「 今週もまた 土日は雨かぁ・・・。」
と思っていたけれど、
朝 ふと思い立って山へ行く準備をした。
娘を送ってから羽黒石段に直行。
山頂まで行くかどうかは状況を見て決めることにして、
まずは行ってみようと思ったのだ。
鶴岡市内を過ぎたころは まだ雨。
夜に降った雪は解け始め、道路はシャーベット状。
羽黒山の方は、白くて見えない。
手向の辺りから 少しずつ雨が雪に変わってきて・・・
随神門に着いた時は、湿っぽい雪が降っていた。
鳥居をくぐってすぐの所にある大きな杉。
いつも撮りたくなる 門を額にした風景。
門の赤と杉の深緑の組み合わせがいいな。
9:10 随神門をくぐって スタート。
どのくらい積もってるんだろう?と思っていたら・・・
ここはまだ 意外に少なかった。
足跡がたくさん。
石段のそばを流れる水の音を聞きながら
ゆっくり下る。
チョコンと杉の芽。
橋の上でいつも撮ってしまうモミジ。
今回は種を
滝の水も 川の水も 勢いよく流れていた。
いつも以上に
杉の樹皮や根元に目がいく。
足跡があったのは ここまで。
今日は まだ
上に登って行った人はいないみたい。
チラッ・・・と
五重塔が私を見ている?
一ノ坂は あまり雪はない。
滑らないように気をつけながら登る。
一ノ坂を登った所から、
今日は どんな景色が見えるかな。
ほぉ。
木々に薄く雪が付いてきれいだ。
次に来る時には
もっと白い景色になってるだろうな。
斜面の上に立ち、石段の方まで根を伸ばしてるブナ。
「 ドドドォ・・・」
林の中のあちらこちらから
木の枝に積もった雪の落ちる音が響いてくる。
湿っていて重い雪。
あんなのが頭の上に落ちてきたら大変。
ドキドキしながら歩いた。
しかも、
「ベリベリ…バキバキ…」
と、雪の重みで枝が折れ、
雪と一緒に落ちてくる音がしていた。
静かな林の中の石段。
枝が折れる音や雪の落ちる音が響く中を
独り 登っていく。
二ノ坂の途中から見た雑木林。
もうすぐ 二ノ坂の上の茶店。
・・・と思ったその時。
!!!
あぶなかった・・・。(;^ω^)
茶店の店閉じは 毎年11月上旬だそう。
店閉じの前に、
お店の方々とお話したかったな。
名物力餅と抹茶をいただきながら。
少しずつ雪が増えてきてる感じだけど、
二ノ坂の先は どうなっているだろう?
・・・②へ続く・・・