山頂神社下の道。
足跡は無いし…この斜面だし…どうしようかな。
と思ったけど、
ゆっくり歩けば大丈夫そうな雪質なので、
行くことにした。
少し行くと、右側からキツツキが木をつつく音がしたので、
見てみたら…
うわ~! 木が~!
木をつついては鳴いて…
を繰り返しているキツツキがいる。
姿が見えたらいいな…と探したら・・・
いたっ!
キツツキの仲間の何ていう鳥だろう?
(鳥のことを 全く知らない私…)
あんなふうに木につかまって。
すごいなあ。
藤沢・田川方面へ下って行った足跡と
鎧ヶ峰方面へ向かった足跡あり。
木の陰から様子をうかがう芽①
木の陰から様子をうかがう芽②
最初の急坂。
前の人が 淡々と登って行った足跡が。
でも・・・
この辺まで来たら、
雪がけっこう積もっていた。
前の人の足跡を見つつ・・・
私は この右側を行ってみた。
この 円っぽい足跡が3つずつの動物は、何だろう?
ボゴンボゴンと波打ってる所を歩いたり・・・
左が切れ落ちてて 右が急斜面になった所を歩いたり。
少し行った所から鎧ヶ峰山頂の方を見たら、
小さく黒い点が見えた。
もしやと思って ズームして見てみたら・・・
なんと!
遠くの景色を眺めてるよう。
なだらかな林の中。
「昨年 この辺りで マンサクがたくさん咲いてたな…」
と、キョロキョロしながら よ~く探してみたら…
あった~!
こっちのは、花びらが開き始めてる。
これは、ガクみたいな部分が黄色っぽい。
この次に来たときは、たくさん咲いてるかな。
マンサクの木、
実は、こんなふうに かなり傾いていた。
昨年のように、
花がたくさん咲く頃に来たら、
「こんなに沢山 マンサクの木があったの?」
と驚くだろうな。
ここを過ぎた辺りで、仙台ナンバーの車の方とすれ違う。
うわ!
このブナの細い木たち、頭を雪に突っ込んでるみたい。
こんなに雪の重みで曲がっても、耐えてるんだ…。
足元に気を付けながら進む。
近づいてきた。
ここを登ったところで、もう一人 下ってきた方がいて、
山の装備について いろいろお話を聞かせて下さった。
手前のピークから山頂の方を見る。
ここでいつも 立ち止まって眺める。
そして、山頂へ。
10:55 鎧ヶ峰山頂に到着。
ここ何日か降った雪が、意外にたくさん積もっていた。
(2月28日に来た時より 雪が多かった。)
月山の上半分は、雲の中。
東側。
少しずつ標高が上がるにつれ、雪で白くなっていくのがわかる。
北側も どんより。 鳥海山の上の方も雲の中。
西側。 ちょっとだけ青空が見えるかな。
今日は 小さな雪だるまさんと一緒に。
・・・と、
熊鈴の音とともに 登ってきた方が。
2月28日にもお会いした方だった。
鶴岡山岳会にも所属しているというその方から
温海岳と藤倉山がどこに見えているのかを教えていただいた。
その方は、
今度、あの真っ白く見える山に登る予定とのこと。
立谷沢の方から登るそう。
いつも気になっていたあの山、
冬季限定で登れるとのこと。
登りで5時間くらいかかると聞いて驚いたけど、
機会があったら登ってみたいな。
11:40 下山開始。
北西側の景色を眺めてから、急坂を下った。
一旦解けて固まった雪の上に、ここ何日か積もった雪があり、
歩きにくいところも。
急坂で2・3度尻もちをつきながら下った。
午後1時までには帰宅しなければならず、
走れるところは 登りも下りもスロージョギング!
金峰に近づいところの急坂は、
道から外れた所を コロコロ転がり落ちる雪と一緒に下った。
その坂の途中 東側を見て。
こんな所を走るのは 気持ちいい!
帰りは 山頂を通らず 作業道を下り・・・
さらに 中の宮の後ろの山側を通って・・・
中の宮からは 車道を走って・・・
途中、たまに目にとまるものがあると立ち止まりながら・・・
でも この車道、思ってたより長かった。
しかも、
かたいアスファルトの道は 体への衝撃があってキツイ。
( 今は、走るのも ほとんど土や草の上。)
「 しまった~。いつもの道の方がよかったかな…。」
と めげそうになっていた時、
涼しげな竹林が目に入ってきた。
車道の途中に、こんな竹林があったんだなあ。
この竹林を過ぎると 間もなく、
『禁酒のかめと大盃』そばの駐車場が見えた。
12:45 鎧ヶ峰山頂から1時間5分で下山。
約束の帰宅時間に間に合いそうでホッとした。
帰りの信号待ちに。
1時間ちょっと前まで あそこにいたんだ…。
鎧ヶ峰、そして金峰山、ありがとう!
次に登る時には、マンサクがたくさん咲いてるだろうな。