折り返し時刻を14時と決め、
行ける所まで行ってみることにした。
13:35 鳳来山山頂から先へ。
あと25分間で どこまで行けるのか わからないけど・・・
もう少しだけ行ってみたい。
もう少しだけ・・・。
こんなふうに石が積み重なったところがあったのかぁ。
今までは 雪のしたになってて見えなかったなぁ。
この左側を行く。
ここから向こうまでは、
西からの風雪で雪庇ができるところ。
最初の急斜面が近づいてきた。
・・・と、
あれ?
右下の斜面に ピンクテープがあるぞ。
積雪が多い時には見えなかった標示がある。
そっか。
ピンクテープのあるこっちには、家族旅行村の方へと続く道があるんだ・・・。
以前 鳳来山で一緒になったグループの方たちが
「家族旅行村から登って来て周回する」って言ってたのは、
この道を登って来たんだな。
急斜面の手前に祠あり。
ここが『横堂』なのかぁ・・・。
雪が少ない日に ここまで来て 見ることができて良かった。
祠のそばのブナの大木。
左へも うっすら足跡があったけど、
右へ。
右の斜面へ滑り落ちないように気を付けながら進む。
雪の重みで倒れている木々がスゴイ。
横に倒されながら 上へ上へと伸びようとしている木々。
途中 振り返ると、
鳳来山が 低く見えるようになっていた。
ウサギの足跡。
雪が固まっていたのか、沈みこまず、指の跡がついている。
これから歩くピークが見える。
南西側を見ると、
枝に着いた氷に陽が当たって キラキラしていた。
(まともに撮れなかったけど。(;^ω^) )
ちょっと頭をかがめて通る場所もあったりして。
さあ、
次の急斜面にきたよ。
3月に来た時、
ドキドキしながら この斜面を登ったのを覚えてるぞ。
ここも覚えてる~。(;^ω^)
鳥海高原ラインが 白くクネクネと。
もう少し登ると・・・
台地状の所に上がった。
この時 13:57。
ここで引き返すか?
いや、
せっかくなら、一本杉まで行きたい!
いつ倒れたのか、大きなブナ。
その下をくぐって行く。
わわわ!
14:00になった。
でも、もう少し行けば 一本杉が見えるはず。
折り返し時刻と決めた14時はちょっと過ぎてしまうけど、
一本杉まで行こう。
もう少しで見えるはず。
もう少し・・・。
見えた! \(^o^)/
14:05 一本杉のところに到着。
「湯ノ台方面の下見に行ってくる」
なんて言って出てきたのに、結局 ここまで来ちゃったな。(;^ω^)
朝スパッと起きることができていたら、
もっと早く家を出て もっと早く登山口をスタートして・・・
滝ノ小屋まで行けたかもしれないなぁ・・・。
なんて、
今更考えても仕方ないことを考える。
そして・・・
一本杉のちょっと先まで行ってみた。
そろそろ戻らなきゃ。
あ~あ・・・。
こんなに天気いいんだから、
真っ白な山頂が見える辺りまで行きたかったなぁ。
考えても仕方のないことだな。(;^ω^)
そうそう、
ここまで来れたことだけでも良しとしなくちゃ。
・・・④へ続く・・・