10:13 二つ目の吊り橋、七ツ滝の吊り橋を渡る。
吊り橋の真ん中あたりで
下流側を眺め・・・
上流側を眺める。
魚、釣れてるかな。
ここからは、沢音を左に聞きながら歩く。
この沢の水も 大鳥側に注ぐ。
木々の間から 見える沢の水は、
陽の光でキラキラしながら流れていた。
根が板状になっているブナもあった。
この木々や石たちが過ごしてきた時間を想う。
ふり返って見る。
春・夏・秋・冬・・・の四季を、
この木たちは 何度繰り返してきたのだろう。
前回来た時には
水音は 心地よい音に聞こえていたように思うけど、
今回の音は
山全体が一つの生き物であることを感じさせるような音。
ブナの木たち1本1本の存在感に圧倒される。
木たちは 私を見ている。
石たちも 私を見ている。
山を歩いていると
いつも
木も石も草も 静かに私を見ている感じがして、
「 山を歩かせてもらっている」
という気持ちになる。
!!!!! \(◎o◎)/
「 水音を聞きながら歩き始め、
水音が小さくなっていくとともに 標高が上がっていく」
という山歩きが多かったけど・・・
大鳥池に向かう道は
しばらくずうっと 川に沿った道を 水音を聞きながら歩く。
小沢をいくつも渡りながら。
ブナの木たちが その根にたくわえる水の量は
t単位だと聞いた。
ゴウゴウと音を立てて流れる沢も
この山域の水が豊富なことを教えてくれる。
この先、
道は、少し登りになるみたい。
『七曲がり』にきたらしい。
・・・④へ続く・・・