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ふと目にとまったものや感じたことを写真と言葉で綴るBLUEの日記。

◆'17/8/6 鳥海山…矢島口より② 康新道へ



   6:50        『康ケルン』から少し進んだ所から雪渓に上がる。

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              雪渓の途中、左側を見る。     

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             いったん 雪渓をおりて    

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           大きな石ゴロゴロの急坂を進むと・・・

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             『七ツ釜』というところに来た。
        雪解け水がゴーゴー(GOGO?)と流れている音が。

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            この写真では暗くて見えないけど、



              雪渓の下をよく見ると、
          奥の方に 水が流れてるのが見えた。
           

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              ホントにこれ、自然の造形?

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           向こうの斜面にたくさん咲いているのは
                 モミジカラマツ。  

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            山頂をチラッと見て、灌木の中へ。

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             ここも 石ゴロゴロの急な登り。

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          灌木の中の道から 一気に視界が開けた!

   矢印が差しているのは、『大雪路』を登って『氷の薬師』へと向かう道かな。
         私たちは、ここから右側の『康新道』に進むそう。

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            佐藤康さんが拓いたという康新道。
            どんな景色が広がっているんだろう?


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           ( 偶然、飛んでるハチが写ってた!)
              

             康新道へ進む前に ちょっと一息。

               遠くの景色を眺めたり・・・

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             沢の水面のキラキラを眺めたり。

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      7:15頃      いざ、康新道へ。

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           この辺りから ヨツバシオガマも登場。

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                サンカヨウの実?

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               エンレイソウの実!
           Kさんによると 食べられるそうで、
           Ⅿさん、すぐに「食べてみた~い!」

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             でも、もう少し熟してから。



           真っ白な花の絨毯の上で遊ぶアリさん。         

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                 登るにつれ、
             ハクサンシャジンが増えてきた。

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     7:30頃     また 視界が開けた!
            七高山と新山まで、きれいに見えるよ~!

            草の間の溝のようになってる道を進む。

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           私が 立ち止まって撮ってるうちに・・・

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              KさんとⅯさんの姿が小さく。 

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                    あ、
        Ⅿさんも しゃがみこんで 何か撮ってる。( ´艸`)       




            これは タカネアオヤギソウかな?
               黄緑色の花、カワイイな。
                花びら6枚なんだな。

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          このアザミの中を歩けるアリ、すごいな。

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      7:40       こんな所にきて・・・
               ここから右の方に登って・・・

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                広い所に出て・・・

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             また 石ゴロゴロの急坂を登り・・・

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            またまた 木々が覆いかぶさる道に。

             ジメジメした感じの道には・・・

                苔ちゃんをはじめ、

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             そんな場所を好む植物たちが。

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        「 これを『コンペイトウ』って言ってたなぁ。」
                 と Yさん。

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              いろんな苔が あって・・・

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              みんな イキイキしていた。

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            いつもカワイイ ヨツバムグラ。

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           灌木の道をぬけると、また草原に出た。


    8:00頃      ずいぶん上の方に来たぞ。
             もう背の高い木は無くなったもの。

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                西の方をみると、
         眼下に中島台が広がり、その向こうに稲倉岳が。
               遠くには 日本海も。

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                 そして・・・

          チョウカイフスマが現れた~。\(^o^)/

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           ハクサンシャジンも あちらこちらに。

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                 これは?

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              真ん中から咲いていくんだな。

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                 ふり返ると、
           雲が少しずつ出てきて、手をつなぎ始めた。

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             下の方に 小さく登山者の姿が。

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                  ズーム。

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                 ひえ~っ!
            ドキドキするような場所にいるなぁ。
  


                 東側を見たら、
            雲がドンドン湧き上がってきていた。

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                Kさん、保護色?

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          時間が ゆっくりゆっくり 流れている感じ。

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             さっき下の方に見えた方たちは、
        なんと Kさんの知り合いの方と その息子さんだった。

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           夏休みに親子で鳥海山に登るなんていいな。
        


          稲倉岳の上にも だんだん雲が出てきた。

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             ふり返って見て ビックリ。 \(◎o◎)/
           歩いてきたところは 火山壁の縁なんだ!
             スゴイ所を登ってきたんだな~!

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              手を振ってくれてるⅯさん。
          (ハッキリ写ってなくて ごめんなさい。(^^;))

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          大きな岩にガブッと食いついたような石が。

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        さっきの“食いつき石”を 少し登った所から撮ってみた。

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           写真の真ん中あたりに広がっているのが、
           5月に行った『獅子ヶ鼻湿原』だそう。
                  なるほど~。
     ここから眺めると、あの場所に あの湿原があるのが 分かるなぁ。

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         緑から水色・空色へのグラデーションが美しい!



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       8:30   あの雲が下に見えるようになった。

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         「 お、これは何でしょう?」
         「 クロマメの木かな。実を食べられるよ。」
            さっそく食べてみたら、甘酸っぱかった。

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             御田ヶ原の方の道も見えるぞ。
                そういえば・・・

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       『鳥海山を登る』の本の中に、こんなふうに書いてあった。

  “ 稲倉岳の東壁から蟻ノ戸渡を経て、扇子森から七五三掛、外輪山をつなぎ、
         さらに七高山から標高を下げて足元の断崖に至る
            東鳥海火山の巨大なカルデラが一望 ”

     “ 北に開いた馬蹄形カルデラの中に 中央火口丘の新山が聳え、
            火山活動の歴史を象徴する景観 ”
             

           ・・・すごい景色の中にいるんだな・・・。

          


             素晴らしい景色が広がる康新道。
         360度 グルグルあちらこちらを眺めながら
               ゆっくりのんびり歩いた。
          
          この先には どんな景色が待ってるんだろう?

               ワクワクしながら進む。



               ・・・③へ続く・・・