昨年見た山の景色を思いだしていた時、
ふと浮かんだのが…
空から眺めた山。
飛行機に乗ることが ほとんどない私。
昨年8月に娘たちの大会の応援で鳥取に向かう時 久々に飛行機に乗った。
そして、
窓に張り付いて 景色を眺めていたのだった。
まずは 庄内から羽田へ。
ふと見ると…
雲海の中にぽっかり浮かんでいたのは、鳥海山。
ゆっくり泡風呂に入ってるみたいな。
「上が雲に隠れて 下の方だけ見える」…というのは 何度も見たけど、
この時見えたのは その逆。
不思議な光景だった。
しばらく行くと 見えてきたのは…
蔵王のおかま。
ぽっかりと。
遠くから小さく見えることで
逆に、その大きさを感じる…ということもあるんだな。
高さによって雲の種類が違うのが よくわかるなあ…
なんて思ってると…
鳥瞰図みたいな山の景色が見えたっけ。
今度は、 羽田から 米子へ。
「あの 雲がもじゃもじゃ引っかかってるみたいなのは 何だろう?」
…と思ってから、気づいた。
富士山だ!
富士五湖も見えるもの。
雲がまとわりついてるような富士山が おもしろくて、
見えなくなるまで 眺めていた。
空から眺めると、
毎日のように眺めている山や よく写真などで見ている山が、
別の山のように見えた。
山だけでなく、
いろんなものや出来事も、
空から眺めるように見てみたら、
そのものの違った姿をとらえることができたり、
違う面が見えてきたりするかもしれない。