御浜を出て 間もなを歩いだして間もなく、
向こうから歩いてくる方たちに話しかけられ、立ち話していると・・・
御浜の方からアスリート風の女性がトレラン装備で やってきた。
「こんにちは~」
と その方が追い越していこうとしたときに顔を見て お互いビックリ!
「Eさ~ん! お久しぶりです~!」
と思わず大きな声で言ってしまった。
RUN&トレランの先輩のEさんだったのだ。( ´艸`)
お互い、たまたまこの日が休みになって来ていた。
Eさん、
6月には 岩手で開催された100kmマラソンを完走、
次は 秋田で開催される50km超のトレイルランの大会に参加する予定とのこと。
・・・相変わらず スゴイです。(;^ω^)
そうそう、
私が初めて鳥海山に来たのは、
EさんとKさんから「トレランのトレーニング」として連れて来ていただいた時だった。
吹浦コースから登り始めたのだけど、ガスガスで、
御浜に着いた時には 辺りが真っ白で。
御田ヶ原の標柱まで行ったところで 引き返してきて・・・
象潟コースを下って・・・
鉾立から吹浦コース駐車スペースまで 車道を走って下って・・・
大平山荘で温泉に入って帰宅。
・・・懐かしいなぁ。( ´艸`)
少しの間 Eさんとお喋りしながら歩いて
Eさんから先に行っていただいた。
・・・私と一緒じゃ 練習にならないからね。(;^ω^)
岩峰と三峰との鞍部で 写真を撮ってる方がいた。
ハクサンイチゲを撮ってたみたい。
こんなふうに
「あそこまで登ると どんな景色がみえるのかなぁ・・・」
という景色も好きなんだな。( ´艸`)
私が やっと三峰のピークに登った時、
Eさんの姿は もうあそこに。
雲が出てきて
日なたになったり 日陰になったり。
Eさんは 二峰のピークに。
出た!
この虫 何かな。(;^ω^)
昨年のこの時期にもあったぞ。
笙ヶ岳一峰に到着。
先に到着して休憩していたEさんと 少しお喋り。
Eさんは 軽やかな足取りで下っていった。
そういえば、
一昨年 湯ノ台コースから ぐるっと周回するために千蛇谷を下っている途中で
トレーニングで山頂まで登る途中のEさんとお会いしたなぁ。
笙ヶ岳に来たのは初めてだというEさん。
こんな景色を見ることができて 良かったですね!\(^o^)/
では、
景色を眺めながら コーヒータイム。
コーヒーのおともは、
Eさんからいただいたスイーツ。
美味しかった!💗
ごちそうさまでした~!
笙ヶ岳に来るたびに撮ってしまう オブジェのような枝。
草で隠れ気味。
では、
下山するとしよう。
( 噴煙が上がってるみたいな雲だな。(;^ω^) )
『花字雪渓』と『心字雪渓』が見える。
気になって撮ってしまった。
チングルマって「木」なんだよな~。
ニッコウキスゲのつぼみがいっぱい。
今年も たくさん咲くかな。
下山は、
三峰と岩峰の間の道を。
三峰を振り返る。
新山の頭がチョコンと見える。
山頂とは ちょっとの間 お別れ。
青空が映る池塘のそばを歩くのを楽しみにして進む。
しかし・・・
どんどん雲がわいてきて、
池塘に映ったのは曇り空だった~。(;^ω^)
と、残念な気持ちで通り過ぎようとしたけど、
ちょっと振り向いて見たら、
青空が映っていた。
そうだよね。
「見る方向・角度を変えると 見えるもの」って、あるよね。
・・・山歩きしながら気づかされること、あるなぁ・・・。
三峰を振り返る。
T字分岐の方から 再び山頂が見えるはず・・・
・・・と思ったら、ガス。(;^ω^)
吹浦コースを横切って・・・
雪渓を歩いて 賽の河原へ向かう。
鉾立の方から モワモワと雲がやってくるけど、
真っ白になりませんように!
と思っていたら、
長坂道の方から下ってきた方たちも 賽の河原へ下っていくようだ。
ラッキー!
「雪渓でのホワイトアウト」、
ホントに何も見えなくて 怖かったもんね。(;^ω^)
( 一昨年の7月、滝ノ小屋のすぐ上の雪渓で体験。)
御浜から下ってきた方たちの姿あり。
そういえば、
Aさんからは 10時頃に下山したとの連絡があった。
大平山荘で温泉に入って帰路についてるかなぁ。
な~んて
立ち止まって景色を眺めたりしてる間に、
先行者の姿が どんどん小さくなっていた。
ちょっと急いで 距離を縮めるも・・・
向こうの斜面に陽が差したのを見て
また立ち止まって眺める。(;^ω^)
また急ぐ。
そろそろ賽の河原辺りまで来た。
斜度の緩い所から 夏道の方へ下りよう。
これから登っていく方も。
数メートル間隔に目印あり。
ガスがかかった時には ホントに助かります。
設置して下さってる方々に感謝です。<(_ _)>
サンカヨウの花がゆっくり開くのを眺めていたいけど、
下らなきゃ。
出てきて間もないのも。
また あちこちで立ち止まっている間に・・・
一人、また一人と
追い越していく。
13:40頃 下山。
駐車場に戻った時、
御室に物資を運ぶヘリコプター が飛んでいくところだった。
帰宅途中、車を止めて パチリ。
「大きなザックを背負って歩く練習で御浜小屋泊まり」
「調子をみて 泊まらずに日帰りで」
と思いながら行った鳥海山。
御浜が強風だったことで、
思い切って山頂まで登ってしまったりして。(;^ω^)
そのおかげで、
素敵な方たちとの出会うことができて・・・
登ると思わなかった山頂まで登ることができて・・・
七夕の夜の満天の星空を眺めることができて・・・
新山と影鳥海も見ることができて・・・
鳥海湖のそばを歩くことができて・・・
調子イマイチでバテバテになりながら登ったんだけど、
とっても充実した二日間になったなぁ・・・。
鳥海山、ありがとう!
そして・・・
小屋でお世話になったお二人の方たち、Aさん、
楽しい時間をありがとうございました~! \(^o^)/