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ふと目にとまったものや感じたことを写真と言葉で綴るBLUEの日記。

◆'18/09/28~29 鳥海山 御浜小屋1泊⑥…鳥海湖をまわって笙ヶ岳へ、のはずが?!

 

 

「ここから鳥海湖をまわって笙ヶ岳に行ったとしても まだ時間あるじゃん!」

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・・・と思ったら、
このまま分岐から曲がって入ってしまうのが もったいなくなり・・・

 

 

もう少しだけ 先に進んでから戻ろう!
と、八丁坂へと登り始めた。

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「この辺り、こんなふうに紅葉するんだぁ・・・」

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「南側の空が 薄くピンク色になってるの、天気が崩れるからかなぁ・・・」

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「千畳ヶ原の木道が見えるぞ」

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な~んて思いながら のろのろ登っていると、
数名のグループの方たちが 後ろからやって来て
「 なんとか天気持ちそうですね!」
と言って 追い越していった。

 

 

 

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それを聞いて「もう少しだけ進んでみようかな」という気持ちになり・・・

 

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この辺りまで来た。

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ふと見ると、山頂の方向に こんな雲が。

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天気が下り坂の時って、オモシロイ雲が見えるなぁ・・・。

 

せっかく ここまで来たから、七五三掛まで行ってから戻ろう。
七五三掛からなら、山頂上空の雲が もう少し見えるはず。

 

 

・・・と七五三掛まで行ってみたら・・・

 

 

なんと、山頂付近に滝雲が流れているではないか!

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思い切って 七五三掛まで来て良かった~。

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だって、こんな雲が見られたんだもの。

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そして・・・
七五三掛からは、
中島台の方へ、象潟の方へと広がる景色も素晴らしいのだ。

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男鹿半島の寒風山も見える。

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下に広がる紅葉を眺めたり・・・

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南から来て山頂を越して北側へ流れていく雲を眺めたり・・・

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絶え間なく変化し続ける雲を眺めたり・・・

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山のヒダヒダに見る入ったり。

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満足! \(^o^)/

 

・・・のはずだったけど、


「 千蛇谷に下る分岐辺りまで行けば、
  あの滝雲が もう少しよく見えるはず!」
と、もう少し登ってみたくなってきた。

もう少し登ってみよう。

 

 

 ホントは、こっちまで登ってくる予定じゃなかったんだけどな・・・。

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 今頃 あの笙ヶ岳に向かってるはずだったんだけどな・・・。

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 ・・・なんて思いながら登ってるうちに、
千蛇谷と外輪への分岐に到着。

 

 うわ~。やっぱり ここまで来て良かった~。
山頂付近の雲がよく見える~。 

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 オモシロイ雲!

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でも そのうち・・・

 

 

あの展望台まで行くと、もっとよく見えるはず!
・・・と思い始めた。

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よし、あの展望台まで!

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千蛇谷の方へ下り始めてすぐ、登って来た方が。
「山頂でご来光を観ようとしたんですけど、今日は見えませんでした。
 代わりに、ものすごい『サンピラー』が見えましたよ。
 だから、天気が崩れないうちにと さっさと下山してきました。」

・・・山頂でご来光を、ということは、
   3時過ぎに 御浜小屋の前を通っていったのは この方だな。

 

訊いてみたら、やはりこの方だった。
「ラジオをつけながらだったから うるさかったでしょう。
 すみません。」

・・・いやいや、すごいです。
   真っ暗な中を 山頂目指して登るなんて。
   鉾立スタートは 2時頃だったのかな?
   スゴイ。(;^ω^)
  

「山頂は ガスガスで寒かったですよ。
 これから山頂まで行くのは ちょっとキビシイかもしれませんね。」

「大丈夫です。そこの展望台までですから。」
と私。

「上の方、雲はすごかったですよ。面白かったです。」
と言って、大きなカメラを持ったその方は 通り過ぎて行った。

 

よし、展望台から 雲を眺めよう!
と、千蛇谷へ下る途中の展望台目指して 急坂を下った。

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頭上を 次々に雲が通り過ぎていく。

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日本海側を見ると、そっちにもオモシロイ雲。

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何度も立ち止まって・・・

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雲を眺めたり撮ったりしながら・・・

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展望台に到着。

 

 

 

うわ~! 展望台まで来て良かった~!

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まるで・・・

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生き物みたいに・・・

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雲が動いていた!

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山肌を滑り下りたり・・・

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渦を巻いたり・・・

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鳥が羽ばたいていく時のように 湧き上がったり・・・。

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そのうち、

「せっかく ここまで来たんだから、御室まで行ってみようか?
 大きいザックを背負ってるけど、昨晩眠れたし、体調も悪くないし。」
と思い始めた。

 

千蛇谷の方を眺めて 迷ったけど・・・

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山頂付近の雲、

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御室まで行って 眺めてみたいよね?

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ほら ほら、今日の雲、おもしろいよ。

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と、頭の中で もう一人の私の声がした。(;^ω^)

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う~む。

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天気下り坂といっても、夕方までは なんとか持ちそうだし、
行ってみるか!

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・・・と、御室を目指すことに。(;^ω^)

 

 

ここ、
いつも雪渓を渡っていたので、
大きなゴツゴツ・ゴロゴロ石を渡っていくのは 新鮮?な感じがした。

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ああ、来ちゃったな~
と思いながら ふり返って見た。

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あそこの雪渓も あんなに小さく。

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時々 山頂の方は ガスで真っ白に。

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でも、ここまで来たんだから、と登り続ける。

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 オモシロイ雲に惹かれて 登ってきてしまったのだけど、

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 心の中には、
小屋泊装備の重いザックを背負って歩くことに慣れたい気持ちも
あったのかもしれない。

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7月末、縦走の練習も兼ねた装備で登ったら、
暑さもあったからか、かなりバテバテで、

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「 自分の体力は ここまで落ちていたのか?!」
とショックを受け、縦走に対して不安が大きくなったのだった。

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 だから、不安を払拭したくて 小屋泊ザックで御室まで登ってみたかったのかも。

 

 

 

「山頂、マジ寒かったっすよ!」
と言いながら、半袖姿のお兄さんが下っていった。

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7月末のバテバテの時とは違い、
まずまず元気に登ることができている。

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 竜門小屋1泊に行ったときも、こんな感じだったかな。

 

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 いつも まじまじと見入ってしまう 外輪のこの内壁。

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 その迫力の外輪内壁も、

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 草が黄色っぽくなって 秋の装い。

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外輪は強風なんだろうな…と思っていたけど、歩いている人の姿が見える。
大丈夫そう。

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 伏拝岳の辺りにも 人の姿。
湯ノ台コースを登って来た人たちかな。

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 ふり返ってみると、御浜の方にもオモシロイ雲が。

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 雲の隙間に 御浜小屋が見える。

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 溶岩だ~という石が

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 ゴロゴロという。

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ここまで来れば、もう少し。

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 結局ここまで来ちゃったな~(;^ω^)~
と思いながらふり返る。

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 ホントは、奥に見える あの笙ヶ岳に行って下山の予定だったんだけどな~。(;^ω^)

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 10時過ぎ 御室に到着。

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 今回は、新山には登らずに下山するつもり。

さて、
強風が予想される外輪山ではなく 千蛇谷を戻ろうか?
それとも 遠くの景色を眺めながら外輪山をくだろうか?

休憩しながら考えよう。

 

               ・・・⑦へ続く・・・