山頂の鏡池には・・・
これは『コウホネ』?
神社を参拝し、
駐車場の方へと向かう。
鏡池の反対側にまわって 本殿をパチリ。
この根は・・・
このブナのもの。
樹齢100年以上は経っているんだろうな。
もっともっとかな。
駐車場のそばの古道へ入る。
車道を横切って。
荒沢寺へと続く道。
このまま進むと 荒沢寺の方へ行くけど、
私は ここから右へ入って・・・
南谷の方へ。
草木が生い茂った道。
あまり人が通らない こんな道を独りで行くのは ちょっとドキドキするけれど・・・
同時に ワクワクもする。
落ち葉でフカフカなところは
やっぱり 走りたくなってしまう。
足裏から伝わる感覚を楽しみつつ
ゆっくり走る。
STOP!
ここにも。
道の真ん中にも。
ややっ!
どろどろ・ぐじゃぐじゃ!
大丈夫だと思って足を置いたところも どろどろ・ぐじゃぐじゃ!
NEW SHOESが あっという間にドロドロ・ぐじゃぐじゃに・・・。(;^ω^)
熊鈴を持っていなかったので 歌いながら下っていくと・・・
目の前に 白装束の人たちが現れて ビックリ!
スタート時、私の前に随神門をくぐった方たちだった。
あの方たちは もしかしたら荒沢寺まで行くのかもしれないな。
左に曲がる道を下っていくと
南谷のあずまやが見えてきた。
ここに刻まれているのは・・・
『 有難や 雪をかほらす 南谷 』
南谷を過ぎてすぐの所。
大雨で流されてきた土砂?
ふり返って見る。
昔の人たちがここを歩いている様子を想像してみたりしながら行く。
一部、道を水が流れているところがあったけど、
大丈夫。
三ノ坂の手前に合流。
ここからは 石段を下る。
下りでも たくさんの参拝客とすれ違った。
「すみません。ピンクの服を着た女の子と、その子より小さい男の子、
見ませんでしたか?」
と、背中に もっと小さな子をおんぶした若い母親に訊ねられたり・・・
「すみませ~ん。山頂まで、あとどれくらいありますかぁ?
山頂だと思ったところが 山頂じゃなかったんで。」
と、疲れた表情の彼女をなだめながら登ってきた若い男性に訊ねられたり・・・
なんと、昨年同じ職場だった方(旦那さんと息子さんと登ってきた)と
お会いしたり。
二ノ坂を下り始めてすぐのところで、パチリ。
ずっと遠くに見えるのは、もしかして 飛島なのでは?
みな それぞれ、
石段を登りながら 自分と向き合っているのかもしれない。
キラキラ陽が差し込む一ノ坂。
現在、特別に中を拝観できる五重塔。
入り口付近には やはり順番待ちの列ができていた。
祓川を渡って 滝を観に。
滝も、ずっと眺めていても飽きないものの一つ。
15時過ぎ、随神門に戻った。
今日は 参拝客が多くて賑やかだったけど、
それでも 羽黒山石段には 静かな雰囲気?があるなぁと感じた。
杉並木や石段の石が醸し出す雰囲気なのだろうか。
老朽化による建て替えため、大鳥居が取り外されている。
いつもなら、赤い大鳥居の中に 向こうの荒倉山が見えるんだけど。
羽黒山。
石段も 南谷の方をまわる道も、
やっぱり 他の山とは違う雰囲気が感じられるなぁと思った。
春夏秋冬、いつ来ても 良い。
歩くと元気になれる場所の一つ。
また行こう。