金峰山頂に行くというその方に挨拶し、
M子さんと私は、
「ちょっとでもいいから 鎧ヶ峰への道を歩いてみたい」
と、足跡の無い道を歩き出した。
左側を見ると、
西風とともに雪が木々に吹き付けられ、ブナ林全体が白っぽく見えた。
おや?
道にかぶさった木の下をくぐって歩いたのは 誰だろう?
こんな足跡。
こんな枝の下をくぐったりしながら進む。
あっち側にも こっち側にも 足跡。
今この瞬間に、
この山のどこかに 動物たちがいる。
雪山を歩くたびに そのことをうれしく思う。
おっと!
あちらこちら 枝が被さっている林の中を
動物たちは 軽やかに歩いてるみたいだけど・・・
我々には ちょっとキビシイな。
11:03 ここで戻ることにする。
先週は、急坂を一つ登って 更にしばらく進んだけれど、
今日は そのずっと手前まで。
鎧ヶ峰まで行くのは、
もっともっと たくさん雪が積もってからだな。
さっき登ってきた作業道が
木々の間から チラッと向こうに見えてきた。
さっきは 右の作業道を登ってきたけど、
ここから金峰山頂へ行くので左側へ。
左へ進むと 神社と公衆トイレの間辺りに出る。
M子さんの足跡は 右の道へ。
神社へ。
雪が降っていたので、
さっきの方も 神社の雪囲いの内側で昼食休憩していた。
私たちも ここで休憩することに。
あったかいお汁粉でホッと一息入れながら、
しばし お喋り。
では、展望台へ行こう。
雪が積もってるので、こっちからザクザク向かう。
冬でも 土日は たいてい登ってる人がいるのに、
今日は 足跡が無いな。
おお~っ。
正面に見えるはずの鳥海山は、今日は雲の中。
あちらこちらで 雪が降ってるのが見える。
少し西側に目を向けると・・・
高館山、そして日本海が見える。
海沿いが白くなってるのは・・・
波!
鶴岡の市街地から 少し東側奥・・・
私の家がある辺り。
ズーム。
おお~。
病院に・・・市役所に・・・
新しくできた『荘銀タクト』も見えるじゃないの。
空気が澄んでいるのか、遠くの景色もハッキリ見えた。
さて、そろそろ下山しよう。
金峰山頂からの下りは、いつも登ってくる道を。
ふり返って見る。
もうすぐ八景台。
M子さん、八景台から どんな景色を眺めてるのかな。
八景台の手前で、木々に見とれる。
八景台からの 北側の眺め。
上の方と裾野の方とでは、木々の様子が違う。
こちらは 反対側の景色。
晴れていれば見えるはずの母狩山~鎧ヶ峰はガスの中。
再び歩き出す。
この辺りも 木が被さってるな。
大きなブナの木のそばからの眺め。
先週の撮ったツクバネソウ。
作業道との合流地点に来た。
先週と同様、柵を乗り越えて? 左側の道に入る。
また あった。
よく見たら、何個も。
少し下ると・・・
右下の方に 中の宮の社務所が見えた。
目の前には 動物の足跡。
中ノ宮をの門が見えてきた。
車道に出たところで ワカンを外して渡った。
早春に花を咲かせる植物たち。
中ノ宮から下の方は 雪が少なくなり、
徐々に シャーベット状に。
13:03 『禁酒のかめと大盃』脇に到着。
車を停めた大藤の向かいの駐車スペースまで
車道をトコトコ歩いた。
初めての道を歩くことができたり・・・
雪が付いてキレイに雪化粧した木々を眺めることができたり・・・
ワカンを履いて 雪の上をわさわさと歩くことができたり・・・
大満足の山歩きだった。\(^o^)/
中ノ宮の先から道を案内してくださった方、
M子さん、
ありがとうございました~!