THANKS TO YOU ! !

ふと目にとまったものや感じたことを写真と言葉で綴るBLUEの日記。

◆'19/08/04~06 朝日連峰縦走⑥…2日目もバテバテになって歩いた

 

朝の景色をのんびり眺めていたため、
荷物をまとめて小屋の外に出るのが6時頃に。

小屋を出て以東岳の方を見ると、
山頂からの道を 東京の方が下っているのが見えた。
「お~い! \(^o^)/」
と両手を振ったら、大きく手を振り返して下さった。

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さあ、そろそろ私も出発しなくては。

 

あかねずみさんに挨拶し、小屋を出発。

少し登って振り返ると、
以東小屋に朝日が当たっていた。

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あっという間だったけど、以東小屋での楽しい山時間を過ごすことができた。
あかねずみさん、ありがとうございました!

今度は  ヒメサユリがたくさん咲いてる時期にも訪れてみたいな。

 

 

山頂のちょっと手前から 縦走路へ。

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昨日は  ガスがかかっていた主稜線。
今朝は  奥に尖がって見える大朝日岳まで スッキリ!\(^o^)/

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山歩き1年目と2年目は、
大朝日岳と以東岳に それぞれ日帰りで登り、
「この主稜線をいつか歩いてみたいなぁ・・・」
と思いながら縦走路を眺めた。

3年目の昨年は、
ようやく小屋泊装備を揃えたけど・・・
休みと天気が合わずに 2泊3日の縦走はできず。
でも、
竜門小屋と以東小屋にそれぞれ1泊し、縦走に大きく近づいた気がした。

そして4年目の今年。

心身の状態からすると 今年縦走するのはキビシイかも、
と思っていた中で  チャンスが訪れ・・・

目の前に  歩きたいと思っていた縦走路が続いている。

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夢なのか現実なのか よく分からないような気持ちで
歩き出した。

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少し下ったところから 
さっきまでい以東小屋が見えた。

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朝の光の中で、
周りのもの全てが キラキラして見える。 

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振り返ると、
まだ 以東岳の縦走路入り口の標柱が見えた。
後ろから歩いてくるのは 昨晩 以東小屋でご一緒した仙台の方。

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そうそう、
写真には写っていないけど、
東京のHさんが「すぐ後ろから 行ってあげましょう」と言って、
私の後ろから歩いて下さっていた。 

「私、写真をたくさん撮りながらノロノロ行くので、お先にどうぞ」
と言ったのだけど、
前日の私のバテバテな様子を見て心配してくださったのだった。

 

まだ眠ってる?ミヤマリンドウたち。

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石に張り付いた  オブジェのような枯れ枝。

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どこのピークの影かな。

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どんな形の山の影も キレイな二等辺三角形?になるから不思議だ。

 

 

方向を南にかえて下る。

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ハクサンイチゲの花畑。

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マツムシソウも一緒に。

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どなた?

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「あの道をいつか歩きたい」
と思いながら眺めていた風景の一つに近づいてきた。

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チシマザサの中を行く細い道。

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とうとう来たよ~。

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これから私も、あの人のように歩いて行く。

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振り返って見る。

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以東岳が 少しずつ少しずつ小さくなっていく。

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・・・何だか・・・

走りたくなってきた~!\(^o^)/

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「わ~い!」

・・・ダダダダダ・・・

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 思わず大声を出しながら 走り出してしまった~。\(^o^)/
( この後 暑くなってキツくなることが分かってるのに・・・。(;^ω^) )

 

 

「クルマユリですね~」
というHさんの声に 立ち止まった。

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気持ちよく走ってて 気づかなかったよ。(;^ω^)

 

 

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いかん いかん。
今から  走ったりしちゃ。

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2日目は 大朝日小屋までだよ。
コースタイムで7時間半くらい。

また暑くなるだろうから・・・休憩したり何度も立ち止まったりして
たぶん また9時間くらい歩くんだよ。

 

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と 思ったけど・・・

 

 

こんな所に来たら、またまた 思わず・・・

「うわ~い! \(^o^)/」

・・・ダダダダダ・・・

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結局 また走っちゃったよ~! \(^o^)/

 

「走って気持ちよかった~」
と思いながら 振り返った景色を眺めた。

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「一定のペースで歩く」とか
「ペースを考えて歩く」とか
苦手なんだよね。(;^ω^)

