サクラマスの稚魚の放流の様子を見る機会があった。
赤川にかかる羽黒橋付近にて。
体長数センチに育った稚魚を放流。
稚魚たちは、
川に住んでいる水生昆虫や 森林から落ちてきた落下昆虫を食べながら
1年以上をここで過ごすのだそう。
その後、
メスの7~8割、オスの2割が 川を下って海へ。
( 海へ下るものが「サクラマス」、川に残るものが「ヤマメ」。)
海に下ったサクラマスは
ずう~っと北上して オホーツク海の方まで行って夏を過ごし、
秋に南下してきて津軽海峡付近などで越冬。
サクラの咲く頃に 元いた川に戻ってくるという。
放流された稚魚たちは、
体をくねらせながら 元気に泳ぎだしていった。
この わずか数センチの稚魚たちが、
オホーツク海の方まで行って
大きなサクラマスに成長して戻ってくるというのだから スゴイ!