THANKS TO YOU ! !

ふと目にとまったものや感じたことを写真と言葉で綴るBLUEの日記。

◆'18/09/28~29 鳥海山 御浜小屋1泊⑤…朝の景色を眺めながら歩く

 

「ザッ・・・ザッ・・・」

足早に小屋の前を歩いて行く足音で目が覚めた。
時間を見ると午前3時過ぎ。


山頂で日の出を見ようと登っていった人かな・・・
と思いながらウトウト。

次に目が覚めたのは5時頃。
もう空の色が変わり始めてる時間じゃないか!


もう少し早く起きて、空の色が変わっていくのを眺めたかったなぁ・・・
と思ったけど しかたない。( ノД`)

先に起きていたYさんが淹れて下さったコーヒーをいただき、
朝の景色を眺めに行く準備をした。

 

 

靴を履き、小屋の出入り口から外を見ると・・・

    f:id:pft78526:20181002183802j:plain
昨日ガスで見えなかった稲倉岳のシルエットがハッキリ。
その向こうには象潟の方と日本海。
そして 
うっすら朝焼けの空。

 

やった! 今日はキレイな空が見えそうだ!

 

 

小屋の出てすぐの景色。

f:id:pft78526:20181002183839j:plain

 

 

 

 

f:id:pft78526:20181002183843j:plain

 

 

 

雲海の向こうに顔を出しているのは・・・
左が秋田駒ヶ岳、右が岩手山だと 教えていただいた。

f:id:pft78526:20181002183845j:plain

 

 

 

山頂の方。

f:id:pft78526:20181002183848j:plain

 

時間とともに 空の色が どんどん変化していくので、
あっちを見たり こっちを見たり。

 

f:id:pft78526:20181002183851j:plain

 

 

 

トレラン装備の男性が 山頂の方へ駆けていった。

f:id:pft78526:20181002183853j:plain

 

 

 

月山も見える!

f:id:pft78526:20181002183856j:plain

 

 

 

鍋森。遠くに月山。

f:id:pft78526:20181002183902j:plain

 

 

私が のろのろしている間に、
Yさんは もうあんな所に。( ´艸`)
( 小さくて 姿が分かりづらいけど・・・)

f:id:pft78526:20181007141534j:plain

 

 

 

ふり返ると、
稲倉岳に朝日が当たり始めたところだった。

f:id:pft78526:20181002183908j:plain

 

 

日本海に目を移すと・・・

ん?

f:id:pft78526:20181002183911j:plain

 

 

島じゃないし・・・もしかして あれは・・・『影鳥海』?

f:id:pft78526:20181002183914j:plain

 

 

 

 

f:id:pft78526:20181002183918j:plain

 

 

やっぱり『影鳥海』だ。
感激! \(^o^)/

f:id:pft78526:20181002183920j:plain

季節で 日の出の位置も変わるから、
『影鳥海』の様子も変わっていくんだよな~。
この時期は こんなふうに見えるのかぁ。

 

 

 

幻想的な色の月山。

f:id:pft78526:20181002183923j:plain

 

 

 

朝日が当たり始めた月山森。
その向こうに見えるのは 葉山だろうか?

f:id:pft78526:20181007143408j:plain

    

 

 

 

Yさんに 影鳥海のことを知らせようと思ったら・・・
まだ あの場所に。

f:id:pft78526:20181002183928j:plain

 

 

Yさんのお気に入りの撮影ポイントなのかもしれない。( ´艸`)

f:id:pft78526:20181002183933j:plain

 

 

 

南側から雲がやって来た。
『ダイヤモンド鳥海』は 残念ながら見ることができないかな。(;^ω^)

f:id:pft78526:20181002183935j:plain

 

 

 

知らせに行くつもりが
あちらこちらで 立ち止まってばかりで なかなか進まない。

f:id:pft78526:20181002183939j:plain

 

空・景色が どんどん変化していくので、
どうしても 立ち止まって眺めてしまう。

f:id:pft78526:20181002183941j:plain

 

 

「 Yさ~ん! 日本海に影鳥海見えてますよ~!」

 

f:id:pft78526:20181002183944j:plain

 

でも、Yさんに そう言ってから気がついた。
Yさんは、こういう影鳥海をもう何度も何度も見ているんだろうな・・・と。

 

