奇形ブナの巨木が群生する中を歩く。
Σ(・□・;)
ブナの葉に、ついつい見とれてしまう。
『あがりこ大王』の所に行くまでにも、
迫力あるブナの木に たくさん出会った。
近づいて、下から見上げてみたり 触れてみたり。
大きな木を支える 力強い根元。
根元の隙間に、ブナの実の殻がたくさん!
どのくらいの年月をかけて こんなふうになったんだろう?
新緑の葉が風に揺れる音を聞きながら、
ただただ 黙って見上げた。
中には、思わず座りたくなる木も。
江戸時代末期から?!
どのくらいの間 ここで炭焼きが行われていたんだろう。
鳥のさえずりが響く 静かな森の中、
ブナの木を伐り、炭焼きしている姿を想像してみる。
先客が何人か。
あの辺りに『あがりこ大王』が?
この1本の木に、どれだけの葉がついているのか。
後から 大きなカメラを持った数名のグループも到着。
『あがりこ大王』の撮影に来たよう。
『あがりこ大王』の近くから、
木々の向こうに 鳥海山が見えた。
『あがりこ大王』は、はるか昔から鳥海山を眺めてきたに違いない。
木の周りにぐるっと1周設けられた遊歩道を歩いて、
いろんな角度から眺めた。
長い長い時間を生きて ゆっくりゆっくり変化してきたものにふれる…。
そんなことの大切さを思った。
・・・③に続く・・・