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走りたくなったら 走り、
バテたら ゆっくり歩き、
立ち止まりたいところで 立ち止まる。

 

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そんな自分の歩き方は、
子どもみたいだなぁ~と思う。(;^ω^

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・・・ま、いっか。( ´艸`)

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気持ちよく走ったところを振り返って見る。

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朝日を浴びてイキイキしている足元の花たちを 

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ワクワクしながら眺めたり・・・ 

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 歩いてきた景色を振り返っては

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 憧れていた縦走路を歩いていることを確かめたり。

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実際に歩いたからこそ見える景色に感激したり。

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遠くまで続く山並みの
緑から青へのグラデーションに見とれたり。

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池塘があったよ。      f:id:pft78526:20190813070828j:plain

 

 

 

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7:47
Hさんによると、
この辺りまでは ほぼコースタイム通りだそう。

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この辺りまでは・・・。 

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徐々に・・・気温が上がってきて・・・
徐々に・・・キツくなってきた。

 

 

「狐穴小屋が 見えてきたね。」
と言われて、一つ向こうのピークの手前の斜面をよく見たら、
狐穴小屋が見えた! \(^o^)/

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右側の山の斜面に 湿原らしきところが見える。

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少し大きく見えるようになった狐穴小屋。
あそこまでは、
ここを下って あそこを登って・・・。

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元気なら「ヒャッホ~!\(^o^)/」と言いそうな道のりも、
暑くてバテ気味になってきて、
「うわ・・・(;´Д`)」な気持ちに。

 

 

下ったところで 振り返って見る。
ザラザラ・ゴロゴロな坂、
気を付けて下って来た。

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朝 出発してきた以東岳が 
少しずつ遠くなっていく。

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足元の石が  目にとまる。
小さな粒が固まったような石が その辺にたくさん。

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狐穴小屋の手前には
キンコウカやチングルマ、ヒナザクラが いっぱい咲いていた。 
少し前まで雪渓が残ってたみたい。

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着いたよ~。\(^o^)/

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8:28  狐穴小屋に到着。\(^o^)/

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中をのぞいてみた。

おお~!
ここにも  いつか泊まってみよう!

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「狐穴小屋、いいよ~」
と、いろんな方から聞いた。 

 

 

風になびく『冷えてます』の文字。 

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 空き缶を切り取って貼ってある素敵な看板。( ´艸`) 

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ぷは~っ! 

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 朝 出発してきた以東岳をバックに パチリ。
もう1本飲みたいところだったぜ。
いや、
もうすでにビールを飲みたい気持ちだったのだけど、
ビールを飲むのは  今日の宿泊地の大朝日小屋に着いてからにしよう!
と思って我慢した。
( 大朝日小屋では 飲み物の販売をしていないこと、知らなかった・・・)


 

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小屋の向こう側の景色。
『日本百名山』で朝日連峰縦走の様子を放送していた中に、
狐穴小屋で迎えた朝、向こうの山々を流れる滝雲を眺める場面があった。
いつか私も ここに泊まってみよう。 

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縦走路を下ってくる人たちの小さな姿が見えてきた。

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 そろそろ歩きださなくては。


8:48  狐穴小屋を出発。

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いつか泊まりに来るよ~!\(^o^)/

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次に目指すのは、
右奥に見える北寒江山。 

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9:05  三方境

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天狗角力取山・障子ヶ岳への道。 
昨年 障子ヶ岳に行った時は ガスガスで辺りが真っ白だったから
そのうち行かなくちゃ。

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バテてきたから、こんな登りを前にすると  
「うひゃ~・・・(;´Д`) 」
って気持ちになる。

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 それでも進むしかないから、



足元の可愛い花たちを眺めたり

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 遠くの景色を眺めたりしながら

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一歩一歩行くよ。

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一歩ずつでも進んでいくと・・・ 

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 ほら!\(^o^)/

 

9:17   北寒江山に到着。

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以東岳を振り返る。
おお~っ。ここまで歩いてきたぞ~。 

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相模山の方も 景色が良さそう!\(^o^)/
いつか歩いて行ってみよう!
( 「いつか行ってみよう!」な場所が どんどん増えていく・・・」

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次は あの寒江山だぞ。
昨年は、竜門小屋に泊まって あの寒江山まで散歩に来たんだ。
ヒナウスユキソウの大群落を眺めながら。 

