この日の鳥海湖は、 こんなふう!
空が映る水面ではなく、細かなさざ波模様。
向こうに群生してるのは 何の花かな。
雪渓は 小さく小さくなってる。
次に来た時には、もう無くなってるだろうな。
大きな雪渓が残っていた時には、
雪解け水が鳥海湖に流れ込む音が響いていたんだけどな。
ふり返って見る。
ピンぼけだけど、
コバイケイソウの実。
今年 アサギマダラが少なかったのは、
この花が少なかったから?
ボコボコした山肌を眺めるたびに、
鳥海山の火山活動が活発で 溶岩が流れた頃があったんだなぁ・・・と思う。
木道は、長坂道の方へと登っていく。
笙ヶ岳が 近くなってきた。
笙ヶ岳の東側斜面と 鍋森との鞍部。
その向こうに庄内平野。
ふり返って見る。
鳥海湖が見えなくなった。
誰かが割ってみたのかな?
ニッコウキスゲの種さやから 黒くて小さな種が こぼれている。
長坂道に合流。
ここから 笙ヶ岳へ向かう。
毎度撮ってしまう岩。
オヤマリンドウのつぼみが あちらこちらに。
この青紫色も、
秋が近づいてきたことを知らせてくれるものの一つ。
笙ヶ岳三峰の上から 下りで歩く道を眺める。
岩峰と三峰との鞍部にある細い道を西側に行き・・・
稲倉岳が見える方へ進む。
歩いてきた方をふり返って見る。
見えづらいけど、
向こうの斜面に 鳥海湖から続く木道も 細く見えている。
笙ヶ岳三峰からは なだらかな道。
二峰、一峰・・・と、少しずつ標高を下げていく。
ぐるっと眺めの良い景色。
あちらこちらを眺めながら のんびり歩く。
日本海上に見えているのは 飛島。
1か月前にこの辺りに残っていた雪渓は
すっかり無くなっている。
笙ヶ岳一峰に到着。
南東側を見下ろすと・・・
見えた! 万助小舎の赤い屋根。
眼下に広がる庄内平野。
残念ながら 月山など遠くの山々はガスの中。
内陸の方にも雲。
この風景も、
火山活動によるものなのかな。
さて、景色を眺めながら 休憩にしよう。
じゃ~ん!
いつものコンビニに行ったら 特製あんぱんの隣りに
デニッシュ生地のたい焼きを発見して 買ってみた。
この中に たっぷり粒あんが?
パクリ。
・・・(ー_ー)!!・・・
ナント、中身は・・・
期待した粒あんじゃなく、シーチキンだった! ( ノД`)
( たい焼きの中身がシーチキンだなんて 想定外。)
迷って こっちも買ってきておいて良かった!
シーチキン入りたい焼きを半分残して、
あんぱんをパクパク。
景色を眺め・・・
お腹も満足したところで・・・
下山開始。
少しずつ 草が黄色く色づき始めている。
こっちは 緑がいっぱいだけど、
よーく見ると
千畳ヶ原の辺りも 少し黄色っぽくなってきてるな。
ボコボコ ヒダヒダ・・・
山の様子に見とれる。
ふり返って見る。
こんな景色を眺めながら のんびり歩く時間・・・
大好きなんだな。
何度も何度も 立ち止まっては
遠くの景色を眺めたり・・・
ふり返って見たり・・・
足元の植物たちを眺めたり・・・。
ゴツゴツした石がいっぱいのところは
遅くまで雪渓が残ってたところ。
もう草が黄色っぽくなり始めたところもあるのに
夏の花が咲いているところもある。
長坂道での「花の向こうに山頂」の写真は 撮ったことがあるけど、
「ゴツゴツ石の向こうに山頂」は 初めてかも。( ´艸`)
手前の黄色っぽい草。
笙ヶ岳の東斜面の黄緑。
月山森西側の濃い緑。
その向こうの空色~水色。
さらに向こうの雲の白~灰色。
ふり返って見る。
山頂の方、ズーム。
山頂神社や小屋も見える。
さあ、三峰を下ったら 向こうへいくよ。
湿地の中の細い踏み跡のような道を進み・・・
池塘のあるところへ。
残念ながら この日は
青空が映る池塘でなく、曇り空が映る池塘。
たくさんいたカエルたちは、
どこへ行ったんだろう?
池塘を過ぎると
再び山頂の方が見えてきた。
吹浦コースが見えた。
ここを下って 吹浦コースを横切って・・・
左奥に小さく見えている象潟コースの賽の河原へ合流。
地図では破線になっていて ハッキリした道が無い。
ガスがかかってる時には わかりづらい。
石とアオノツガザクラの組み合わせ、いいなぁ。
ポツポツ、わずかに残っていたウサギギク。
ふり返って見る。
右奥の池塘のある方から来た。
『河原宿』の標示の方へ。
小さな沢を渡渉。
赤リボンあるところから
今度は 向こうの象潟コースの賽の河原へ。
ついこの間まで雪渓が残っていたところ。
道がハッキリしないので、
踏み跡らしきところや石の上を歩いたり
かすかに石に残る矢印を見て進んだり。
途中 ふり返って見る。
ニッコウキスゲも ポツポツと。
象潟コースに合流し、
今下って来た方をふり返って見る。
さあ、鉾立へ。
今まで気づかなかった。
賽の河原から鉾立までは ほとんど写真を撮らずに下った。
14:10 鉾立に到着。
山に登ろうかどうかも迷った日だったけど、
やっぱり山を歩いてよかった! \(^o^)/
花の少ない時期だったけど、
秋の気配を感じた山歩きになった。
これから山は、少しずつ紅葉していくんだな・・・。