1週間前は、この辺りまで来て折り返して
残念な気持ちでいっぱいになりながら下ったのだった。
でも今日は もっと先へ行くぞ!
と思いながら進む。
雪が少ないってことは、こんな状況だってこと。(;^ω^)
枝をかき分けたり くぐったりしながら進む。
「がんばれ~!」
と励ましてくれてる『バンザイさん』たち。
ウサギたちは あっちへ。
ヒトたちは こっちへ。
時々 振り返りながら。
探検してるみたいで わくわく。( ´艸`)
(;^ω^)
迫力のブナに
立ち止まって見入ったりも。
ワクワクしながら歩いている時は、
あまり疲労感が無い。( ´艸`)
夢中になって
ただただ歩く。
こんなふうに夢中になって歩いているときの感覚が
いいんだよな~! \(^o^)/
子どもの頃 何かに夢中になってた時の感覚と
とても似ていると思う。
ずうっとジワジワ登ってるので
脚にジワジワきてるはずなのに
気持ちがワクワクだと
あまり疲労感を感じないから不思議。
先行者のトレースに感謝しながら進む。
おお~!
けっこう登って来たじゃないですか。( ´艸`)
光芒が見えると、
何だかいいことがありそうな気がして嬉しくなる。( ´艸`)
・・・と、ここで、
上から かすかに鈴の音が聞こえてきたので顔を上げると、
先行していた方が下って来た。
( Mさんじゃなかった。(;^ω^) )
「ほら、あそこに見える大きな木が見えるでしょ?
あそこまで行って戻って来たんです。
前回より少し先まで行けたら 私は いいんです。(^o^)
これから帰って 大掃除します。」
ええっ?
私なら あそこまで行ったなら 滝ノ小屋まで行きたくなるけど。(;^ω^)
・・・きっと、よく登ってくる方なんだな。
「もともとピンクテープが けっこう付いてたけど、
私も付けながら登ってきたから、
目印は たくさんあるはずだよ。」
「はいっ! ありがとうございましたっ! 助かりました~! 」
ピンクテープが見えると、
目印になるだけでなく、気持ち的にホッとするんだよね。
特に積雪期は。
あらら・・・
山頂の方が見えなくなってきたよ。(;^ω^)
滝ノ小屋辺りが ガスにおおわれませんように!
下界も 少しずつ雲が広がってきたかな・・・。
この辺りまで来ると、
さすがに風が少し強くなってきた。
遮るものが無いので寒い!
でも、思っていたほどの強風じゃなかったのでホッとした。
上の方は とっても強風なんだろうな・・・。
・・・ん?
これは、何かの動物の足跡だろうか?
踏んだ部分の周りの雪が風に吹き飛ばされて、
足跡が浮き上がってる。( ´艸`)
あ、風紋が現われたぞ。
クネクネした鳥海高原ラインが だいぶ近くに見えるようになった。
登山口近くの小屋も見えている。(写真の左側にチョコンと)
波!
波!
先行者は この辺りから引き返したようで、
もう 足跡は無い。
この標示まで来たぞ。
細かい雪が降り始め、
その雪に陽の光が当たって 辺りがキラキラ!
その様子に感激し、立ち止まって しばし眺めていた。
ダイヤモンドダストって こういうのかな?と思った。
(まともに撮れず、残念。)
さあ、向こうに もう少し歩けば
滝ノ小屋が見えるはず。( ´艸`)
目印になる岩?石?を見ながら進むと・・・
\(^o^)/ \(^o^)/ \(^o^)/ 見えた~!
しかし、
そのままズンズン滝ノ小屋へ向かうことはせず・・・
こんなのや・・・
こんなのを眺めながら ゆっくり進む。
振り返って見れば、
美しい雪の波の上を歩いてきたワカンの跡。
13:10 滝ノ小屋に到着。
開拓スタートから3時間20分。
思ったより早い到着。(;^ω^)
先行して下さった方に感謝!
それにしても・・・
冷たい風がビュ~ビュ~吹いてて・・・
さ、寒い~!
・・・④へ続く・・・