滝ノ小屋周辺は、
どこも冷たい風がビュ~ビュ~吹いていた。
寒くて外で休憩することはできず、
小屋の中に入ることに。
同じコースで登って来た方も間もなく到着。
やはり小屋に入って休憩するようだったので、
ご一緒させていただくことにした。
(この方は、遊佐からいらしたとのこと。鳥海山が近くていいなぁ)
小屋に入ると言っても、
時間的に そんなにゆっくり休む余裕はない感じなので、
上がり框に腰かけての昼食休憩。
ささっと食べて・・・
ウィンドシェルからレインウェアに変え、
手袋にホッカイロを入れて(冷え性なので)・・・
13:38 下山開始。
薄暗くなる前に下山したいなぁ・・・。
・・・と思っているわりには、
雪景色が素敵で、
立ち止まって眺めたり写真を撮ったりして。
・・・と、
先を歩いていた遊佐の方が
立ち止まって滝ノ小屋の方を指さして 私に何か知らせようとしているのに気づいた。
小屋の方を振り返って よく見ると・・・
小屋の屋根の向こうに小さく人の姿が。(ピント合ってなくて見づらい (;^ω^))
朝から雪煙が上がっていた強風の中、
山頂まで行ってきたのだろうか?
それとも 途中まで? 月山森まで?
すごいな~と思いつつ、
ずっと立ち止まってると どんどん寒くなるので、再び歩き出した。
もちろん、キョロキョロしながら。
こういうのを見ることができて感激!
山頂の方は、さらに風が強くなったのでは?
遠くを眺めながら下る。
枝についた氷がキラキラ光っていた木。
次に来るときには、真っ白になっているだろうか。
雪庇は・・・まだまだこれから。
庄内平野に うっすら光芒。
少しずつ雲が広がってきて、
時々 日が陰るように。
たまに振り返って見る。
下りは、
様子を見ながら 登りの足跡と違うところを歩いたりも。
樹林帯に。
どんどん陽が傾いていく感じがする。(;^ω^)
日が陰ると ちょっと寂しい感じになるよね。
ようやく 一本杉が見えてきた。
14:57 一本杉を通過。
この倒木をくぐって・・・
ここも くぐって行くと・・・
間もなく 台地状のところからの下りになる。
西の方を見ると、
海と雲との間が オレンジ色になっていた。
急な下り坂もあるから、
西の空を見ても
焦らないようにして下る。
向こうに 鳳来山が見えてきた。
15:15 横堂。
横堂から先をずんずん進み・・・
少し登り返すと・・・
15:20 鳳来山山頂。
空全体に雲が広がりつつあり、
西の空は すっかり夕方の雰囲気。
鳳来山山頂で ワカンを外すことに。
実は、
私のラチェット式のワカン、装着した時から調子がイマイチだったのだ。
「昨シーズン ちゃんと靴に合わせたから大丈夫だろう」
なんて思っていたけど、大丈夫じゃなかった。
シーズン最初に使う時には再調整が必要なのだ、と 当たり前のことを痛感。(;^ω^)
登りは まだ何とか大丈夫だったけど、
下りでは、ワカンが外れやすくなっていて、
足元を気にしながら 時々立ち止まりながら歩いていたので、
けっこう時間がかかってしまった。
( 滝ノ小屋で調整しようと思っていたけど、
小屋に着いたことには すっかり手がかじかんでいて細かい作業ができず、
そのまま下ってきたのだった・・・)
15:23 ワカンを外し、再び下り始めた。
暗くなるまで駐車場に戻りたい!
鳳来山まで時間がかかってしまったので、
鳳来山から先は 小走り!
時々立ち止まって 振り返って見たりしながら。
しばらく下っていったところで遊佐の方に追き、ホッとした。
独りじゃないから心強い。
ということで、
そこからは走るのを止め、遊佐の方の後ろを歩いて下った。
いろいろお話しているうちに、
共通の知人がいることがわかり、ビックリ。
しかも、
東京Mや横浜Mに参加した時に お世話になっていたことも分かった。
いや~ 世間て狭いなぁ。
15:41 南高ヒュッテ通過。
すでにHさんは帰られたようで 煙突からは煙は出ていなかった。
作業、疲れさまでした!
南高ヒュッテからは 写真を撮らずにサクサク下り・・・
15:56 開拓登山口に到着。
滝ノ小屋から2時間20分。
振り返ってみると、
朝の青空がウソのように どよよ~んとした空だった。
遊佐のKさん、ありがとうございました!
要所要所で?ご一緒させていただいて、大変ありがたかったです。 <(_ _)>
16:56 帰路の途中、庄内町から振り返って眺めた鳥海山は
薄暗くなった曇り空に 白く浮かび上がっていた。
ワカンについての反省はあるけれど・・・
まずは 怪我なく無事に滝ノ小屋まで行ってくることができて良かった!
2019年の登り納め、良い山歩きができた。\(^o^)/