山頂の手前のピークが見えてきた辺りで、
南東側を見ると・・・
眼下に 鳥海高原家族旅行村。
無雪期には ゴロゴロした石や木の根がいっぱいのこの尾根道。
東側を見ると・・・こんな感じ。
近づいてきましたぞ。
ここで、4人グループの方たちとすれ違う。
「上の方は 風が冷たかったです~」
とのこと。
陽が差してくるたびに
木の影を撮りたくなって カメラを取り出す。
波打つ雪面と 木々の影。
さらに少し進んでから・・・
ふり返って見る。
ガヤガヤと 大勢の人たちの声が聞こえてきたぞ・・・
と思ったら、
「おっ、“山ガール” が来たぞ。」
の声。
・・・それ、もしかして私のこと? (;^ω^)
実年齢では“山姥”に近い私でも、
山に来ると私より年上の方たちがたくさん歩いているので、
「若い」「山ガール」と言われることがある(笑)。
30名ほどいただろうか。
賑やかにおしゃべりしながら 下っていった。
鳥海山荘に宿泊して、
家族旅行村の方から登ってきて 周回するのかもしれない。
最後尾のガイドらしき方が、
「鳳来山山頂では、あまり東側に行かないでね。
雪庇が崩れて落ちた人がいるから。」
と声をかけてくださった。
・・・ありがとうございます。
気を付けます。
鳳来山山頂への最後の登り。
この辺りから 斜度が増す。
この急坂は、無雪期より登りやすいかも。
木々の東側にも足跡があるけれど・・・
怖いから こっち側を歩こう。
木のすぐそばを歩いて落ちましたね。(;^ω^)
穴の中をのぞきこんで見たりして。
これからは、こんな穴が増えていくんだなぁ。(;^ω^)
歩いてきた尾根が 見える。
山頂のすぐ手前に上がった。
来ました、鳳来山~!
のんびりゆっくり歩いてきたけど、
沈まずに歩きやすい雪質だったので
スタートから1時間40分ほどで 鳳来山山頂に到着。
ふり返って見たら、
家族旅行村のほうからの足跡もたくさん見えた。
東側には 鳥海高原ラインが見えた。
1月中旬、向こうの車道を歩いていて
この鳳来山山頂にいる人たちの姿を見たっけ。
山頂から先にも 1人歩いて行った人がいるようだ。
私も いつか この先をずっと歩いて
滝ノ小屋まで行ってみたいなぁ。
たくさんのブナ。
たくさんの影。
ユキムシ。
もう一度 高原ラインを見たら、
車道を下っている人の姿が見えた!
奥まで連なる山並みを眺めて 下山することにした。
他の人たちが言っていたように
冷たい風が吹いているから
休憩するのは 少し下ってからにしよう。
・・・④へ続く・・・