超大型台風21号の接近に伴い、日曜日は雨の予報。
山へ行くなら土曜日だと思っていたけど・・・
土曜日は 早出は出来ず 午後に予定あり。
・・・ということで
思いついたのが鶴間池。
八幡山岳会のAさんに 土曜日の鶴間池について訊ねたら、
「紅葉は 下旬頃まで大丈夫じゃないかな」
「小舎閉めのために 山岳会の人たちが行くことになっている」
ということだったので、
行ってみることに。
☀⇒☁⇒☂と予報が変わってしまって ちょっと残念に思いつつ
自宅を出発。
途中 庄内町での信号待ちの時、
ふと見た西の空に 虹を発見。
虹を見ると いいことがありそうな気がするんだよな。
今日は どうかな。
東の空は 雲が多いけど・・・
鶴間池の辺りは どうだろうか。
八幡小学校付近から見る鳥海山の上部は 雲の中。
中腹辺りは 紅葉で赤く見える。
鳥海高原家族旅行村の駐車場にあるトイレへ寄る。
紅葉の鳳来山。
鳥海高原ラインの紅葉が イイ感じ。
山頂の方が見えないのは残念だけど
こんなふうに 紅葉を眺めながら行けるから
良しとする。
5月20日に 残雪と新緑の鶴間池に行った時は、
雪で この辺までしか車は通れず
ここから 歩いていったっけ。
荒木橋手前のスペースに車を停めて 歩き出した。
荒木橋から 上流側の眺め。
下流側。
山雪荘の屋根が チラチラ見えてる。
9:02 ここからスタート。
今回は、ここから鶴間池に行き、勘助坂を戻ってくる
周回コースの予定。
鶴間池に独りで行くのは 初めて。
ドキドキ。
両側からかぶさる木々の間をちょっと進むと・・・
朝までの雨でしっとり濡れたブナの林が広がっていた!
雨に濡れたブナの樹皮がハッキリしていて
一本一本 存在感が。
足元には ブナの落ち葉がたくさん。
キレイな茶色!
この辺りから 石がゴロゴロした道に。
落ち葉が積もっているので 足元に気をつけて歩く。
水たまりにも ブナの葉がいっぱい。
水面にも ブナの葉がいっぱい映ってる。
苔のついた石が落ち葉に埋もれてる道。
地衣類がつくり出す 樹皮の模様。
下の方には、笹などの緑と落ち葉の道の茶色。
その上には、黄色やオレンジ色の葉たち。
それらの色の中に立つブナの木々が
この空間の色彩を引き締めている。
ピンクのテープ、
目立つし この風景の色に合ってるなぁ。
コケたち、色鮮やか!
木々の向こうに紅葉が見えるというのも
とても素敵。
向こうのブナたちは、
けっこう スラリとしてるな。
道が雪に隠れていた春に来たときは
もっとずっと下の方まで歩いていって・・・
沢を渡ろうとしたら 沢幅が広くなっていて・・・
水量も多かったので ドキドキしながら 渡ったっけ。
その時は、
まだ1mほど積もっていている残雪の上を、
根明けの穴を覗き込みながら歩いたな。
たまに トチノキやカエデも。
晴れた日のブナ林は もちろんいいけれど、
雨上がりのしっとりとしたブナの林もいいな。
この辺から 少し登りに。
そして、下る。
向こうの方に 道の続きがチラリと見える。
向こうに標柱が見えた!
そうそう、
この枯れ沢みたいなところを横切るんだった。
横切る途中の真ん中あたりから
上流?(水は無いけど)の方を見る。
新しく立派な標柱になってる。
横切ってきたところを振り返る。
この辺りには 背の高いブナが多い。
足元には、ブナの子どもたちがいっぱい。
ここから 道は下りに。
ロープ登場。
石も木の根も葉っぱも滑るので 気をつけて下る。
ちょっと下って ふり返る。
斜度は このくらい。
コケの生えた木の根や石の道。
それだけでも滑りやすいけど その上に落ち葉があるので
慎重に下った。
こんなところも。
急坂を下った後は、
こんな道を。
ダイモンジソウの名残りが。
さっき歩いていたブナの林の方を振り返る。
歩いていた時より 赤っぽく見えるな。
このキノコは
どこにいるでしょう?
鶴間池の方から流れる池沢の音が 大きくなってきた。
ナメコ登場。
こちらは どなた?
ぬかるんでる所も。
チラリと池沢の流れが見えた。
勢いよく流れてる。
ずっと沢沿いを行くわけではなく、
少し離れて ちょっと登ったり・・・
また沢沿いに出たり。
また沢から離れて・・・
登り・・・
水音を聞きながら行くと・・・
向こうに 鶴間池小舎が見えてきた!
炭焼き釜の跡アリ。
そして・・・
『のぞき』の近くから来る勘助坂の道と合流。
鶴間池は もう目の前。
池沢にかかる橋を渡る。
この橋、小屋閉めとともに撤去されるそう。
橋の真ん中から。
春に来たときは まだ橋板の設置前だったので、
橋の上からの写真は撮れなかった。
湧水が流れる池沢、
きれい。
さあ、鶴間池は?
・・・②へ続く・・・