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ふと目にとまったものや感じたことを写真と言葉で綴るBLUEの日記。

◆'18/09/16 鳥海山…鉾立よりグルッと②…御浜~笙ヶ岳~鳥海湖

 

小屋の向こう側にまわっていくと、
白いガスが 視界にド~ンと入ってきた。

 
 鳥海湖には ガスだけでなく青空も映っていたけど、
山頂の方も、千畳ヶ原の方も、笙ヶ岳の方も、ガス。

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 う~ん・・
どこまで行こうか。どこを歩こうか。

 

 

「遠くの景色を眺めながら 外輪を下ってきたい」と 前から思っていたから、
ガスはかかってるけど、千蛇谷~山頂~外輪・・・と歩こうか。
あるいは 外輪~山頂を往復しようか。

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向こうのガスが晴れれば、
「千畳ヶ原を歩きたい」という気持ちもあるんだな。

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 でも、ガスで真っ白だしな・・・。

 

 

 山頂の方へ向かっていく人たちの後ろ姿を見ながら
なかなか決められない私。

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上には青空がある。
その下を ガスがドンドン流れている。

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うう・・・どうしよう・・・。(>_<)

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 外輪を下って来たい気持ちもあるし・・・

 

 

千畳ヶ原を歩きたい気持ちもある・・・。

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うむ。「ずうっとガスで真っ白」ってことは無さそう。

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ガスがかかったり晴れたり・・・の繰り返しだな。

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よしっ! 行こう!

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・・・と私が歩き出したのは、
山頂へ向かう道でなく、長坂道。

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君も応援してくれる?

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鳥海湖のそばを通って・・・
千畳ヶ原を歩いて・・・
幸治郎沢を登って・・・
河原宿で休憩して・・・
そこから湯ノ台コースを登って・・・
外輪を下って・・・
ぐるっと周回しようと思うんだ!(笑)

 

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( お返事は ありませんでした。(;^ω^) ) 

 

 

できるなら ガスが晴れてほしいけど、

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ガスのかかった山の景色も好きなんだなぁ・・・

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 と 景色を眺めながら歩く。

 

 

そして・・・
足元の可愛いものたちも眺めながら歩く。

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まだ咲いていたハクサンイチゲに
キュン。( ´艸`)

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ここから 鳥海湖の方へ木道を下るよ。

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・・・と、
鳥海湖の方から歩いてきた人が。

滝ノ小屋口からスタートし、
河原宿→幸治郎沢→千畳ヶ原→鳥海湖→御浜→千蛇谷→新山→七高山→湯ノ台コース
・・・と周回し、滝ノ小屋に17:30まで戻るのだという。

「わ~! 昨年 そのコース、逆回りで周回しました~!
  今日は 鉾立からの周回の予定なんです!」
と思わず言ってしまった私。
他の人に話しながら、「ぐるっと周回、歩くぞ~!」と自分に言い聞かせる。

 

 

少し歩いてふり返ると、
さっきまでガスで見えなかった笙ヶ岳が見えるじゃないか!

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 笙ヶ岳にも行きたい気持ちがあったけど・・・

今日は ただでさえ時間のかかるコース。


笙ヶ岳には そのうちまた行こう!・・・と、鳥海湖の方へ。

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でも、ふり返った時に 笙ヶ岳へ向かう人の姿が見えると
気持ちがグラグラ。

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千畳ヶ原や幸治郎沢が晴れてるうちに歩こうか。

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やっぱり こっちかな。

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 と、木道を 鳥海湖の方へ進むと・・・
向こうからカップルがやって来た。

この時間に鳥海湖のそばを歩いてきたということは、
どこから歩いてきて どっちへ行くんだろう?と思い、訊ねてみると・・・
昨晩は万助小舎へ泊まり、
今日は 笙ヶ岳に登って 長坂道を下っていくのだという。

 ・・・若いのに、そういうコースで歩くということは、
   けっこうあちらこちらを歩いている人たちなんだろうな・・・。

 

爽やかな笑顔と素敵な雰囲気のお二人が笙ヶ岳に向かっていくのを見ていたら、
やっぱり私も笙ヶ岳に行きたくなった!
( 優柔不断な私。)

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 これから歩くコースと時間を考えてみて、
笙ヶ岳に行ってきてもなんとか大丈夫そうだった。

 

 

よし、行こう! 

