体験教室最終日が終了。
残念ながら 今年も
射位からは1本も中らず 終了となった。(;^ω^)
過去の
「感覚がほとんどつかめていない中で、なぜだかわからないけど中ってしまった1本」は、
静けさの中で的に矢が中った時の「タン!」という音の響きが嬉しかったけど・・・
今年の
「昨年より 少し感覚がわかってきた今年の『たくさんの外れ』」
は、
やっと少しずつ 自分の体の全体をイメージしながらできるようになって嬉しかった。
( かなりの ピンボケ・・・。(;^ω^) )
弓友会の方々から いろいろアドバイスいただいたくのだけど、
頭で理解しても それを実際にできないことがほとんど。
むずかしい・・・。
頭でアレコレ考えながら一生懸命にやるので、
雑念でいっぱいになってしまう上に
体のどこかに無駄な力が入ってしまう。
高校で弓道部だった息子が、
「 筋トレみたいなトレーニングはしないけど、
1本1本 心を『無』にする練習をする 」
って言ってたなぁ。
( モデルになって下さったYさん、
毎回 感覚的なアドバイス、ありがとうございます。)
「自分の体格に会った『射』と『礼』をする」
という会長さんのお話も心に残っている。
「射の基本」は同じだけど、
人それぞれ体格・骨格が違うから、
その人その人の「射」がある。
私は どんな射をしていたんだろうか。
( 動画を撮ってもらえば良かったかな。)
同じ人の射でも、
見ていて 美しいと感じたり 大きく伸びやかだと感じる時もあれば
そうでない時もある。
やっぱり
1本1本に向かう心の状態が 射に表れるんだな・・・。
そして、
毎回言われること。
・・・「重要なのは『呼吸』。
全ての動作は 呼吸とともに行う」
吸う=動作を起こす
吐く=動作をおさめる
・・・「一呼吸一動作」=『間』をとる
ゆったりした呼吸に合わせて動くと、
心が とても落ち着く。
慌ただしい日常生活の中で、
ゆっくり呼吸しながら なるべく心を無の状態にする時間をもつことは、
心身のバランスをとりながら過ごすのに大切なんじゃないだろうか。
( 今のところ、私の場合は『山歩き』でバランスをとっている。( ´艸`) )
帰り際、
矢入れの箱に書かれた言葉に目が留まった。
『反求』。
会長さんが
「『すべての物事の原因は自分の中にある』ってことですね。」
と おっしゃった。
『正射必中』の裏返しのような言葉。
「 正しい射をすれば 必ず中る。
中らないのは、自分に何か原因があるから 」
私が中らない原因。
まだ 正しい射の感覚がつかめていないことに加え、
雑念、睡眠不足、肩こり・・・と、いろいろ?! (;^ω^)
奥深い弓道。
また来年も参加させていただくことになりそうだな。(;^ω^)