 

f:id:pft78526:20181002183947j:plain

 

 

 

鳥海湖に 空が映っていた。

f:id:pft78526:20181002183949j:plain

 

 

 

 

  f:id:pft78526:20181002183952j:plain

 

 

朝日連峰が 見えるじゃないか。
私は 今回行くのをやめたけど、天気はどうだったのかなぁ。

f:id:pft78526:20181002183956j:plain

 

 

 

新山の方が明るくなってきた。

   f:id:pft78526:20181002183959j:plain

 

 

 

光芒が見えてきたから、そろそろ太陽が見えてくるころか?

f:id:pft78526:20181002184003j:plain

 

 

 

西側を見ると、
こちらにも 光芒のようなのが見えた。

f:id:pft78526:20181002184005j:plain

そして・・・
あの 雲が光っているのは・・・

 

 

飛島の上に浮かんでる雲。

   f:id:pft78526:20181002184008j:plain

 

 

海面に、長い雲の 長い影が 映ってる。

f:id:pft78526:20181002184010j:plain

 

 

 

f:id:pft78526:20181002184013j:plain

 

 

 

むむっ、『ダイヤモンド鳥海』来るか?!

f:id:pft78526:20181002184016j:plain

・・・と期待したけど、
やはり 見えず。(;^ω^)

 

 

私が気になったのは こちら。

雲に伸びてくる朝日の光芒が見えたり・・・

f:id:pft78526:20181002184018j:plain

 

 

 

 海面に雲が映っていたり。

f:id:pft78526:20181002184021j:plain

 

 

 

 

f:id:pft78526:20181002184023j:plain

 

 

 

 

 

f:id:pft78526:20181002184034j:plain

 

 

 

f:id:pft78526:20181002184036j:plain

 

 

 

だんだん辺りが明るくなってきたので、
いったん小屋に戻ることにした。

 

 

鳥海湖に映っているのは どの雲なんだろう?
と 鳥海湖の上を見たけど、
どの雲なのか わからなかった。

f:id:pft78526:20181002184039j:plain

 

 

 

 

  f:id:pft78526:20181002184043j:plain

 

 

 

    f:id:pft78526:20181002184045j:plain

 

 

 

f:id:pft78526:20181002184051j:plain

 

 

 

 まだ咲いててくれたハクサンイチゲ。

   f:id:pft78526:20181002184054j:plain

 

 

 

 

   f:id:pft78526:20181002184057j:plain

 

 

 

f:id:pft78526:20181002184100j:plain

 

 

 

御浜小屋に戻る頃には、
秋田駒ヶ岳・岩手山の方の空の色は やさしい色合いに変わっていた。

f:id:pft78526:20181002184103j:plain

 

 

 

小屋の近くに 2人の女性がいた。
昨日、長坂道から鳥海湖の方へ下っていった方たちだった。
昨日は 吹浦コースから鳥海湖へ行ってきて大平山荘に宿泊。
今日は 山頂まで行ってくるという。

f:id:pft78526:20181002184243j:plain

 

 

 

 

f:id:pft78526:20181002184246j:plain

 

 

 

小屋に戻って朝食。

その後、
「私は用事があるので これで下山するけど、
 せっかくだから 笙ヶ岳までのんびり歩いてから下山したら?」
と言って、Yさんは下山していった。


そうしよう!
前回笙ヶ岳に行ったときは ガスで何も見えなかったから、
今日は 笙ヶ岳一峰からの景色をのんびり楽しんでから下山しよう。


笙ヶ岳からは、御浜に戻らず、池塘のそばを通って賽の河原の方へ出て
そのまま下山しようと思い、
大きなザックを背負って 御浜小屋を出た。

f:id:pft78526:20181002184517j:plain

 

 

天気は下り坂。
笙ヶ岳で のんびり景色を楽しんだら、
天気が崩れる前に下山しよう。

f:id:pft78526:20181002184521j:plain

 

でも・・・
まだ朝の早い時間。

笙ヶ岳まで ゆっくり歩いて 一峰からの景色をのんびり楽しんだとしても
昼前には 鉾立に着いてしまう。

せっかくなので、
御田ヶ原分岐から鳥海湖の方へまわってから笙ヶ岳に行こうか。

 

