無雪期に歩いたことが無いので、
ロープウェイを降りたところから10分くらいの地蔵岳までにしよう。
と思ってきたけれど・・・
いちおう下調べはしてきてあるし、地図なども持ってきているし、
なにより、この天気!
熊野岳、あそこだもの。
行かなくちゃ!
( 1週間前の安達太良山のような展開になりそうな・・・。(;^ω^) )
歩き始めてすぐに
雪と風がつくり出した模様に見とれる。
下の道を上ってくる人の姿あり。
目印に立てられている標柱の1本1本に『エビのしっぽ』がついてて、
ブラシみたいだな。( ´艸`)
青と白の景色の中に
赤いウェアが映える。
ふり返ると月山も鳥海山も見える、
という幸せ。💗
ここを下り始めて間もなく、捜索隊の方が一人歩いてきた。
そして、
「気を付けて 行ってきてきださいね。」
と、穏やかな口調で 声をかけてくださった。
「はい。ありがとうございます。」
と答えて先へ進む。
・・・やはり捜索に入ってるよう。
こんなのができていく過程を見てみたい。
大きな石の上に モコモコと。
ふり返ると朝日連峰が見える、
という幸せ。💗
4人のグループが下って来たと思ったら・・・
先頭と最後尾は捜索隊の人。
その間を歩いていた2人のうちの一人は、シュラフを抱えてうつむき加減の女性。
この人が救助を求めた人だな、とすぐに分かった。
( 翌日の新聞で見たら、入山は11月29日。
万が一に備えて 1週間分の食料を持って登っていたとのこと。
吹雪になったので、熊野岳避難小屋に避難していたらしい。)
今日は・・・視界良好。
風は強くないし、天気の急変もなさそう。
その分、日焼け・雪焼けしそう。(;^ω^)
紫外線に注意。
地蔵岳の方をふり返る。
ここからも 朝日連峰、月山、鳥海山。
この辺りからは・・・
自然の造形に・・・
ただただ見とれてしまっていた。
地蔵岳から熊野岳に向かう道では、
積雪は あまりなく、
たまに 吹き溜まりになってモフモフしていたり・・・
反対に 地面が少し見えていたり・・・
だったけど、
全体的に とても歩きやすかった。( もちろんツボ足 )
海の波のように見えてくる。
13時頃 熊野岳十字分岐に到着。
地蔵岳の方をふり返って見る。
さあ、反対側の景色は?
・・・③へ続く・・・