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ふと目にとまったものや感じたことを写真と言葉で綴るBLUEの日記。

◆'19/11/23 初冬の鶴間池⑤

せっかくなので
『のぞき』から鶴間池見下ろしてみよう。 

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うわ~。
さっきまで あの池の近くにいたんだよね。
この時期の池の色、ほんとに素敵だなぁ。 

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鶴間池。
その手前には、落葉したこの時期だから見える池沢。
そして・・・
歩いてきた登山道も見えるよ。( ´艸`) 

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「Yさ~ん! 歩いた道が見えますよ!」
と言ったら・・・ 

 

 「あの道を歩いてくるの、ここから見えてましたよ~」
と、近くにいた方が声をかけて下さった。

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イヌワシの撮影をしていらしたようだ。 
ハイ。鶴間池から お車が見えましたよ。( ´艸`)

 

その方とちょっとお話して・・・


車道を下り始めた。 

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車の跡。
スキーの跡。
そして 動物さんの足跡。 

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下りも 
Yさんは轍を。私は轍の無いところを。 

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車道のすぐわきには ウサギの足跡。

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向こうの車道が 木々の間から何となく見える。
この時期ならでは。 

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黄土色に見える辺りが
荒木沢近くの入り口付近のススキだろうか? 

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陽が差す庄内平野。
下界は晴れてるようだな。

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しばらく下ってから振り返ると、
さっき歩いていた辺りが V字の切れ込みのように見えた。 

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荒木沢近くの入り口まで下って来たぞ。
・・・と思いながら歩いていると・・・

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 ん? 何かいるぞ。
ネズミ?

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「Yさ~ん、ネズミみたいなのがいますよ~!」 

 

 

「あれ? ネズミじゃなくコウモリじゃない?」
「え? コウモリ?!」

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「ほんとだ~! コウモリだ~!」

 

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 Yさんがそっと手を差し出すと
コウモリは 穴の中に引っ込んでいった。

「コウモリ=さかさまになってぶら下がっている」
というイメージだけど・・・

このコウモリは、
頭を上にして穴の中にすっぽり入っていた。 

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「そういえば・・・
 雪の中で冬眠するコウモリがいるって聞いたことがありますよ。」

 

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・・・コウモリが 雪の中で冬眠?!・・・

 

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「あ、チーズがある。チーズをやってみよう」
とYさん。

「え?! コウモリって肉食じゃないんですか? 昆虫とか。(;^ω^)」

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コウモリは しばらくじっと動かずにいたが、
そのうち ペッペッと チーズを避けはらう仕草をした。(;^ω^)

 

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「こんなところにいたら、いつか車にひかれてしまう危険があるから、
 どこか別のところに移動できればいいんだけど・・・」
と言うと、
心優しいYさんは、
今度は 周りの雪ごとコウモリをすくって移動しようとした。

 

ところが 雪は崩れ、
コウモリは・・・

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お、おこったぁ~! (;^ω^)

 

ごめん、ごめん。 

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コウモリは ガサゴソ穴から這い出ると
道路を挟んで向こう側のブナ林の方へと飛んでいった。 

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「コウモリにチーズをやるなんて 動物虐待だったかなぁ・・・」
と気にかけていらっしゃるYさん。

いえいえ、
ムリに食べさせようとしたわけじゃないですし、
コウモリを危険な場所から移動させようとしたわけですから。

 

このコウモリ、
『コテングコウモリ』という名前だと 後から教えていただいた。

思わぬ出会いに嬉しいビックリだったな。

 

コウモリが林の中へと飛んでいったのを見送った後、

荒木沢橋を渡り・・・
車道から少し入ったところにある山雪荘へ。
(下って来る途中、管理人のGさんからYさんに電話が入っていた。)

「ちょっと寄っていきましょう」

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「はい、ぜひ!」

 

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今年の1月中旬に『のぞき』まで歩いて行ったとき、
山雪荘のそばまで行って 外側を眺めてはみたけれど、
中には入ったことがなかった。

 

(そうそう、その日、
 車道をショートカットして登っていた林の中で 
 下って来たGさんとすれ違ったのだった。) 

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その時は もっともっと雪が積もっていたので、
入り口に「下っていく」ようになっていたけど、
今は雪がほとんど無いので 階段を上っていく。
屋根からは ツララがたくさん下がっていたっけ。 

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初めて入る山雪荘。
おじゃましま~す! 

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積雪期に ここに何日間も泊まることがあるというGさん。
奥の部屋にはストーブが2つ置かれていた。
棚の上には 山に関する本がズラリ! 

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あったかいお茶をいただきながら しばらくお話。
「今度ここに泊まりにおいで」
と Gさんが言ってくださった。
・・・はい、ぜひ! \(^o^)/

 

 

30分ほど ゆっくり休ませていただき、
山雪荘をあとにした。
Gさん、ありがとうございました!

 

山雪荘から さらに少し下ったところに・・・ 

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Yさんの車は 待っててくれた。
よかった。 

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車道を下る。
遠くを見ると、
日本海と最上川が 陽が当たって光って見えた。 

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いくつ目かのカーブに来た時、
「ん? あれは 何だ?」
と Yさんが車道の端を見て言った。
 

・・・何かの動物の足跡。もしかして?!・・・

 

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 「ちょっと車を降りて 見てきます!」
と私。 

 

 

・・・大きな足跡。
   爪のあとが ありますね~。(;^ω^)・・・  

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朝 登っていくときは 気づかなかったなぁ・・・。 

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ここから 林の中へ入っていったんだな。 

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今年は食べ物が少なくて 
まだお腹がいっぱいにならなくて 眠れないんだろうか? 

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20cm弱、ってところかな・・・。 

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どうか、はやく寝て下さい! (;^ω^) 

 

 

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鳥海高原が見えてきた辺りに停めておいた私の車も
ちゃんと待っててくれた。良かった良かった。

ここで解散。
Yさん、お世話になりました~!

 

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チラッと向こうに見えているのは 笙ヶ岳かな?

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山頂の方を振り返ると
やっぱりガスの中。 

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帰る途中、
車をちょっと止めて パチリ。
上は やっぱりガス。 

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 庄内町まで来てから またパチリ。

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天気は下り坂。
月山の上の方もガスの中だった。 

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天気が変わってしまい、滝ノ小屋1泊の希望は叶わなかったけど、
鶴間池まで行くことができて良かったな。
この時期に行けるなんて思っていなかったから。
( 先に行った若者たちがいてくれたおかげだな。( ´艸`) )