・・・と、
7時過ぎ、御田ヶ原の方へ向かって歩き出した。

f:id:pft78526:20181002184526j:plain

 

 

 

朝の光の中の景色を眺めることができて嬉しくて・・・

f:id:pft78526:20181002184529j:plain

 

 

 

やはり のんびりゆっくり歩きに。

f:id:pft78526:20181002184532j:plain

 

 

 

朝日の当たった月山森。

f:id:pft78526:20181002184541j:plain

 

 

 

 

f:id:pft78526:20181002184544j:plain

 

 

 

御浜小屋の方をふり返ると、登山者が 次々とやってくるのが見えた。
鉾立を5時過ぎに出発してきたんだろうな。

f:id:pft78526:20181002184546j:plain

 

 

 

f:id:pft78526:20181002184552j:plain

 

 

 

 

    f:id:pft78526:20181002184549j:plain

 

 

 

立ち止まりながら ゆっくり歩く私を、
登山者たちが 追い越していく。

f:id:pft78526:20181002184554j:plain

 

 

 

みなさん、おそらく山頂まで行く方たちだけど、
私は 鳥海湖をまわって 笙ヶ岳に行って 下山だから、
ゆっくりでいいんだ。( ´艸`)

f:id:pft78526:20181002184557j:plain

 あの鳥海湖のそばの木道を歩いて・・・
長坂道に上がって・・・
向こうの笙ヶ岳まで。
今日は、一峰から庄内平野を一望できるぞ。
見下ろせば 万助小舎も見えるはず。

 

 

 

f:id:pft78526:20181002184559j:plain

 

 

 

これから咲こうとしているハクサンイチゲも。

    f:id:pft78526:20181002184603j:plain

 

 

オブジェのよう。

  f:id:pft78526:20181002184611j:plain

 

 

 

ついつい撮ってしまう ハクサンシャジンの種さや。

   f:id:pft78526:20181002184614j:plain

 

 

 

f:id:pft78526:20181002184616j:plain

 

 

 

 

     f:id:pft78526:20181002184621j:plain

 

 

う~ん。なんて贅沢な時間。( ´艸`)

f:id:pft78526:20181002184624j:plain

 

 

 

こんなふうに陽の当たった千畳ヶ原、
Yさんからも見ていただきたかったなぁ。

f:id:pft78526:20181002184627j:plain

 

 

 

後ろから賑やかにおしゃべりしながら来た3人組。
「やっべ~。キレイすぎる!」
と男性の方。

f:id:pft78526:20181002184629j:plain

 

 

 

2人の女性のうちの一人、この方と ちょっとお話。

f:id:pft78526:20181002184631j:plain

 

「私、出身は滋賀なんですけど、今は神奈川に住んでて。
 前から 夜行バスに乗って 月山とかに来てたんですよ。」
 

帽子もウェアもザックも青。
私と同じように 青が好きなんだな。( ´艸`)

 

 

f:id:pft78526:20181002184637j:plain

 

 

 

若者3人組が歩いて行った後、
さらにまた一人、歩いて行った。

f:id:pft78526:20181002184645j:plain

 

 

北側の景色も眺めてみる。

 

うわ~!

f:id:pft78526:20181002184648j:plain

 

 

 

 

f:id:pft78526:20181002184651j:plain

 

 

 

そして また こっち。
黄金色に色づいた庄内平野。

f:id:pft78526:20181002184653j:plain

 

 

 

これは、コメバツガザクラの実だろうか?

   f:id:pft78526:20181002184658j:plain

 

 

 

あ、あの青の方がいた。( ´艸`)

f:id:pft78526:20181002184701j:plain

 

 

 

そうそう、私も あります。
同行者から ついつい遅れてしまうので、
「撮って、走って・・・撮って、急いで歩いて・・・」の繰り返し。( ´艸`)

f:id:pft78526:20181002184704j:plain

 

 

 

御田ヶ原分岐に到着。
ふり返ると 次々にやってくる登山者の姿が見えた。

f:id:pft78526:20181002184709j:plain

さあ、ここから私は 鳥海湖の方へ。

 


・・・のはずだったが?!

 

              ・・・⑥へ続く・・・