面白山の山頂は、
360° ぐるり景色を眺めることができた。
ぐるぐる回りながら しばらく景色を眺め・・・
その後、先にいらした方たちとお喋りしながらコーヒータイム。
この面白山には いろんなコースがあって、それぞれのコースを楽しめること。
四季を通じて 楽しめること。
山頂からの360°の景色を楽しむことができること。
・・・などを いろいろ教えていただいた。
仙台の方。
歩いてきた尾根。
・・・と、そこへ、
西尾根コースから 息を切らして登ってきた方が。
「は~。今日は1時間もかかっちゃったよ~。」
草刈り機を持って?!
1時間「も」?!・・・だって?
西尾根コースのコースタイムより ずっと速いじゃないですか。
「いつもは 登りながら草を刈るんだけど、
今日は 下りながら刈ってみようと思ってさ。」
私が登って来た長左衛門平コースの草刈りに登っていらしたのだそう。
どこの山もそうだけど、
刈り払いをはじめ、登山道を整備して下さる方がいるおかげで
安全に気持ちよく歩くことができているなぁと いつも感じている。
本当にありがとうございます。<(_ _)>
蔵王連峰の山々の整備・管理について 少しその方のお話をお聞きし、
途中見かけた植物が『ナンバンギセル』だということも教えていただいた。
( この辺りの山のガイドもしていらっしゃるそう。)
その方に かもしかコースを下る予定だと言うと、
「西尾根コースの方がいいでしょ。
下山したところから車を停めた場所まで 林道を歩いて行けるし。」
そっか。
ガイドの方が そうおっしゃるなら、西尾根コースを下ろう。
元はと言えば、積雪期に西尾根コースを歩くための下見が目的だったんだもんね。
( 本やらレコやらを見てるうちに 別のコースを歩いてみたくなって
面白山高原駅の方の登山口から登ったんだけど。)
ということで、
左のかもしかコースでなく、右の西尾根コース方へ。
12時前、下山開始。
山頂を振り返って見る。
ズーム。
山頂にいる方たち、景色を眺めてる。
山頂からしばらく、
けっこう急な坂道のようだったけど・・・
やはり そうだった。(;^ω^)
時々 遠くの景色を眺めたりしつつ、
ゴロゴロした石がいっぱいの急な坂を、
足元に気を付けて下る。
日陰になりやすい道。
きれいなコケやシダもいっぱいだった。
時々 振り返って見たりも。
徐々にブナなどの雑木林に。
ガサガサと道のそばで音がしたので
立ち止まって見たら・・・
いた いた。( ´艸`)
「いろんな生き物たちが
今この瞬間に この山にいるんだ」
と思うと、嬉しくなる。
( 会いたくない生き物たちも いるけれど。(;^ω^))
いつの間にか 空には雲が広がっていた。
急坂を下って来た後の
緩やかな登り。
山頂を振り返って見る。
三沢山。
下りは あっという間だな~。
登りで歩いた尾根と
下って来た尾根を
眺める。
あとから来た方たちから、
「ここからは もう 1時間くらいですよ。」
なんて言われて、何だか残念な気持ちに。
もう少し歩きたいような・・・。
ま、いっか。
その1時間を のんびり楽しむとしよう。
そうそう、
下山したところから 1時間の林道歩きもあるしね。
またちょっと 陽が差してきた。
また 会えた。
( 後で調べたたのだけど、『シュスラン』ていう花かなぁ?)
(★追記:この花は『ミヤマウズラ』という花だそうです。
シュスランの仲間の花のようです。)
中に、ゆべしか何か入っていそう。( ´艸`)
左側から 徐々に水音が聞こえてきた。
道の左側は ブナ中心の雑木林だけど、
右側には カラマツがたくさん。
左側の斜面から 登山道に水が。
『長命水』の分岐に出た。
向こうから横道を歩いてきた方は、
長左衛門平コースの途中ですれ違った方だった。
「 今 私が来道も なかなかいいですよ~。
歩きやすかったし。」
西尾根コースをこのまま下ると、もう間もなく下山してしまうという。
地図を眺めながら ちょっと考える。
美味しい水をいただきながら
ここからの下りについて考えた。
同じ長左衛門平コースから登って来た方は、
そのまま西尾根コースを下って 林道を歩くそう。
私は・・・?
私は、こっちの横道へ行ってみよう!\(^o^)/
そして・・・
次の分岐から『かもしかコース』を下ろう。
なだらかでフカフカな道。
走っちゃう!
小沢を渡ったりも。
また渡る。
黄葉してるのは 何の葉かな。
そしてまた 小走り。
横道もあるから、
その時その時で いろんな歩き方ができるなぁ。
分岐に出た。
ここからは『かもしかコース』を下る。
ブナ林の急坂とのこと。
気を付けて下ろう。
急坂を下っては 振り返り・・・
また下って 振り返り・・・。
もしかしたら、ずっと急な下りが続くのか?!
と思っていたら、
「激下りして 少し登り返す」を何度も何度も繰り返した。
慎重に下る所は 慎重に下り、
小走りできるところは小走りして登り返したりして・・・
ちょっとしたトレランになってしまってたかな。(;^ω^)
( ブナ林のフカフカな道は 気持ちよい。)
それにしても、やはり急な坂が続くコースだったので、
登りで このコースを使わなくて良かったなぁ・・・と思った。 (;^ω^)
たまに チラッと山頂を見たりして。
( この後の キレイなブナ林を撮った写真が何枚かあったのだけど、
なぜか見ることができなくなってしまった。
PCのことがよくわからない私は どうすればよいのか分からない。
残念。( ノД`) )
木々の間から 仙山線の線路が見えてきた。
ここから カーブしながら急激に下る。
写真左上から下ってきて 大きくカーブして奥へ。
かもしかコース、何だかスゴイ道だなぁ。
雨がたくさん降るたびに
いろんなものが流れ落ちてくるのか、
荒れた道のような状態になっていた。(;^ω^)
予定通り こっちから登っていたら、
登山口から入ってすぐのこの状態に、
ちょっと不安になってたな。(;^ω^)
登山口が見えた。
振り返って見る。
( なぜか この後の写真はアップできない状態。)
この後、ちょっと紅葉側渓谷に下りてみた。
「紅葉のころに来るのが良さそうだなぁ・・・」と思いながら少し歩いてから
戻ってきた。
車を停めさせていただいた駐車場の『藤花山荘』へ。
車を停めさせていただいたお礼を言い、
それから ざくろジュースを注文。
渓谷を眺められる窓際の席で いただいた。
この山荘の奥様は韓国からいらした方で、店では韓国料理も出しているのだそう。
所ジョージさんの番組の中の企画で 安田大サーカスの団長さんが訪れたこともあり、
その放送を観て 関東地方からもお客さんが訪れるようになったという。
気さくでチャーミングな奥様だった。(*´ω`*)
初めての面白山、楽しかった! \(^o^)/
予定と違う長左衛門平コースからスタートしてしまったけど、
そのコースを登ったのが 特に面白かったなぁ。
下山時、途中から横道に入って 分岐から かもしかコースを下ったことで、
この日は、長左衛門平コース、西尾根コース、かもしかコースの
3つのコースを歩くことができたし。
充実感いっぱいで 帰路についた。