・・・三連休の3日間とも☀マークで登山指数Aランク だなんて、
こんなこと、なかなか無いぞ。( ゚Д゚)
思い切って2泊3日で山へ行く?!
飯豊の山にチャレンジしてみる?!
と、1週間も前からドキドキ・ワクワク。
しかし、
冷静に自分の体力や状況を考えて1泊2日に。(;^ω^)
16日は 天気がどうなるかアヤシイ気がするので、
14・15日に飯豊の山にいってみることにした。
候補は2つ。
①大日杉小屋そばの登山口からスタートし、切合小屋に1泊。
翌日 飯豊本山に登ってから下山。
②奥胎内ヒュッテの方から 足の松尾根を登り、頼母木小屋に1泊。
翌日 朳差岳に登ってから下山。
気になったのは、
☀が続く三連休なので、小屋が混むだろうな~ということ。
初めは飯豊本山に登りたい気持ちが大きかったので、
「☀の三連休、小屋が混むだろうな」と 切合小屋に問い合わせたところ、
「いっぱいだから、本山小屋まで頑張って行ってほしい」
とのこと。
やっぱりか。(;^ω^)
・・・暗い中 緊張しながら 自宅から大日杉小屋の登山口まで運転して行ってから、
急坂を登って 本山小屋まで登れるかどうか 、自信がなかったし・・・
・・・時間をかけて登ったとして、
午後からガスがかかった場合を考えると、不安が大きい・・・。
・・・頼母木小屋も混み合う可能性があるけれど、
何となく不安の大きさを比べると 頼母木小屋方面の方がいいかも・・・。
ということで、
迷った末、①でなく②の頼母木小屋泊に。
14日 午前2時半頃 自宅を出発。
R7を走って奥胎内へ向かった。
日本海に月の光が映るのをチラチラ眺めながら向かう。
4:50 R7から左折して東に進路が変わった頃、
東の空は もう明るくなり始めていた。
あの奥に見えている山々は、
たぶん、飯豊連峰なんだろうな。
以前行ったことのある『道の駅 胎内 』から さらに25分ほど行ったところに、
奥胎内ヒュッテがあった。
その手前にある駐車場には、すでに車がたくさん停まっていて、
山に登る準備をしている人たちの姿があった。
車を降りると、隣りの車の後ろで準備中の方に挨拶。
その方は 地神山まで日帰りで往復するとのことで、
車から自転車を下ろして飛び乗ると、シャーッと林道の方へ走って行った。
私は・・・
あの右側のトイレに寄ってから 林道をテクテク歩いていこう。
奥胎内ヒュッテから登山口までは マイカーの乗り入れはできない。
林道を 約1時間歩いて行くか、タクシーを利用するか。
(シーズン中の土日祝日の朝は 5:30、5:50、6:10の3本
タクシーが出るのだそう。)
5:46 1本目のタクシーが出て行った。
( ちょっと遅れたみたい。)
立派なヒュッテだなぁ~。(@_@)
ここに前泊してから登る人もいるんだろうな・・・。
では、林道を歩くとしよう。
(40分~1時間かかるという林道歩き。
私は・・・1時間以上かかるな。(;^ω^) )
秋ですな。
「お~い! 写真撮ってないで、さっさと登山口へ行ったほうがいいぞ~」
と、頭の中で もう一人の私が言う。(;^ω^)
「はいはい。
足の松尾根に どれだけ時間がかかるか わからないもんね。(;^ω^) 」
と、頭の中で もう一人の自分に返事。
でも・・・
目にとまるものがあると、
やっぱり 立ち止まらずにはいられないんだよな~。( ´艸`)
おお~。
道の脇のブナ林がキレイだ~。
振り返ると・・・
山の上の方に 朝日が当たり始めていた。
(1本目のタクシーが登山口から戻ってくるのとすれ違った。)
橋の上から
ずっと下を流れる川を見下ろして眺めたりして。
・・・と、ここで
「しまった! スマホを車の中に忘れてきた~! ( ゚Д゚) 」
と気づいた。
小走りで駐車場へ戻る。
( 途中、2本目のタクシーが登山者を乗せて登山口へ向かうのとすれ違った。
たくさん登山者が乗ってたなぁ。)
・・・駐車場に戻ってから また林道を歩いて登山口へ行くと、
スタートが かなり遅くなってしまう。
・・・猛暑の朝日連峰でバテた私、
暑くなることが予想される足の松尾根の急登で またバテるかもしれない。
・・・急登を登りきるまで どのくらい時間がかかるか分からないので不安。(;O;)
とにかく、
小走りで戻れば 3本目のタクシーに間に合うので、
タクシーに乗って登山口へ行こうと思った。
駐車場へ戻り、
車に置き忘れていたスマホを持って タクシー乗り場へ。
少し待っていたら タクシーが戻って来た。
「あれ? さっき走ってたよね?」
と、私の顔を見た運転手さん。
「はい・・・。スマホを車に忘れて戻ってきました~。(;^ω^)
今度はタクシーに乗っていきます。
よろしくお願いします。」
と私。
6:25頃 タクシーに乗って 奥胎内ヒュッテ前を出発。
10分ほどで 登山口に到着。
足の松尾根登山口のある所は広場のようになっていて、
登山届のポストもあった。
ザックを背負って準備し、家で書いてきた登山届をポストに入れて・・・
6:38 足の松尾根登山口をスタート。
スタートで ちょっとつまづいた?けど、
まずは歩き出した。
「 いつか行きたいと思っていた朳差岳に、チャレンジするときが来たんだ!」
というドキドキ・ワクワク感と・・・
灼熱の朝日連峰縦走の バテバテ状態を思い出して、
また あんな状態になってしまうのではないかという不安と・・・
心の中には どちらも いっぱい。
登山口から入って間もなくの標柱。
角を「ガジガジ」やられてる~。(;^ω^)
振り返ると、
木々の間から 朝日が当たった山が。
おはようございます。
おお~
さっそく向こうに急登が見えてきたよ~。
・・・( ´艸`) ・・・
ちょっと登ったところで 振り返って見る。
ちょっと登っただけなのに、
さっ歩いてきた道が 下に見える。(;^ω^)
おお~っ・・・。( ゚Д゚)
登り始めはブナの木が多かったけど・・・
来たよ、松の根。
振り返って見る。
振り返って見る。
朝日が ずいぶん山の下の方まで当たるようになった。
ツクバネ 見っけ。( ´艸`)
ガオ~ッ!
と、口を大きく開けてるみたい。(;^ω^)
「え~っ?!
こんなところ、登るの?!」
と思いながらも、
その「こんなところ」の途中で
写真を撮ってる私。( ´艸`)
「こんなところ」の上部で 振り返って見る。
いや・・・
振り返って 見下ろす、だな。(;^ω^)
7:38 『姫子の峰』
地図を見て ちょっと(けっこう?)ガッカリ・・・。
「え~っ。まだ 大石山分岐までのうちの これだけしか登ってないのか~。(;^ω^) 」
大石山分岐までのコースタイムは4時間50分。
ずいぶん急坂を登った気がしてたんだけど・・・
登山口をスタートして まだ1時間だもんね。
さすが、『足の松尾根』。
噂通り?、迫力ある木の根の急登が ず~っと続くんですなぁ。
でも、
私自身の体調は、不安に思ってたほど悪くない。
アスレチックコースみたいな松の根の階段を、
ここまでのところは、まずまず登れてる。
( 写真を撮りながら しょっちゅう立ち止まってるからね。( ´艸`) )
さあ、
ここから先も、頑張って登るぞ~! (^o^)/
・・・②へ続く・・・