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( ずっと奥に 小さく大朝日岳の尖がりが見えてきた。)



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 ぎゃぎゃ~っ!
でも、進むしかないんだぞ。

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以東岳を先に出発したAさんの姿が小さく見える。

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「ここを登ると・・・\(^o^)/」
・・・・・
「あれ? まだ先に別のピークがあった~(;´Д`) 」 
・・・の繰り返し。

気持ちが疲れてる時って、こんな感じなんだよね。(;^ω^)

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ちょこちょこ水分補給しながら・・・

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ちょこちょこ立ち止まって辺りの景色を眺めながら・・・

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 一歩ずつ・・・一歩ずつ・・・。 

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9:50  寒江山に到着~。\(^o^)/

・・・と、あれれ?

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振り返った以東岳の方に ガスがかかり出した。
夕方  大朝日小屋から 以東岳が見えるといいな。

 

 

さあ、次に目指すのは
昨年泊まった竜門小屋だよ。

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先を行くAさんの姿が 小さく小さく見える。


いつも思うけど、
風景の中に人の姿があると、
その風景が全く違ったものに見えてくるから不思議だ。

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私も今、
雄大な景色の中の一部になっているんだな・・・。(*´ω`*) 

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こんなに  たくさん 

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ハクサンイチゲが咲いてるとは 思ってなかったなぁ。

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花を見ると一瞬元気になるけど・・・
これから行く登り坂を見て ぎょぎょ~っとなる。
その繰り返し。

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 水を飲んでも飲んでも
すぐ口の中が乾く。

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10:10  南寒江山。

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ここから竜門小屋まで、
まだ1時間以上かかるはず。(;^ω^)

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 「うわ~ スゴ~イ! \(^o^)/」
と景色に感激するものの・・・
今日の目標地・大朝日岳が まだまだ ずっと向こう(雲の中)であることに
がっくりする。

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 それでも・・・

 

行く先の道に 先を行く人の姿があると
ちょっと元気になれる。

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3人のグループとすれ違った。
あの方たちも けっこうバテてた感じ。
暑さでバテてるのは私だけじゃないんだな。

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ヨツバヒヨドリにとまって蜜を吸ってたチョウ。
もっと大きく撮りたかったけど。

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こちらのアゲハは 
ひらひら飛んでて なかなかとまってはくれず。

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・・・うじゃうじゃ飛んでるトンボ。
・・・昨日 何匹も ぴょんぴょこ登山道に出てきたカエル。
・・・私を警戒してテリトリーから出るまで付いてきたハチ。
・・・花から花へと飛んでいくチョウ。
などなど、
たくさんの生き物たちも いるのだということを あらためて感じていた。

 

 

 

ああ、あの雪渓の上の道を歩いて向こう側に出ると、
たしか 竜門小屋が見えるんじゃなかったっけ?

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右側が切れ落ちてるのは 何でもないけど、
こんなふうに左側が切れ落ちた斜面を歩くのは 
感覚的に苦手なんだよなぁ。(;^ω^)

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その左側斜面を見下ろすと、
コバイケイソウの花が咲いていた。

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やった~! 竜門小屋が見えた~! \(^o^)/

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ここを登ると もうすぐだぞ。 

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振り返って見る。

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小屋の方を見ると、
小屋の前に 何人かの姿が見えた。
ベンチで食事してる人たちと・・・
管理人のIさんの姿も。

「こんにちは~!」
「さっき縦走して行った人?」
「いいえ、昨年の慰霊登山の時にお世話になった者です」
「あ~・・・」
と覚えていて下さった。(すごいな)

 

 

11:05   竜門小屋に到着~!

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「暑くてバテバテになりました~」
とIさんに言うと、
「今日来た人は みんなバテてたよ」
とのこと。
・・・そうなのかな。私だけじゃないのかなぁ。・・・ 

 

 

 

冷たい水、出てま~す!
冷たい飲み物、ありま~す! 

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水を補充させていただいた。
バケツに中でキンキンに冷えてる缶ビールに目がとまったけど、我慢。
大朝日小屋で飲むんだもんね。 

 

 

寒江三山の方を眺める。
そのずっと奥の以東岳はガスの中。雪渓残る斜面がうっすら見えるのみ。 

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小屋の前に張られたロープには 毛布やタオルなどが干してあって
心地よい風に吹かれていた。
その隙間に 
私のアームカバーと手ぬぐいをかけさせていただいた。<(_ _)>

 

小屋の前に並べられた石に座って昼食休憩。
Hさんから いただいたコーヒーも飲んで、元気回復?

