賽の河原からしばらく下ったところで・・・
一瞬、ガスが切れた!
こっちも見える!
こっちも見える!
・・・と思ったら、
ほどなくして またガス! (;^ω^)
・・・ま、今日は こんなもんだね。(;^ω^)
ヨツバシオガマに・・・
ムツバシオガマに・・・。
さっきは イツツバシオガマも見たよ。
ん? どした?
ポールが石と石の隙間に挟まったらしい。
「そのまま待ってて!」
急いで行ってみたら、
案の定、慌てた母は 力づくで無理やり取ろうとしていた。
よく見れば すぐ取れる状態だったのに。
・・・壊れなくて良かったよ。(;^ω^)
雪渓では・・・
先行者の通った跡を見て
ゆっくりと。
一瞬 ガスが晴れたけど・・・
またすぐに 白くなった。
雪渓がとけて 一斉に植物たちが顔を出した感じ!
下りは 私が先になって歩くよ、
と歩いているはずなんだけど・・・
私が あちらこちらで立ち止ってるうちに、
母が下っていってしまう。
登りより下りの方が心配なんだけど・・・。
待って~。
ここを下るたびに撮ってしまう3つの石。
手前の2つは、もともと1つだったのが割れたのだった。
奥のは別の石。
奈曽渓谷の底が 明るくなって見えた。
「うわ~! キレイだこと~!」
13:05頃 無事に下山。
稲倉山荘にて コーヒータイム。
窓際の席に座り、外の様子を眺めながら。
「前は、あの少し高くなってるところに 稲倉山荘があったんだよ」
「へえ~。」
「あの登山届を書く小屋の近くに 前は小さい池があって・・・
お父ちゃんと 親戚のおじちゃんおばちゃんと来た時に その池を眺めたら、
池のそばの木から、カエルの卵の泡がポトン・・ポトン・・と落ちてたっけ」
「池、今もあるよ」
ということで、
帰り際に 池を見に行ってみた。
「ホントだ~。まだ池があった~。懐かしい~」
でも、今の時期、カエルの卵の泡は無い。
ん?
じゃ・・・オタマジャクシがいたりして?
!!!!!
よく見たら ウジャウジャいたよ~。(;^ω^)
「なんか、懐かしいのぉ~」
その時 一緒に来たという父も親戚のご夫婦も、
すでに他界してしまったけれど。
「あそこに、稲倉山荘があったんだよ」
ガスと強風で 笙ヶ岳には行けなかったけど、
来ることができて良かった~
という母。
もう鳥海山に登ることは無いと思っていたそうだ。
よかった、よかった。
鳥海ブルーラインの途中、道がしばらく真っ直ぐなところで、
ちょっと車を止めて ヤマユリをパチリ。
「 昔は、もっとヤマユリが いっぱい咲いてたんだけどね~」
実家に母を送り、帰宅。
自宅近くで見た鳥海山は、やはりガスの中だった。
昔 山歩きしていたという母を山に連れて行くと、
とってもイキイキする。( ´艸`)
年に1回と言わず、もっと行こうよ、
と言ったけど、1回でいいそうだ。
また来年も行こうね。
来年は、天気の良い日に笙ヶ岳へ。