天気は晴れ。 仕事はナシ。
こうなったら・・・
先日のリベンジで 笙ヶ岳へ行くしかない!
せっかくだから 鳥海湖も1周したいな。
Yさんに相談したら、
『 鉾立~賽ノ河原~河原宿~湿原~岩峰と笙ヶ岳三峰の鞍部
~鳥海湖~御田ヶ原分岐~御浜~鉾立 』
というコースを紹介していただいた。
岩峰と笙ヶ岳三峰の鞍部までは
5月連休と先月の2回、雪がある時に歩いているけど、
だいぶ雪が解けた今、ちゃんと歩いていけるか不安が。
でも・・・
天気はいいし、迷ったら戻ることにして、行こう。
家族の了解を得て、平日だけど 朝早く出発させてもらえることになった。
朝食の準備を済ませ、山へ行く準備をして・・・
5時過ぎに自宅を出発。
自宅近くの田んぼには 靄がかかり、
朝日が当たって オレンジ色に光っていた。
初めて見る光景。
あちらこちらに鳥の羽が落ちているみたいに見えるのは、
稲の上にかかったクモの巣。
7号線に向かう道路からの鳥海山。
酒田の方に行ってから、信号待ちの時に。
霧が上がってきた?
遊佐に近づいてきた辺りでの信号待ちの時に。
鳥海ブルーラインに入って間もなく、
右側の道路わきの斜面に ヤマユリが群生しているのが目に入った。
先日は気づかなかったなぁ。
鉾立の駐車場に到着。
平日なので、クルマは少なめ。
車から降りて、まず景色を眺めた。
象潟の方が ハッキリ見える。
そして・・・
これから向かう山の方も、スッキリ晴れてる。
登山届を書いて・・・
6時半ごろ スタート。
登山口付近のすぐ足元の草の葉にトンボが。
羽根の露を乾かしているのかな。
アリさん、おはよう。
この花が 咲きだすと・・・
こんな感じ?
下にブナの実が落ちていたので 見上げてみたら・・・
この木には たくさん実が付いていた。
奈曽渓谷さん、クガイソウさん、
おはよう。
ここにも アリさん。
モスモス…いや、モフモフした苔。
ちっちゃくてカワイイ水滴。
またまた アリさん。
先日来た時より トンボが増えた感じだな。
今日は 日差しが強そう。
影が濃い。
これから 目指すのは、
遠く左側に見える山頂ではなく、真っすぐ向こうの辺り?
マイヅルソウの実、模様がある?
タケシマランの赤い実。
ぶら下がっていて かわいいな。
花も見てみたいなぁ。
クルマユリさん、おはようございます。
しゃがみこんで写真を撮っていると、
声をかけて下さった方が。
山歩きのベテランな感じの方だったので、今日の登りのコースについて訊ねてみた。
すると、
「長坂道T字分岐付近から稜線の辺りでニッコウキスゲを撮りたくて来た」
というその方が
案内しながら一緒に登って下さるとのこと。
ありがとうございます! <m(__)m>
ふり返って見る景色も、今日はスッキリ!
先日チングルマが群生していたところに来たら、
この日はもう 花は終わっていた。
代わりにあったのは、
この木の枝から出ている イキイキした葉っぱたち。
「 これ、チングルマですよ。」
「 え? でも これ、木ですよ?」
「 チングルマって、木なんですよ。」
「 ええ~っ! Σ(・□・;)」
・・・初めて知った。・・・
私が見ていたのは、地面に張り付くように出ていた葉のチングルマだもの。
でも そういえば、
このたくさんの枝の間にチョコンとチングルマの花が咲いてるのを
先日来たときに見たなぁ。
空の青と草や葉の緑の中に、
ベニバナイチゴの濃いピンク色や
ニッコウキスゲのオレンジ色が映える。
ワイワイ・・・ガヤガヤ・・・
賽ノ河原に来た。
標示は無いけど、
右に入って 雪渓を辿って 向こうへ行く。
雪渓に先行者の姿あり。
左側の木に ピンクのマークあり。
このまま進んで 雪渓に上がる。
いちおうアイゼンを持ってきたけど、
雪は硬くないので 必要なし。
雪渓に上がってすぐ ふり返って見た。
雪があるときの様子を思い出した。
緑の中に、御浜へ向かう道が見える。
雪渓は、こんな感じ。
右側から登山者が歩いてくるのが見える。
吹浦口からの人たちだ。
ということは、もうすぐ河原宿だ。
いったん雪渓が切れ・・・
再び雪渓に上がった。
左側に吹浦コースの登山道を見ながら少し進む。
ふり返って見る。
少し先から 右手に入った。
踏み跡を辿っていくと 湿原に出た。
この湿原も 覚えてるぞ。
池塘に青空が映って きれいだな。
ビロードのような草原。
湿原を過ぎると、
もう目の前には 笙ヶ岳三峰。
そして この踏み跡を進むと・・・
出た~!
よく見たら、
山頂の御室小屋が見えるじゃないの。
さあ、
ここから まずは笙ヶ岳へ行くぞ!
案内してくださった方も
ニッコウキスゲを求めて 笙ヶ岳の方へ向かってみるとのこと。
笙ヶ岳三峰へ少し登り始めたところで ふり返って見た。
そこから見る山頂。
笙ヶ岳の方には どんな花が咲いているんだろう。
笙ヶ岳一峰からは どんな景色が見えるんだろう。
・・・②へ続く・・・