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 笙ヶ岳三峰を登り始めたところで 千畳ヶ原の方に目を向けると
朝日が差し込んだ辺りに 木道が白く光って見えた。

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ふり返って見る。

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 シャンプーハットをかぶってるみたいな山頂。

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 千畳ヶ原と幸治郎沢の方は まだ晴れてるな。
このまま 晴れててくれ~。

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 それにしても・・・
朝の陽の光がつくり出す景色の、なんて素敵なこと!

 

 

泡風呂に潜って 頭だけ出してる山頂。

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扇子森の辺りには、
その山頂を目指す人たちの姿が。

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うわっ!
千畳ヶ原に ガスが上がってきたではないか。(゚Д゚;)!

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 あそこを通る時には晴れますように!

 

 

笙ヶ岳まで行くと、いつもは あの道を歩いていって下山するんだけど、
今日は 外輪を下って そのまま鉾立へ・・・かな。

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 遅くまで雪渓が残ってた斜面の草は まだ緑色。
夏と秋が同居。

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 モワモワンと、陽の光で輝く雲に包まれていく。

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!!!!!

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笙ヶ岳一峰に到着したけど・・・

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いつもの場所から見下ろすと、
残念ながら 万助小舎の赤い屋根は ガスの中だった。
タイミング悪かったな。(;^ω^)

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先に到着して休憩していた 仙台からの爽やかカップルと少しお話。
・・・大好きな朝日連峰には、年に1度は必ず行くこと。
・・・狐穴小屋がオススメで、三方境あたりから眺める夕日がきれいなこと。
などを話して下さった。

お二人の笑顔と雰囲気に、心がホッコリ。( ´艸`)

 

 

 

笙ヶ岳に登って あとは下山するだけなら、
コーヒー&スイーツでまったりしながら ガスが晴れるのを待つところだけど・・・
今日は 欲張りロングコースの予定なので、
お二人に挨拶して サッサと笙ヶ岳一峰を後にする。

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笙ヶ岳三峰まで来たところで 10時のおやつタイム。

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( 今日は お腹がすくのが早いな。(;^ω^) )

 

 

頭上には 青空。
これから ドンドン青空が広がりますように!

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スイーツ食べて ホッとしたところで
三峰から下る。

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ガスの中から顔を出してる鍋森、ズーム。

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 ふり返ると、さっきまでガスガスだった笙ヶ岳が スッキリ見えていた。( ノД`)
・・・仕方ない。 

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岩峰を越えると・・・

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 吹浦コースとの分岐が見えました。
分岐の辺りで休憩中の人たちの姿が。

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陽の光が当たって 山肌の凹凸がハッキリ見えるのが面白くて・・・

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同じような写真を何枚も撮ってしまう。

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 さ、今度こそ 鳥海湖の方へ行きますよ~!

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 あらら、下からガスが上がって来たではないか。

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うわ~っ。

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 今日の鳥海湖は どんな感じ?

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水が すいぶん少なくなって・・・
雪渓が無くなって 鳥海湖に流れ込む水音も聞こえなくなっていた。

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ちょっと寂しいな。 

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鳥海湖に別れを告げ・・・

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今度は 千畳ヶ原へ向かう。

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・・・と、


おやっ?!

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鳶ではないか。 

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これが イヌワシだったらなぁ~。
( 鳶に失礼?(;^ω^) )

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 さあ、千畳ヶ原の草紅葉の進み具合は どんな感じかな。
家の近くから見える千畳ヶ原付近は、ずいぶん色が変わって来てるように見えたけど。

 

 

                                   ・・・③へ続く・・・