次は、「熊の水飲み場」とも呼ばれるらしい『出つぼ』へ。
あちらこちらに 残雪が見られるように。
水が流れている。
水が流れる湿地になってきて、
ミズバショウもあちらこちらに。
小さな小さなものも。
「う~~♪」 「あ~~♪」
水音が大きくなったと思ったら・・・
中州?に、赤い実がたくさん。
ふり返って見る。
透明な水。
鳥海山のほうから流れてくる水は、
北側へと どんどん流れていく。
『出つぼ』と呼ばれるところに来たみたい。
きれいな水が、どんどん流れてくる。
遊歩道の北側。
底の方に、緑の苔のようなものが見える。
あの奥の方から 水が流れ出てきている。
向こうで写真を撮ってる人がいるぞ。
「鳥海山にしみ込んだ水が 80年かけて湧き出てきている」
て書いてあったなぁ。
日の光を受けて、水中の苔が光って見えた。
苔の上を 水が滑っていくように見える。
水の流れをずうっと見ていても飽きないけど・・・
そろそろ 先に進もう。
さっきと反対側から眺める。
『出つぼ』の下流側に目を向けると、
水が くねくね曲がりながら流れていくのが見えた。
初めて見る苔かも。
少し登ってきて、ふり返って見る。
行ってきたよ。
山側の斜面には、大きな石がゴロゴロ。
これがみんな 新山から流れてきた溶岩なんだ~。
遊歩道に雪が残っているところも。
大きな石の上に木があって・・・
そこに また別の植物が生えて・・・。
北側には 湿地が広がっている。
山側は、やっぱりゴロゴロ。
その上に 根曲がりのブナ。
日本庭園のような雰囲気。
ここにも流れが。
よく見ると、その流れの中に苔。
苔の上を 水が流れ滑っていく。
山側を見たり・・・
北側の湿地の方を眺めたり・・・
この辺りも、大きな大きな時間の流れを感じる場所だった。
・・・④へ続く・・・