミレの種だ~。
「岩手山、上の方に雲がかかってるな~」
14:50 ここで ちょっと休憩。
「まだ 登山口の反対側。下山は16時過ぎになりそう。ごめん!」
と LINEを送る。
朝から一日だから、夫は もう飽きてるだろうな・・・。
下山したら イライラして待ってるだろうな・・・。(;^ω^)
温かい飲み物とスイーツで ほっと一息ついて
また歩き出す。
あっちに見えてるのは 田沢湖?
向こうには岩手山。
15:10 横岳に到着
こっちから来た。
阿弥陀池の方へは行かず・・・
焼森のほうへ。
こっちも、初めて歩く道。
左手を見ると、男女岳。
こちら側から見る男女、初めて。
ようやく抜けた!
地面を這っているのは、
ガンコウランの根?
斜め後方を振り返ると、
男女岳や 奥に男岳などが見えた。
阿弥陀池の避難小屋も。
雪渓も、まだ残っていたのかぁ・・・。
15:22 焼森に到着。
焼森からは、8合目の駐車場が見えた。
右は湯森山、左は笹森山。
その奥に 乳頭山があるという。
動いているガスの中から
もう少し待てば 乳頭山が見えるかも。
湯森山への道が、斜面に細く見えていた。
乳頭山の山頂が見えた~!
では、8合目駐車場へと下ろう。
湯森山への分岐あり。
いつか縦走してみたいな。
この辺りにも、
イワブクロや・・・
コマクサが。
左手から水音が聞こえてきて・・・
小沢の方へと下って・・・
渡渉したら、ここから少し登り返す。
ここからは、こんな道が続く。(;^ω^)
あんまり遅れて独りになると クマに遭いそうで怖いので
前を行くMさんの姿が見えなくなるたびに
ペースアップ。
ちょっと水面に顔を出して息を吸って
また水中にもぐって行くみたいな。(;^ω^)
この赤いのは?
これだった!
細いダケカンバの林。
8合目の小屋が見えた。
16:05 8合目登山口に到着。
のんびり8時間の山歩き。\(^o^)/
朝は、あの斜面の道を登って行ったんだな。
バスを待つ間、階段に座って景色を眺めていると・・・
向こうの笹森山の斜面、
登山道わきにニッコウキスゲが群生しているのが見えた。
30分ほどバスに乗り、
クネクネ道を下って・・・
『アルパこまくさ』に到着。
Mさん、まだ歩いたことのない道を案内して下さって
どうもありがとうございました~!
男岳からのザラザラ・ゴロゴロな急坂をへっぴり腰で下ったり、
噴気上がる女岳に登ってイワブクロの群生を見たり、
心に残る時間になりました~。
・・・と感謝の気持ちいっぱいでMさんに挨拶したあとは・・・
イライラして待ってた夫に謝まった。(;^ω^)
「かなり お待たせしてスミマセンでした~。<(_ _)>」
「14:30頃にへ下山するだろう、って言ってたじゃんか!
今後いっさい、山歩きには付き合いません!」
・・・だから、
「時間が延びるかもしれないけど、大丈夫?」
って 訊いたんだけどな~。(;^ω^)
いいよ、って言ってたんだよな~。
途中、LINEを送ろうとしたけど、電波状況が悪かったしね。
Mさんにお礼を言い、登山靴を脱いでいると・・・
Mさんが何か話に来て下さった。
「ほら、鳥海山が見えたよ!」
ほんとだ~! \(^o^)/
鳥海山が見えると、やっぱり嬉しいなぁ。
帰り道での鳥海山。
上の方は ずっと雲に隠れていた。
夫によると、
田沢湖周辺は どこも人がいっぱいだったそう。
「『アルパこまくさ』で食べた天ぷらが美味しかった」
とも。
・・・良いこともあって よかったよ。