 

出発前に 小屋のトイレをお借りすることに。
Iさんに断ると、
「ど~ぞ、ど~ぞ。思いっきりやってちょ~だい!」
とのこと。
・・・笑ってしまった。( ´艸`)

 

 

11:45  Iさんに挨拶して 竜門小屋を出発。

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 さあ、ここから竜門山までが ちょっとしたキツイ登りなんだよね。(;^ω^)

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この花。
咲いてるところも可愛いけど・・・

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下に落ちてるところも可愛い。

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石の周りにぐるっと。 

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もう色づき始めてる?

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12:04   竜門山の分岐に到着。

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今日の行程の残り1/3だな。
がんばろう。

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次に目指すのは 向こうに見える西朝日岳。 

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そこへ向かう尾根道。

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こういう尾根道、ホントは大好きなんだけど、
バテてるので やっぱりキツイ。

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振り返ると 向こうに竜門小屋が小さく見える。

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ちょっとした登りを見ても
「ゲゲッ・・・(;´Д`)」
と思ってしまう。

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何度も竜門小屋のほうを振り返る。 

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13:13   やっとのことで西朝日岳に到着。

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その先の中岳へと続く道を見て・・・
ガ~ン! (@_@)
こんなに下るの?
こんなに下って あんなに登り返すの?

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「ここまで来たら、15時頃までには着くから 大丈夫だよ」
とHさんは言って下さったけど、
この景色を前に かなり気持ちが萎えた。(;´Д`)

 

 

でも・・・ほら。
大朝日小屋が見えてるぞ。
ガスで全然見えなくなると思ってた大朝日岳も見えるぞ。 

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ここまで来たんだもの。
あと少し、ガンバろう。

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13:28  15分ほどの休憩の後、西朝日岳を出発。

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湧いてくるガスで
尾根の東側は真っ白。

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振り返って見る。
少しずつだけど、進んでる。(;^ω^) 

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またふり返って見る。
バテバテだけど、進んでるよ。

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目の前にそそり立つように見えた中岳。
その山頂まで どんなに大変なんだろうと覚悟していたんだけど、
道は・・・

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山頂を通らずに 東側斜面をトラバースしていた。
それだけでも 気持ちがずいぶん楽だった。

 

そして・・・   
  


おお~
ついに ここまで来たよ~。(´;ω;`)

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大朝日小屋が あそこに見えるし・・・

 

水場でる金玉水に下る道も すぐあそこに。

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14:38  金玉水への下り口に到着。

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情けないことに・・・
私は水を汲みに下る元気がなく、
「3L汲んでくるから、使っていいよ~。
 ここで休んでて~」
と言ってくださったHさんの言葉に甘えて、
ザックを下ろして しばらくグッタリしていた。


 

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暑くて  思ってた以上に水が減ってしまっていた。

・・・自分の水を自分で汲まないなんて、ダメじゃん!
・・・小屋についてザックを下ろして
   しばらく休んでから汲みに来ればいいじゃん!

頭の中で もう一人の自分がワーワー言ってきたけど・・・



今回は、Hさんにご厚意に甘えて 水をいただくことにした。<(_ _)>

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自分で使う水を自分で汲みにいかないことが
すごく悪いことのように感じられる。 

  

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情けない・・・
申し訳ない・・・

 

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もうしわけありません、Hさん。
本当にありがとうございます。 

 

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15:15  以東小屋を出発して9時間くらいかかって
       ようやく大朝日小屋に到着。

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 1日目に続き、2日目も 暑さでバテバテになってしまった。

小屋の前では、私よりずっと年上の方たちが 楽しそうに談笑中。
自分の体力が激落ちしてしまったのか?!
そんなことを思って ガッカリ。

でも、
まずは、以東岳からの主稜線を歩いてくることができて、ホッとした。
よかった、よかった・・・。(´;ω;`)



 管理人さんに挨拶して さっそく訊ねた。
「あの~ 缶ビールありますか?」

「ここじゃ 飲み物なんか売ってられないんだよ。
 大勢 泊まり客があったら、その対応に追われて 
 そんな余裕無くなるもの」


・・・ガ~ン! ( ゚Д゚)・・・


              ・・・⑦へ続く・・・