なんだかんだで レッスンが休みになったり レッスンを休んでしまったりで、
この日は 2ヵ月ぶりのレッスンだった。
1月は、体調も気分も今一つな日が続き、
ドラムの練習をほとんどしていなかった。
久々にスティックを持ったのは レッスン2日前。
もともと下手くそな初心者なのに しばらく練習していなかったので、
感覚が戻るまでに時間がかかった。(;^ω^)
それでも、なんとか少し感覚を思い出したところで
レッスンへ。
実はこの日、叩き方を教えていただきたい曲があった。
沼澤尚さんがドラムを演奏している曲。
一目惚れならぬ『一耳惚れ』した。
YouTubeで その曲の演奏を観ていただくと、先生が
「ストロークの話、しましたっけ?」
と、ホワイトボードに書き始めた。
「こういうの練習しておくといいですよ」
と、それぞれのストロークを実演しながら教えて下さった。
フルストローク。
「大切なのは、いかに『脱力』するかですよ」
なるほど。
沼澤尚さんの演奏の強弱も、
このストロークを使い分けて、あのグルーブ感を出していたんだな。
沼澤さんの演奏、
「ドラムの音で歌っている」ように聞こえる。
ピアノでいう「装飾音符」みたいな音は『ゴースト・ノート』といい、
この音を入れることで 演奏に深みが出たりするとのこと。
沼澤さんは このゴースト・ノートを多様しているのだとか。
「アクセントをつけるためにスネアを強く時は、
ハイハットでその一つ手前の音を叩くのと同時に スティックを上げて準備する」
ということも教えていただいた。
なるほど。
家で練習してみた時は、
強く叩こうとする直前になって 慌ててスティックを上げていたので、
スネアの打面を押さえつけるような感じになり
こもったような音になってしまっていたなぁ。(;^ω^)
1つ前の音の時に準備しておくと、
深みのある音を響かせることができるのだった。
「動作を どのタイミングで起こすか」
というのは、何事においても大切なんですな。
その場になって慌てて準備すると、
余裕がなくなってしまうもんなぁ。(;^ω^)
それにしても・・・
『ロンサム・ジョージ』のドラム、
両手両足バラバラに強弱をつけるのが難しくて
頭はフル回転してるけど、体がついていかない。( ノД`)
といったら、先生は、
「私は、教えるのに 頭フル回転です~。(;^ω^) 」
いつも緊張を和らげながら教えて下さる先生、
ありがとうございます。( ´艸`)