玉簾の滝から 真っすぐ向かったのは、
遊佐町内にある 古民家カフェ『わだや』。
その店は、月光川のそばに あった。
道路からすぐの所が駐車場になっていて、
入り口は その奥にまわって行った建物裏手の方に。
この戸を開けて
「こんにちは~」
と言うと・・・
この右手から、
店を一人で切り盛りしているという林さんが。
雑誌やテレビで拝見した通りの 優しく穏やか雰囲気の方だった。
入ってすぐのこのスペースは、もともとは土間だったそう。
この壁の色、いいなぁ。
壁に映る植物の影も いいなぁ。
先に ここで注文・支払い。
何にしよう?
おやき、全部の味のを食べてみたい・・・。(;^ω^)
( 「遊佐カレー入り」のが売り切れで残念。)
( この黒板に このあったかい文字たち。( ´艸`) )
『本日のおやつ 』も食べたいしなぁ・・・。
・・・ということで、
おやきは 今ある3種類を持ち帰りにして、
『本日のおやつ』とコーヒーを店内でいただくことにした。( ´艸`)
トイレをお借りしま~す。(;^ω^)
と、廊下を進んで奥の方へ。
「これ、ステキですね!」
と言ったら、
「タイルは、今あまり使われないから たくさん余ってるんですって。」
とのこと。
たくさんあったにしても・・・
やっぱり貼り方が とても素敵。
このタイルたち、こんなふうに使ってもらって喜んでいると思いますよ。( ´艸`)
ちょっとした空きスペースに
さりげなく飾られたものたち。
トイレの中まで撮っちゃった。
トイレの壁に。 ( ´艸`)
あのコーナーに置かれていたのは・・・
なんと、レコードプレーヤー!
ここでかけてるジャズが 静かに店内に流れていた。
「このプレーヤー、実は“新しい” んですよ。」
「???」
「ほら、CDを入れるところがあるんです(笑)。」
レコードとCD、両方聴けるってことですな。
壁をくりぬいて?作ったらしい小窓。
ここから品物を手渡すのだそう。
チラッ。
コタツ席あり。
おやつが出来上がる前に、
2階を見に行ってみよう。
( 「今 使ってないので、見学してもいいですよ。」とのこと。)
こういうの、懐かしい感じ。
2階の部屋は、
予約すると 貸し切りで使用することもできるそう。
会議の場として。
家族や親戚とのくつろぎの場として。
下りましょう。
1階の部屋へ。
床の間の飾られた『傘福』の赤がいいですな。
平日の昼前の時間、
客は、まだ私の他に一人。
どこに座ろうか迷って、
このコタツ席にした。
この受け取り口がある所は、
押し入れだったところだそう。
台の代わりにしているミシンが なんともイイ感じ。
受け取り口越しに受け取るのを楽しみに?待っていたら、
廊下側から持ってきてくださった。
じゃじゃ~ん。
本日のおやつとコーヒーのセット~。 \(^o^)/
遊佐産『彦太郎もち』入りのおしるこ。
甘すぎず、やさしい味。
鶴岡市内にある焙煎珈琲の店『ひぐらし』のコーヒー。
『わだやブレンド』だそう。
ちょっと濃いめ?で、美味しかった。
カップの下に置かれているのは
遊佐の『庄内刺し子』のコースター。
おしるこを食べ終わってからは、
コーヒーを飲みながら・・・ お絵描き。( ´艸`)
この紙コップ、
「キャンドル・ナイト」というイベントで使うらしい。
のんびり過ごさせてもらい、
心も体も「ホッコリゆるゆる」になったところで
帰ることにした。
私が帰る頃、
お客さんが 3・4人入って来た。
店を出たところで ふと見上げたら・・・
あれ? もしかして・・・
やっぱり。
よく見たら、アブラゼミの抜け殻が。( ´艸`)
長い間 使われてきたものや
長い時間をかけて丁寧に作られたものたちは
やっぱり 落ち着いて心地よい雰囲気をつくるんだなぁ。
『わだや』さんで のんびりゆっくり過ごしながら、
自分が好きなものの中に、
まちがいなく『古民家』とか『手仕事で作られたもの』が入るなぁ・・・
と思った。
( 持ち帰りにして 帰宅後に旦那と分けて食べた『おやき』は
撮らなかったので 写真ナシ。
私は「とろろねぎみそ」入りのが一番美味しかったかな。
次回は 遊佐カレー入りのも食べてみたいな。)