空の写真、大好き。
武田康男さんの紹介を見ると・・・
「 気象予報士。
日本気象学会会員。
日本自然科学写真協会会員。
大学卒業後、
地学の高校教諭、
第50次日本南極地域観測隊(越冬隊)を経て、
大学の客員教授や非常勤講師を務める。 ]
とのこと。
武田さんの『はじめに』の中に
「 空や雲は、たとえ都会にいても接することができる自然のひとつである。
さらに、空は千年、二千年経とうともそれほど大きくは変わらない。
つまり、太古から日本人の感性を豊かに育み、知恵を生んできたのと同じ空を
私たちも今、ここで見上げ、その美しさを享受することができるのである。」
という言葉があった。
太古の昔から続く空を 今 私は眺めている・・・
自分の上に広がっている空。
当たり前のように 毎日眺めているけど
本当は とっても素晴らしいことなのだと思った。
いろいろな空・雲の美しい写真とともに
天気のことなどについての分かりやすい解説が付いていて、
何度でも眺めたくなるし
もっともっと空のことを知りたくなる。
天気予報が無かった時代には
『観天望気』といって 空や身の回りの自然を観察して 天気を予測していた。
・・・「感覚を研ぎ澄まして 自然と向き合う」・・・
昔から 自然とともに暮らすために必要なことだったはずだけれど、
今の自分は どうだろう?
そうそう、目に留まった写真があった。
これと似た空を 以前見たことがあったのだ。
昨年か一昨年の秋ごろだったろうか。
北東側の空が この写真のように赤くなっていて、
「あれっ?」と思った。
「火事ではないし、何の色なんだろう?」と。
『低緯度オーロラ』。
その時に私が見たのも これに違いない。