日曜日は まとまった時間がとれないから、
土曜日に どこかに行きたいな。
・・・と思ったけれど、
私が 今 一人で行けるのは 月山と鳥海山。
行動できる時間を考えると、月山森かな。
こんな空だけど、まずは行ってみよう。
ガスが心配だけど、
河原宿の先の雪渓は通らないから、
何とか行けるかな。
娘を学校に送ってから向かったので、
車道終点の駐車場に到着したのは 9時半。
土曜日だったけど 車は思っていたほど多くなく、
余裕で停めることができた。
駐車場から眺める山頂は こんな感じ。
準備をして、9:45 スタート。
露をまとった植物たちも 登山道の石も
みんなイキイキしてる!
こんな所に マイヅルソウの葉。
苔さんは もちろんイキイキ。
シダたちも イキイキ。
滝ノ小屋まで来て・・・ドキッ! Σ(・□・;)
滝ノ小屋のすぐ上の雪渓が残っていた!
気をつけて行こう。
石をトントン歩きながら ここを渡って・・・
新緑の木々の間、水の流れる道を行く。
ここから雪渓に上がる。
下りの時に ガスがかかったとしても迷わないように
よ~く周りの様子を見ながら行こう。
左手に入って行く夏道が 向こうに見える。
すぐ左に灌木を見ながら登ろう。
スプーンカットになった雪の上を 慎重に歩いていた時、
上の方から突然「きゃ~!」という子どもの声。
声の方を見ると、
祖父母と小学生の孫かな?という3人が
灌木につかまったりしながら雪渓を下りようとしているところだった。
でも、
山歩きの装備は何も無く、
女の子と女性の足元は普通のスニーカー。(男性は長靴。)
ツルツル滑って怖くて、なかなか下りられずにいるのだった。
広島からだというその方たちは、
家族旅行村の方から 散歩のようなつもりで登ってきたようだ。
「 装備も無く登ってきた私たちが悪いんです。大丈夫です。」
そういいながら ゆっくり下っていった。
ここから上がって 左手の夏道に入る。
少し登ってから 下の方を見たら、
ガスで白くなっていた。
標示が新しく取り付けられていた。
大きくて丸みのある石が ゴロゴロ。
滑らないように登る。
ん?
これは 何の種だろう?
おもしろい形!
ふり返って見る。
チリンチリン・・・
音が聞こえてきそうな ハクサンシャジン。
上の方も ガス。
八丁坂の途中で、
滝ノ小屋管理人の瀬川さんとすれ違った。
「 帰りに 小屋に寄っていってよ!」
はい、ぜひ!
瀬川さん、大きなヤカンを持ってたな。
この地衣類の鮮やかな黄緑色に、
いつも見入ってしまう。
少しガスが晴れて
ちょっとだけ青空も見えた。
さっきのハクサンシャジンとは、
色や形が、少し違うな。
ヨツバシオガマは、
下の方から 種ができてきたところだった。
少し下の方が見えたぞ。
下界を眺めるトウゲブキ。
雲の間から遠くの景色が見えるのが嬉しくて、
何度もふり返る。
こんな花が 多かったかな。
下界を眺めるトウゲブキ 2
出てきましたよ。
スターダスト?
こんなのが目に入ると、いつも撮ってしまう。💛
沢を流れる水音が聞こえてきた。
河原宿に近づいてきたな。
11時頃 河原宿に到着。
向こうが真っ白で、ちょっとドキドキ。
・・・②へ続く・・・